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April 4, 2020
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1894年、英領香港でペストが発生。各国は調査団を派遣した。そして「一人の日本人と一人のフランス人の細菌学者がペスト菌パストゥ―レラ・ペスティスを発見した」(WH・マクニール著『疫病と世界史』)

 

◆感染の危険を顧みず、謎の伝染病の解明に挑んだ研究者たちの「調査研究のそれに基づいてとられた公衆衛生上の措置が無かったならば」、死亡者は6世紀の東ローマ帝国や14世紀の欧州におけるペスト禍も「影が薄くなるほどのものだったのであろう」(同)という

 

◆この「日本人」とは近代日本医学の父・北里柴三郎。ドイツ留学中、細菌学の祖・コッホに師事した北里は、破傷風菌の純粋培養に成功。菌の毒素を弱毒化する抗毒素(抗体)を発見し、免疫抗体を用いた画期的な血清療法を確立する

 

◆ノーベル生理学・医学賞受賞者の大村智さんは、北里の業績を「バイオテクノロジーの到来を予見し」「現在の抗体医薬へと繋がり、ゲノム創薬と連動する」ことで「新しい医薬品の開発へと発展している」と仰ぐ(山崎光夫著『北里柴三郎』解説)

 

◆新型コロナウイルスが猖獗(しょうけつ)を極める。感染症脅威から人類るため、研究者には治療薬ワクチンの開発に一層の奮闘をお願いしたい。ちなみに2024年度に刷新される千円札の肖像は北里柴三郎だ。

 

 

【北斗七星】公明新聞2020.4.3






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Last updated  April 22, 2020 12:33:13 PM
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