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カテゴリ:池田先生の指導
乗り越えれば必ず仏に 三障四魔は成仏への関門です。ここを乗り越えれば必ず仏になれる。 だからこそ「賢者はよろこび愚者は退くこれなり」なのです。 反対に言えば、三障四魔は「創価学会の信心」は、初代会長の牧口先生以来、障魔を恐れず、不惜身命、死身弘法の戦いを貫き通してきたからこそ、確立されたのです。 このことを永遠に忘れてはなりません。 ◇ 創価の父・牧口先生が「魔が起こるか起らないかで信者と行者の区別が分かる」と指導されたことは有名です。 「自分の一個のために信仰している小善生活の人には決して起こらない。之に反して菩薩行という大善生活をやれば必ず魔が起こる。起ることを以て行者と知るべきである」とも指導されました。 三障四魔は自他共の無明の発動です。自他共の法性を開く菩薩行を行うゆえに、必ず障魔が競い起こる。 牧口先生は、さらに、「進んで魔の働きを駆り出して」いくことを教えられています。 魔を駆り出して克服することで、信仰を深め、無量の功徳を積み、変毒為薬を実現し、最高の幸福境涯を確立することができる――これが牧口先生の指導です。 そして、その覚悟のままに大難にあわれ、魔と戦い抜く創価の信心を残されました。 戸田先生もまた、「三類の強敵と戦い抜き、三障四魔を段破していくなかに、真の大利益・人間革命の真髄がある」ことを身をもって示されました。そして、いかなる大難に遭おうとも、「これが魔だ!」と見破れば、あとは勇気百倍して乗り切れると、繰り返し指導されました。 そして、戸田先生は、三類の強敵が必ず出現することを断言されていた。 「これができると、私もうれしいと思うが、みなさんもうれしいと思ってもらいたい。そのときこそ、敢然と戦おうではないか」――こう、私たちに呼びかけられたのです。
(『勝利の経典「御書」に学ぶ』第13巻) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 21, 2020 03:54:14 AM
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