1678206 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

からまつそう

からまつそう

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

サイド自由欄

日記/記事の投稿

コメント新着

mkd5569@ Re:春生まれのアゲハ(07/04) おはようございます。 11月のご挨拶 ア…
わに庭@ Re:春生まれのアゲハ(07/04) すっかりご無沙汰してますが、お元気です…
mkd5569@ Re:ニキビ治療で皮膚科に通う娘のために…(03/21) おはようございます。 マスクをしていると…
yamahusa@ Re[1]:アゲハ蛹(09/23) 藍麦。さん いえいえ、お気になさらず。 …
藍麦。@ Re:アゲハ蛹(09/23) あららごめんなさい。 >小さいのでも…

お気に入りブログ

2024 SBIホールディ… mkd5569さん

旧:無菌室育ち 入り江わにさん
おぼろ二次元日記 おぼろ.さん
よろず屋の猫 ☆mamさん
◆◇黒衣の貴婦人の徒… なぎさ美緒さん

バックナンバー

2024年06月
2024年05月
2024年04月
2024年03月
2024年02月

カテゴリ

キーワードサーチ

▼キーワード検索

フリーページ

2007年09月13日
XML
カテゴリ:アニメ
駅向こうの子どもたちのうわさでは、古い空間のもっとも深い部分には危険なイリーガルが住んでいるそうです。 

迷子の京子を探しに上ったデパート屋上。肝心な時に使えない地図。
古い電脳空間が近くにあると地図がうまく表示されないことを思い出すヤサコ。
駅向こうの街に電脳霧が広がっていた。
そこにヤサコを呼び出す「迷子のお呼び出し」が…
迷子で呼び出された恥ずかしさや幼い頃の迷子話を持ち出されたことから母の車に乗らないとヤサコ。
「探したいものもあるから、後で一人で帰る」ぷんぷん出ていくヤサコ。
「ちょっと待って!優子」
「私6年生よ!ちゃんと帰れるもん」
それを傍で聞いていた少年「ユウコだと?」

迷わないと言ったのもつかの間、直ぐに迷子になるヤサコ。
犬を散歩している老人と子どもの姿。「生犬」を珍しがるヤサコ。

祖父の葬式の時のことを思い出すヤサコ。
「優子、どこに行くんだい?」メガバアに聞かれ「うんち~」というところはさすが京子の姉。

「その後あの人と会ったんだわ」4423。ほっぺにチュー。
「何だっけ?あの時もっと大事なことがあった気がする」

通りゃんせのメロディーが流れる横断歩道。そこに、駐車場にいた少年。
「おい!お前。お前ユウコって名前か?…分かってるんだぞ!お前、第三小の天沢勇子だな」
少年が仲間と三人で言いがかり。
「第一小の者だ。最近俺たちの縄張りを荒らしてるようだな…キラバグを出せ」
レンガブロックで逃げるヤサコ。

行く手は橋のない用水路。逃げ場はない。
「どうしよう?」
「こっち、こっち!」とブロック塀の中から現れた少年に引っ張り込まれる。

ヤサコたちが見えない三人。ホッとして慌ててヤサコを掴んでいた手を放す少年。
「ごめんね、急にこんなことして」と頬を赤らめる。
お礼を言うヤサコ。そこはメガネをかけていると見えなくなる場所。地面には暗号。
「あなた暗号屋?」
否定する少年。どうやらイサコが残していったものらしい。

道に迷ったと言うヤサコにどこまで行きたいのと少年。
「大黒駅」
「え?」そこは駅とは目と鼻の先。
「本当に方向音痴なんだね…ぼくタケル。第一小の6年」
「私優子。三小の6年よ。ヤサコって呼ばれてる」
「へえ。ヤサコ、ヤサコか。ぼくもそう呼んでいい?」
「もちろん!」
「ヤ、ヤサコ!駅まで送ってあげるよ」頬を染め、そっぽを向きながら言うタケル。

お地蔵さんが祭られ、田圃の広がる風景。昔からこんな風景だったのか尋ねるヤサコに多分とタケル。
「やっぱり来たことある」
走り出すヤサコ。行き先は…木の傍に立つ祠。
「私変なこと言ってるかもしれないけれど、多分、小さい頃、この辺で迷子になったのそして…」

走るデンスケ。木の傍の祠。鳥居の続く階段。4423。デンスケを抱いて逃げる自分。

何かがあった。思い出したい。でも思い出せない。
一緒に探そうとタケル。
「この辺は僕の方が詳しいから一緒に探せば見つかるかもしれない」
ヤサコが探しているのは、石の階段があってその上にずっと鳥居が続いてる場所。
「もしかして…あそこかも!」走り出すタケル。

