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2010年02月24日
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カテゴリ:アニメ
襲いかかるグリードの爪を剣で止めるブラッドレイ
頭の中に残る仲間達の姿に苛まれるグリードだが
「何でお前が?キング・ブラッドレイが出てくるんだ?お前!俺のもんに何をした!?」
緊張した面持ちで見つめる夫人
二人を睨むセリムの影から触手が…
「強欲か…捨てる事を知らず過去を貪る愚か者めが!」
夫人が落としたカップの割れる音を契機に合間を取る二人
身軽なグリードに凄まじいスピードで剣を繰り出すブラッドレイ
硬化した体で折れる刃先
剣を蹴りあげ避けるグリード
剣はそのままに先にグリードを捕え剣の飛んでいく方向に放り投げるブラッドレイ
落ちてきた剣を再び掴み仰向いたグリードの両手を踏みつけ首を薙ぐ
迷いのない流れるような動きで…
咄嗟に首を硬化させたグリードは剣が叩きつけられた瞬間ブラッドレイがかつての仲間達やランファンに手をかけた様子を思い出す
折れた剣にブラッドレイの目が行った隙に窓ガラスを割り外へと逃げるグリード
そこに駆けつけた使用人が警備がグリードを止められなかった事を詫びるが、相当の手練だとブラッドレイ
不満気な顔をし触手を引っ込めるセリム

父親に隠居と家督譲渡を迫るアームストロング少将
家督は息子であるアームストロング少佐に渡すと言う父だったが、そこに少佐が現れると二人で戦い勝った方に家督を譲ると…
剣を抜く姉にシャツを脱ぎ拳構える弟
激しい戦いの中、平然と旅に出る準備をする父・母・妹
鞄に札束を詰め込み、行き先は食べ物がおいしいと言うシンへ…
姉に投げ飛ばされ引きずり戻される弟が参ったと床を叩くが…待ったなしの姉
絞められ剣を当てられた弟が殺す気ですか?と問えば今頃気づいたか?と姉
姉に殺されそうな兄に頑張ってねと手を振る末の妹は二人への土産を両親に相談しながら邸を出発する
噴水に投げ込まれ引きずり戻され…最後に暖炉に突っ込んだ弟に決まりだなと剣を収め家督の全てを貰い受けると宣言する姉
最近軍上層部と懇意にしている姉に何故かと問う弟
自分の目で見て判断していると姉
見た結果父達を人質に取られぬ様国外に出したのかと問う弟
ニヤリとし「敗者は去れ!この館は私のモノだ」と部屋を出る姉

アメストリスの東端の街に到着したメイはエンヴィーが入った瓶を抱えとぼとぼと歩く
メイに声をかけた街の人達はメイが一人で歩いて砂漠を越えシンに帰ると聞きカンパを募ったり一晩ゆっくりしていく様にと温かく接する
街の人達の優しさに涙を零すメイに気づいたエンヴィーはこの街の人達を見捨てるのかと囁く
セントラルにはこんな死に損ないのホムンクルスではなく本当の不老不死の法を知る事が出来、この街の人達も助ける事が出来るかもしれないと…
これから国に帰るお前には関係ない話だと呷る
やり残した事があるとセントラルに向かうメイ
セントラルに戻れば、賢者の石さえあれば…ほくそ笑むエンヴィー

アイキャッチ(アームストロング姉弟、ブラッドレイ(ラース)とリン(グリード))

CM

アイキャッチ(ピアスを手にした白コートのエド)

以前怪我をしたランファンとメイを匿った隠れ家に着くエド達
ここにアルがいるのか尋ねるハインケル
俺には手に取る様に分かると自信満々なエドだが…誰もいない!
宛てにならない兄貴だと殴るゴリさん
北から必死に逃げてきてこれかよ…とぼやいたハインケル何かを感じ取り銃を構える
灯りを消すゴリさん
そこに近づき倒れ込んだのは…リン!?それともグリード?
途端に腹が鳴る音がし「腹…減った」
「リンだ…」

