加太 真鯛 鰤
昨日、懲りずに加太へ行ってきました。満席の8名で、左ミヨシにK師匠、胴に私、艫に名人Nさん、他5名。北東風で左舷ミヨシからの潮入りで釣座は悪くない。ハリダシからのスタートで一流し目にいきなりNさんの新調されたムーチングロッドが大きく曲がってる。50cmほどの良型真鯛が上がってきた。流石名人芸!潮下にもかかわらず、見事な先制点!すぐに左舷三番目の人にもチャリコ。二流し目に私の竿にも魚信が!上手く反転してくれて45cmを無事ゲット。ひと安心で今日はいけるかも???潮上のK師匠より先に釣れてしまい、爆釣ムード??ところがどっこい、すぐに師匠の竿が弧を描いているではないか・・しっかり獲り込みされ、左舷は仲良く一枚ずつ。しかしそれからが想定外のドラマが・・想定通り??すぐさまK師匠が二枚目を掛け、三枚目・・4枚目・・ターボエンジンが掛かってしまい、止まらない・・ついに五枚目ゲット・・私と言えば小さいアタリは出せるのだが、針に乗せる事ができない。ツンッ!という擬似餌を触るような小さなアタリばかりで、追いかけてきてくれない。8時過ぎ、眠気が出てきたので、いつもの如く“メガシャキ”を一気飲みして気合を入れ直す。ここの所、こいつに嵌っていて、これを飲むと不思議に釣れだす事が・・すると予定通り魚信が!10回ほど巻いて仕掛けを降ろすが、仕掛けが落ちない。落ち込みアタリ!すぐにクラッチを戻して糸ふけを取ろうとした瞬間!一気に竿先が突っ込みドラッグがジッジッ~~っと滑り、止める事が出来ない。30メートルほど突っ込まれてようやく落ち着いてドラグを強めに締め直す。間違いなく青物の引きみたいで、巻けども巻けどもドラグが滑る。今日は3号通しの仕掛けなので、無理は出来ない。船頭もラッパを鳴らし、他の方の仕掛けを上げさせ横に来てくれ、“メジロやな~3号やからゆっくりやれよ!”といってくれた。どれくらいの時間が経過したのか正確には解らないが、10分以上格闘していたのだろうか?貴重な時合いの最中だったので、早く上げなければ!と焦るが、あと10mくらいからがなかなか上がってこない。ようやくサルカンが見えてきて船頭が仕掛けをつかみ獲り込みしてくれ、K師匠がタモ入れして下さった。無事に獲り込みでき、なんと上がってきたのは88cmの鰤!初の鰤をゲットできてテンションが上がるが、その後はほとんどアタリを出せない。先ほどの鰤との格闘で左腕がパンパンに張っている。隣のK師匠は渋いアタリを上手に捉えてポツポツと追加されている。ここで苦肉の策で、細仕掛けに変えてみた。エダス2号、金針5号。前日におすぎさんから“K師匠の潮下やったらこれでやって下さい!”っと直伝頂いており、急遽作成して持参したものだ。潮止まり寸前、細仕掛けが功を奏して久しぶりの魚信!何とかフッキングしたが、チャリコ君みたいでビンビン跳ねられてあっさりバラシ・・その後、ナカトシタやらウチノマエ辺りにポイント移動したが、魚の気配を感じず、11時頃に終了のラッパが。弟舟のほうもあまり思わしくない釣果だったようで、釣果情報に載せる写真に私の一枚の真鯛と鰤が・・K師匠の8枚の真鯛の画像と一緒に載せられるのは辛いものが有りました。K師匠は11回のアタリがあり、その内8枚を獲り込まれたそうです。私は10回ほどのアタリで2枚、バラシ2回。その他のアタリは針に乗せる事が出来なかった。いつの日か、この差は埋める事は出来るのでしょうか????前回の釣行で、少しは加太の厳しい冬の釣りが解ってきたような気がしてたが、それほど甘くは無かったようだ・・次回頑張ります!にほんブログ村