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October 20, 2022
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カテゴリ:医学

もらったものを思い切って処分

精神科医・産業医  井上 智介

部屋の環境

繊細さんは、刺激に対するアンテナが敏感なので、少しの刺激にも反応します。それは視界や触覚などの刺激だけでなく、その場の空気や雰囲気も同じです。繁華街や満員電車のような刺激の多い場所では、気分が悪くなったり、人一倍しんどくなります。だからこそ、そのつらさを癒す場所となる自分の部屋の環境は、とても大切なのです。

しかし、繊細さんの中にはうまく工夫ができずに、自分の部屋なのに落ちつかないという悩みを抱えている人もいます。その原因の一つとして、他人からもらったもので溢れかえっていることがあります。

これは、必要がないと分かっていても、プレゼントしてくれた人の気持ちに共感して、「勝手に処分したら悪いよなぁ……」と罪悪感を感じることで起こります。例えば、むかしもらった置物や趣味の合わない洋服などが、何年もそのままなんてことはよくあります。ただ、自分がリラックスできる部屋を作るのに、他人の価値観がたくさん含まれた空間は適していません。そのため、思い切って処分する必要があります。

その処分の判断は、もらったもの自体をパッと目にした時、どのような気持ちになるかを基準にしてください。いくら使っていなくても、見るだけで心が温まるようなものであれば、そのまま置いておきましょう。一方で、特に何も感じないようであれば、思い切って処分してください。

また、繊細さんは部屋の白色灯をまぶしく感じて落ち着かないこともあります。その時は、夜だけでも暖色系のライトで過ごしたり、思い切ってキャンドルを利用しるのもお勧めです。生まれつき刺激を受けやすい繊細さんだからこそ、まずはできるところから、自分で自分を癒せる空間に変えておきましょう。

 

 

【元気になれる「繊細さんの生活術」▷3◁】公明新聞2021.8.19






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Last updated  October 20, 2022 06:10:27 AM
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