凄い勢いで缶詰めをかき込み人心地ついたと礼を言うリン
非常食が空だと鞄を振って見せるゴリさん
エドと同行してきた二人を仲間か問うリンにゴリさんと紹介してダリウスだと突っ込まれるエド
自ら名乗るハインケルは元軍人だが訳ありでエドと行動していると話す
リンを何者だと問うゴリさんに説明に困るエドだが自らホムンクルスだと名乗るリン
そんな軽く…と突っ込むエド
驚きながらも本当か問うゴリさん
そもそも何故こんな所にいるのか?とエド
グリードがホムンクルス組と縁を切った時の動揺に乗じて主導権を取り返したと話すリン
セントラル付近で隠れられる場所を探してここに…と様子がおかしくなるリン
どうしたと聞くエドにグリードが出てくると堪える
意識を保てと頭を叩くエドの手を聞け!と押さえ、セントラルの地下にいるお父様が来るべきその日に扉を開けるとリン。
そこにエド達兄弟が飛び込めば二人とも元の体に戻れるんじゃないか?と…
しかし扉を開けるためには通行料が…
ハッとするエド
お父様は何のために扉を開けるのか?
来るべきその日…扉を開けるのに決まった日があるのか?
苦しそうにグリードを押さえながらランファンに伝言を渡したか尋ねるリンにアルが渡してきたと答えるエド
今は何処にいるか分からないがランファンは無事だと聞き、良かったとホッとした顔になるが…済まないここまでだ
リンを詰り、余計な事をペラペラと…と顔を上げたのはグリード
銃を構えるハインケルに止めとけと制し出て行こうとするグリード
見逃すのか?と驚くエド
リンが言った通り、ホムンクルスと縁を切ったと言うのは本当の事
記憶が混乱しブラッドレイを襲ってしまったため、戻ったら何をされるかわからないと一人きままに生きていく事にしたグリード
仲間にならないかと誘うエド
これまでの仲間の姿が浮かぶグリードだが、この世の全てが自分のモノ、手下になると言うならつるんでやってもイイと言い立ち去る
じっと見つめるエド

仲間…体内に沢山の魂があるのに一人なんて…と考えるグリードにエド達と仲間になればイイだろうと話しかけるリン
でなければ…リンに体を返しシンの皇帝になればその虚しさを埋めてやると誘うリン
しかし一国の王では小さいとグリード
どうせなら世界の王になるのはどうだと…
そこにリン!と追いかけてくるエド
「グリードだ」と訂正するグリードに「面倒臭いからグリリン!」と怒らせるエドだが
「手下になってやるよ!グリリン」
「はあ?」
「俺様がお前の手下になるつってんだよ。イコール、俺にくっついているキメラのおっさん達もお前の手下」
「「はあ!?何勝手に決めてんだ!調子に乗るな!この豆!チビ!カス!」」
とエドをボコボコにするハインケルとゴリさん
足跡だらけになったエド
「大体よ、軍の狗になるって決めた時点でプライドも糞も無えんだ!今更尻尾を振るくらい屁でも無え。それに感情に任せてチャンスと情報を失う訳には行かないだろう?千載一遇のチャンスをよお!」
ハッとするグリード

「愚かだなあ。そうやって激情に任せて貴重な情報を失うか?」

以前のグリードが言っていた事を思い出し笑いだすグリード
「面白しれえ!俺の部下になるって事は日蔭者だぞ?後悔すんなよ!」
「舐めんな!後悔する事にかけちゃあ一家言持ちだぜ!」
「「何だそりゃあ?」」突っ込むゴリさんとハインケル
「決まりだ。じゃお前らも部下だな」
「ああ、もう勝手にしろ!」
「飯食わしてくれたら誰でもイイヤ」
「オメエら、何のキメラよ?」
「ゴリラだ」
「ライオン!」
「へえ~!カッコイイじゃん」

ふとポケットの中を探るエド
そこにはウインリィから預かったピアスが…
ウインリィにもアルにもしばらく会えそうにないと満月を見上げるエド「来るべきその日。か」

ダブリス
肉屋にはイズミを訪ねて軍人が…
何度も来られては仕事にならないとメイスン
そこに電話が…客の注文に対応するメイスンにまた来ると言い店を出る軍人
たまには客として来て下さいと嫌味を言うメイスン
軍人が店を出たのを確認しアルとホーエンハイムから伝言があると伝える

ノースシティ近郊
そいつは大掛かりな事だと公衆電話で話すのはシグ
分かったと電話を切り
「約束の日か…」

ブリッグズ山に響く機関銃の音
本部への連絡を乞う銃を打つ兵士
襲撃者ありと通報する通信士
ドラクマかどうかは不明、兵力は1名
何者だ?と問う本部
通信使の前に飛び込んでくる人影
怯える通信士から受話器を取りあげ
「主婦だ!」
と答えるイズミ

