「すでに世界は恐慌に突入した」
デリバティブとドルはあと数年で崩壊する!!
船井幸雄 朝倉慶 ビジネス社
<これからの数年は「超プロ」の時代―すでに恐慌だから「プロ」でも難しいー>
<円高で、為替仕組債が破裂(破綻流出へ)>
<ドル暴落・円高の流れは時間の問題>
・とにかく驚くベきデリバティブ汚染が日本中に蔓延しているのです。
・なんと日本では、10自治体、総額4670億円が仕組み債に汚染されているのです。これらは円高によって、ほぼ100%近く、大損する運命にあるのです。昨年から問題になった大阪産業大学や駒沢大学、経団連、慶応義塾大学などの多額の損失は、主に豪ドルとの契約でおきていることです。
・大阪府は1050億円の仕組み債で調達、後に想定の為替ラインになれば、金利はその契約で結ばれた上限である10%に達してしまいます。
・パワー・リバース・ディアル・カレンシー(PRDC)債、これは日本中で売られている為替仕組み債券ですが、まさに騙しのテクニックを駆使したような商品構成になっています。
<すべては、日本国民から巨大な金融資産を巻き上げるための施策>
・慶応義塾大学の365億円の損失はすでに報道されています。同大学は今後は資産運用の路線を転換、仕組み債は凍結しました。
・早稲田大学は、昨年度の決算で28億円の損失、現在は評価損は81億円。
・問題は、揃いも揃って全ての大学、経団連地方自治体、地方銀行、幼稚園までが円安に賭けるのですか?
・全ては、人を信じやすい日本人の特性。また、今の金融の本当の姿を知らない金融機関のトップ、監督機関のトップにも問題があると思います。
・デリバティブ商品はポーカーです。丁半ばくちです。これを東大から幼稚園までお人好しで、ポーカー下手な日本人がやっているわけで、この金取りゲームの総はがしの敗者が日本人の大集団なのです。悲劇はそれらをやっている日本人が、自分が丁半ばくちをやっていることがわからなくて、実はやっている。そして損をしているという事実です。東大や早稲田、慶応義塾大学まで騙されるのだから仕方がない、という問題ではありません。今の資本主義というシステム、その行きついたところが、我々が意識もしないうちに丁半ばくちに引き込まれていく、ということが大問題なのです。
<西洋式人類独尊から日本的万類共尊へ>
・要は我々日本人は、その本質は肉体ではなく魂であり、本当に大事なのは「この世」ではなく「あの世」を故郷としているのを知っていることといえるのです。日本の書物では「大本神諭」や「日月神示」に、外国の書物ではスウェーデンボルグやエドガー・ケイシーの書物などに「この世」と「あの世」の関係が明確に述べられています。
「すでに世界は恐慌に突入した」
デリバティブとドルはあと数年で崩壊する!!
船井幸雄 朝倉慶 ビジネス社
(・デリバティブにしても、現在でも金融危機は、完全に過ぎたといえないそうです!?
・お人好しでポーカー下手な日本人にとってデリバティブ取引は過酷な世界のようです!?
・慶応義塾大学225億円、駒沢大学150億円、神奈川歯科大学88億円、大阪産業大学60億円 ・・・・これらはデリバティブ取引の損失の氷山の一角で、「日本人の投資下手」、「投資リテラシー」が疑われ、「教養・知識の中枢」にしては情けないことだそうです!?)
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最終更新日
2012.05.10 07:56:24
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