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カテゴリ:本・マンガ・アニメ(未分類)
収まるところに収まった感じ。
アダーが新しい星に移り住むことに拘り、その拘りが新しい土地に連れて行く民や生き物を破壊しかねない行動(ポポが一寸法師のように見えましたよ)を取るところがアダーが目的のためには手段を選ばないところはあってもその目的に対しては純粋で、ただの悪(ゲームではただの悪者のように見えるけど)ではないことを反って印象付けたように思いました。(でも何故新しい星に拘っていたのでしょうね。タンポポが種を飛ばして子孫と生育地を増やすような感じなのかな?一度更地にして新しい世界を作っても良いのにと思ったけど肥が足りないのだろうか?) しかしあの小さかったセランが羽化?していきなりポポやソーマより大きくなってしまって時も(繭を作った時に成虫?になるだろうとは思ったけど)驚きましたが、女神としてポポを守り、最後には人柱のようにアダーと旅立つことを選ぶとは・・・ 世界に命が戻り、ムシキングやかつての敵や友は去り、母の元に返ったポポの元にパムが自分の意思を持って(嫁に?)やってくるのは新しい世代が世界を作っていくことを感じさせます。 父も母も何もかも失ったソーマ、物語の中で一番かわいそうであった彼が最後に母?と再会できたのも良かったです。 登場時はポポより見た目も何もかも優れていたのに何だかいつも良い目を見ることが無かったような感じで。そういう役どころだから仕方ないけど。 ソーマの母って、母であり女であり自分の運命を受け入れていて、それでもソーマを大切に思う気持ちから迷ったりと、良い意味でも悪い意味でも母だったなあと思いました。この二人にはもう一度母子として幸せになって欲しいです。 始まったころはムシキングカードのイメージがあったために完全に小さなお子様向けだとばかり思っていたのですが物語が進むにつれて意外に重たいテーマを持たせたものだなあと。 いつまでも幼稚園の子が見るようなもん見てるなあと最初は笑っていたのですが最後は私の方が夕飯の支度が止まってしまうほどでしたから。 一貫して「生きてこそ」ですね。あの歌、透明感がなんとも好きでした。 ポポたちには、生きて、生きぬいて、新しい世界を作っていってもらいたいですね。 最後には記憶喪失なチビキングが帰ってきます。まあそれまでもチビキングにはムシキングの記憶があるんだかないんだか今ひとつわからないままでしたが・・・ 最近、うちの子供が見ているもう少し大きい子ども向けのアニメがあまりにも・・・だったためムシキングはとっても楽しめました。 こうしてみると色々苦悩したソーマのほうが主人公だったのかな?ポポもゲームの方のポポに比べるとずいぶん違います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年03月29日 20時41分45秒
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