「謎の女による山岳警備兵襲撃…20年ほど前の事件と同じだな」マイルズ
「たった一人に全滅とは、アームストロング少将が帰ったら殺されますなあ」バッカニア
二人を監獄に捕えられたイズミが迎える
「黒メガネそり込みイシュバール系とモヒカン巨漢の軍人さん。話に聞いた通りだわ。あなた達が出てくるのを待っていたのよ」ニヤリイズミ
「貴様何者だ?」
「だから、通りすがりの主婦ですよ。アルからの伝言を持って来たね」
顔を見合わせるマイルズとバッカニアに人払いを願い出るイズミ

ノースシティ郊外
アルからの伝言を伝えるファルマン
「約束の日。だそうです」

イーストシティ・グラマン邸
「ほお!約束の日。それはちょうどいい。面白くなって来たね」グラマン

東方司令部・射撃場
伏せた状態で的に向かって構えるレベッカに背後から近づき声をかけるグラマン
腕を褒めつつセクハラ
怒鳴りつけるレベッカに戦場で隙を見せちゃいかんよと笑い、リザと仲が良かった事を確認する

セントラル
リザの元を訪れるレベッカ
ドラクマとの戦闘で北方司令軍との合同演習が伸びたと話すレベッカ
場所を変え東でやる事になったと大総統から聞いたとリザ
大佐の次は大総統…私にもセントラルのイイ男を紹介してよ!と睨むレベッカにとブラックハヤテ号を「はい。イイ男」と出すリザ
ハヤテ号を抱きかかえお前のご主人は冷血だケチだと喚くレベッカ
「今に見てなさいよ!イイ男見つけて寿退社してやるんだから!!」と沢山の買い物袋を持ったレベッカが汽車に向かう
ハイハイ頑張ってと見送るリザ
思い出したように振り返ったレベッカはハボックによろしくと…
了解と手を振るリザはクウンと鳴くハヤテ号の首輪につけられたメモに気づく
「ハボック少尉にくれぐれもよろしく。か」

病院にハボックを尋ねるリザ
体の状態が落ちついたら東部の病院に移ろうと思うと話すハボック
ちゃんとしたお見舞いを持ってくればよかったと鞄を探り差し入れだと煙草を差し出すリザ
ありがたいと受け取るハボックにレベッカも心配していたと伝えるリザ
大佐が来たらよろしく言っておいてと病室を去る

箱から煙草を1本抜き取り「ですってさ、大佐」とカーテンが引かれた隣のベッドに向かって話しかけるハボック
溜息をつきカーテンを開けるロイに隠れる事無いのに…とハボック
お互い監視される身だと睨むロイ
うめ~と一服し付き合いませんかと箱を差し出すハボック
断り立ちあがるロイに、まあ1本と差し出されたのはメモを巻いたもの

EDが流れだす

メモを手に歩くロイ
(年を越して来春。約束のその日。北も東も動く)

錬成陣の描かれた紙を挟んで話すアルとホーエンハイム
配給所でロゼを手伝うウインリィ
街の復興を手伝うキメラの男達とヨキ
雪山の小屋に向かうイズミとシグ
マイルズとバッカニアに地図らしきものを示し説明するファルマン
パンを咥え走るブレダ
銃を抱えるフュリー
銃の手入れをするリザ
汽車で東部に向かうらしい車イスに乗ったハボック
幹部席につく少将
・・・に筋肉を誇る少佐
砂漠を歩くスカーとマルコー
セントラルに向かうメイとシャオメイとエンヴィー
グリードについて行くエド、ゴリさん、ハインケル
エド
セントラル
お父様の前に集うラース、プライド、グラトニー、スロウス

メモを手に歩くロイ
手から離されたメモがハラリと舞った瞬間指を鳴らすと炎を上がり燃え尽きる


第45話
-約束の日-


年を越えて春
人々の決意
少年は思いを胸に虎の穴を目指す

次回、第46話「迫る影」

離れていても心は通じている
進み続けている限り


エンドカードはアームストロング姉、弟、末妹。
弟に刃を当てる姉と兄に頑張ってと手を振る妹








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最終更新日  2010年02月24日 11時01分11秒
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