あちこち走り、着いたところは鳥居の続いている石の階段。
「きっとここだわ」階段を走って登るヤサコ。
「待って、ヤサコ。止まって!」止まらないヤサコにタケルも駆け出す。
「危ない!」ヤサコの腕を掴むタケル。足元を小石か何かが滑り落ちて行く音。
階段が向きを変えた所に大きな穴が開いている!立ち入り禁止。解体中の神社。
ヤサコが探す神社は階段が曲がらずにまっすぐ伸びていた。ここは違う場所。

ひわた公園。腰かけアイスを食べる二人。
「私の勘違いなのかな?蟻でも自分が行く場所を分かってる。でも私は見つけられない。何か惨めな気持ちだわ」
「そこで何があったか知らないけどさ、本当にあったのならきっと見つかるよ」
「本当にあったかどうかも分からなくなってきちゃった」
「否、きっと本当にあったんだと思うよ。少なくともこんなに見つけたいと思って言るヤサコの気持ちは本物だろ?
だったらその気持ちで探せば何かきっと見つかると思うよ。本当の何かが」
「あなた、良い人ね」
「え!」焦るタケル
「変な連中から助けてくれたし鳥居を探すの手伝ってくれるし。男の子は皆あなたみたいだったら良いのに」
「そんなこと、ないよ。ほら!行こうよ」照れるタケシ。「うん!」

街のあちこちを回る二人。
「その場所で何があったの?」
「一言では言えないかな」
「ふうん。良いことだったみたいだね」小さな神社の祠の前に座る二人
「良いことだけじゃなかったかもしれない」
「怖いこと?悲しいこと?」
「どうだったかなあ?その両方だったかも。でもこれだけ探しても無いんじゃ実在しない場所だったかもね。夢とか」と立ち上がるヤサコ。
「もしかしたら、本当に実在しない場所かもしれない。でも夢でもなかったかもしれない」
「どういうこと?」
「その時メガネをかけてなかった?…もしかしてそれはメガネでしか見えない場所なんじゃ?」
「メガネでしか見えない?そんな場所あるの?」
「古い空間さ」

古い空間にもいろんなバージョンがある。中には現実世界と時差があって本当はとっくになくなった物が見えたりする。
もしそこが古い空間にあるとしたら急いで見つけなければならない。

「さっちーだよ。こっち側には滅多に来なかったけど、この一週間でよく見かけるようになったんだ」
ヤサコのいる三小の近くには毎日のようにさっちーが現れ、古い空間はほとんどない。
サッチーより早く見つけなければ…

「イマーゴが使えるといいんだけどなあ」
イマーゴは古い空間を見つけるメガネの超能力。
「都市伝説だけどね。メガネをかけると不思議な声や感覚を感じ取る…」
「でもイマーゴは…」
その時、きゅーちゃんが!
「大黒市は何であんなに古い空間を消そうとするんだろう?」
「古い空間にはいろんな噂があるから。電脳ナビを誤作動させたり、去年は子どももそれで死んだって。それにしてもあんなに一度に見たのは初めてだ」
まずいなとタケル。本格的に古い空間を潰しに来たかもしれない。
「早く見つけないと、今日にも消されてしまうかもしれない」
とはいっても当てもなく探しても見つからない。
その時ヤサコが何かに引かれるように歩き始めた。
「私、聞こえるの」

「あの後、あの人と別れた後…」
デンスケを抱き歩くヤサコ。さっきも通った場所。木の傍に立つ祠。
「私は帰り道が分からなくなって、何かに出会った。あれは今から思えば…イリーガルだわ」
「そんな昔にイリーガルと?」
「多分。でもうまく思い出せない。あの時、何が起こったか」

祠の石仏の後ろにいる人型のイリーガル。幼いヤサコに話しかけるが何を言ってるのかはっきりしない。
祠から出るイリーガル。

「何かを探していた。何かを探して、私とおんなじ迷子になってた。タケル君の言う通りだわ。あのイリーガルがいた場所も、階段鳥居も、古い空間だわ!
あそこで何が起こったの?」はっと走り出すヤサコ。追いかけるタケル
「あの時と同じ。この先にあるわ!」
ヤサコの向かう先に霧が。驚くタケル。
「さっきの話。イマーゴの。たぶん私、それかも知れない」
今までも何度かあった。ひそひそ言う声が聞こえて…
「すごい!…どんなふうに聞こえるの?」興奮気味なタケル。

イリーガルと並んで歩く幼いヤサコ。鈴のような音。
「私、デンスケを探しに来て道に迷っちゃったの。お家に帰る道、知らない?」
「知らない」
「あなたは何を探しているの?」
「…」
「え?」

