加太 真鯛 久々のロクマル でもスミイチ
懲りずに相棒と加太に行ってまいりました。またまた悔しい釣果となってしまいました。「8月の末から9月の半ばまでは深場でデカイのんが釣れますよ!いっぱつ大物狙いで頑張ってきて下さい!」っと釣行前にたいのすけさんより情報を頂戴しており、勝手に思いっきり期待しての釣行でした。今日は4人の乗り合い。私と相棒はいつも通り左右の艫席に分かれ、左ミヨシには名人S氏。南からの風で終始下り潮。船は左前からナカトに向かって流れるようでミヨシにS氏が座っているので前で全部取られてしまうのでは?と心配しながらのスタートになりました。ポイントは先日チャリコを沢山上げたウワテからのスタート。周りを見渡すと他には釣り船は無く、我船頭得意の大物狙いみちのくひとり旅。一流し目は何のアタリも無く、静かな立ち上がりでした。ほんの少し嫌な予感が・・しかし二流し目、ミヨシ席のS氏が大きいのを掛けられたようで竿が豪快に曲がっている。少し短めの柔らかい竿で釣ってられたのでどんな大物が上がってくるのか?羨ましく横目で観戦し誘いを続けていると私の仕掛けにもアタリが。上手く追いかけてきてくれて竿先が小刻みにおじぎをするがなかなか反転しない。十数回誘い上げたところでやっと反転し竿先が大きくおじぎしてくれた。と同時にリールから糸がジージーと出て行く!来た~!!!大物やん!!!重みが竿に乗り久しぶりの感触!その間にS氏がようやくタモ入れされたようだ。60cm強の立派な真鯛。私も慎重に慎重にやり取りしてやっとの事で仕掛けを手に。水面に浮かんできたのはS氏と同じくらいの60cm超えのベッピンさん。8本針の上から4本目に掛かっていてなんと下アゴの歯の裏側に針が掛かっていた。よく取り込めたものだ。三流し目に入り、ふっと前を見るとまたまたS氏の竿が曲がっている。私といえば先ほどの真鯛を釣った際に仕掛けが絡まってしまい"ひとりお祭り”で四苦八苦。朝の地合いをモノにしなければと焦れば焦るほどお祭りが解けない。仕方なく2本のエダスを切断しとりあえず6本針で再スタート。S氏は無事取り込みされて50cmほどの良い型の真鯛。船頭の仕掛けを上げなさい!のラッパが鳴り、リールを巻き上げようとしたところにまたアタリが!だが今回はちょっと追いかけてきてすぐに放されてしまった。その後は潮が緩みだしアタリが遠のいてしまい。太刀魚らしきアタリは有るが真鯛のアタリは全く無くなってしまった。ポイントを変えてカメガサキに。潮が動いてない・・仕掛けが絡まって上がってくる・・またウワテに逆戻り。こちらも潮が動かず、カメガサキとウワテを行ったり来たり。さすがの船頭も堪りかねてようやく小さな船団の有るコマサキへ。ここでも全くアタリが無く黙々と誘い続けた。ふっと隣の船を見ると何処かで見た事のある個性的な二人組みが。春ピカの昔ヘラ師さんとドラミちゃんだった。大きく手を振ってくれた。次の流しの際に春ピカが通り過ぎる時昔ヘラ師さんが身振り手振りでドラミちゃんがデカイのを釣ったというジェスチャー。それを見て、よし!頑張らねば!っと気合を入れ直すがその後もアタリが無く空回り。残り時間が僅かになってきたところで相棒に待望の真鯛が。56cmの良型だった。無事ボウズを免れほっとした。時刻は10時を回って他の船がそろそろ帰り支度しているので、我船もタイムアップかと思っていたところにこれで最後と思われるアタリが。底から15回ほど巻き上げたところでのアタリ。なかなか突っ込んでくれない「入れ!入れ!」っとつい声を出してしまった。かなり巻き上げたところでようやく反転!よっしゃ~っと思った瞬間「プツッ」っと針から外れてしまった・・何とも情けない限りでした。10時20分頃納竿。スミイチという悲しい結果となりました。竿頭はS氏の2枚。弟船で絶好調女師Hさんが65cmを筆頭に4枚の釣果だったようだ。この4枚も朝一番に立て続けに釣れて後半は全くだったらしい。近々に行かれる予定の有る方、朝一番に集中して下さいね!久しぶりのロクマルで嬉しかったがもう2・3枚釣れれば最高だったのだが・・でも釣りは本当におもろいですな!懲りずに続けまひょう!!