青ざめるヤサコを心配するタケル。
「どうしたの?」
「思い出したわ!あの黒い生き物が探していたもの」

「…に、さん」
「兄さん?」
「4423。探している」

「何故、4423を?」
その時きゅーちゃんが現れ、古い空間を消去し始めた。
「もう間に合わない!」
「思い出せない。後ちょっと。後ちょっとなのに…」

神社で出会った4423。赤いネクタイ。半ズボン。
地面に枝を使って書いた4423、その手に大きな赤い傷。

4423と腰かけている時、背後に現れた大きな黒いもの。闇?
「早く逃げるんだ!ヤサコ。逃げろ!」

ヤサコを追いかける黒いもの。
きゅーちゃんに消されていく古い空間に呆然と向うヤサコ。止めるタケル。
「行くな!ヤサコ」
「止めないで、きっとあの先にあの場所が…」
連結して古い空間をどんどん消していくきゅーちゃん。
「早くここを出るんだ!」手を引くタケル。
きゅーちゃんが去った後、今まで道が見えていた場所に家や塀が現れ、道が無くなる。

立ち止まって息を切らせる二人。
「大丈夫?何か思い出せた?」
「ううん。あんなの現実なわけがない。きっと小さい時に見た夢だったんだわ」
「あなたこそ、何であんなに止めたの?」
きゅーちゃんに更新される前の地図を出すタケル。
「古い空間にいろんなバージョンがある話、したよね。これがさっきの場所のバージョンなんだ」
そこに出たのはバージョン5.19
「5.20以上の古いバージョンなら霧が出るくらいなんだけど、それ以下のバージョンはヤバいらしいんだ」
「ヤバイ?ヤバいってどんな?」
「あくまで都市伝説の話なんだけど、あんまり深いところまで行くと戻ってこれなくなるって」
「戻ってこれなくなる?」
「そう、生身の身体と電脳の身体がずれて、やがて、魂ごとあっちに連れて行かれてしまうんだって」
「連れて行かれるって、何に?」
「僕も良くは知らないけれど、もし、君が本当に古い空間を見つけられるならひとつ教えておいてあげる。
これも都市伝説なんだけど、ヤバい空間で絶対守らなきゃならないルールがある。
新しい空間に戻るまで、絶対にメガネを外さないこと。もし電脳の身体がずれた時に外すと、二度と戻れなくなるって」
「そんなの作り話よ」
「きっとそうだね。でも都市伝説ではそのまま意識不明になっちゃった子とか死んだ子もいるって」

大黒駅高架下。
「色々助けてくれてありがとう!」
「僕の方こそ楽しかったよ。大変だったけど」
「ごめん」微笑む二人。
「きっと、まだどこかにあるよ。思い出の場所」
「うん。じゃあ、また会えるといいね」
にこっと笑って走り出すタケル。駅向こうで「もう、迷うなよ~」
「うん、さよなら」

家に着くころにはすっかり夜に。やっぱり迷子になったんでしょうと母。知らないとヤサコ。

金沢で担任だった石田先生からマユミちゃんが北海道に引っ越すからと連絡があったと母。
「優子と仲良かったからってわざわざ連絡くださったのよ」聞いているヤサコはどこか浮かない顔。
メモを渡す母。

湯船につかるヤサコ。
「不思議な男の子だったなあ。でもお陰でちょっとだけ思いだせたわ。あのイリーガル、それに4423。本当に現実だったのかしら?」

幼い頃の日記を引っ張りだすヤサコ。
そこに4423の文字と黒い何かが書かれている
「これも夢の記憶を書いたのかな?それとも…」

校舎完成記念式典の幕がかかった建物。駅の傍、電話をかけるタケル。

「うん、うん。あの空間にはなかった。それより偶然面白い子と知り合ったんだ。うん。イマーゴの子どもだと思う。そう、あのカンナって子と同じに」

タケルは何者?そしてタケルの話していた相手は?

次回、第16話「イサコの病室」
玉子は猫目と知り合い?ミゼットは何を探っているのか?
そしてイサコがヤサコに…
--------------------------------------

タケル、ヤサコに赤くなっていました。初対面なのにすごく親切ですよね。
でも相手が分らない電話でヤサコのことをイマーゴの子と呼んでいました。
ヤサコから何かを感じて一緒についてきてくれたのでしょうか?そればかりではないと思いますが…
都市伝説と前置きしつつ話したり電脳空間に詳しそうなところが猫目のようでした。
今後タケルも絡んでくるのかな?





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2007年09月13日 13時11分13秒
コメント(2) | コメントを書く
[アニメ] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.