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釣り師の酒蔵

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2006.03.12
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カテゴリ:投げ釣りこぼれ話
あ~大物かかったのに、ハリスが切れた~。
なんて経験はしたくないけれど、食いが渋いからハリス落とすか。なんて細いハリスに変えてみる事はやられている。ハリスが細い方が食いがよい、と一般に信じられているが本当にそうなのか。東大水産学部の黒鯛(チヌ)を用いた研究で、クロダイはやはりハリスというか糸を認識しているそうである。釣り人の感覚が客観的にも証明されたわけである。

そうすると、細くて強度のあるハリスが欲しい、となるのは釣り人の性というもの。ところが、これが至難なのである。「ついに登場、高強度ライン」、「結束強度大幅アップ」などの広告(ズバリ書くと不具合がありそうなので、それらしい言葉を並べてます)を見ると、「いったいどのくらい強くなったの」と思うのは自分だけではないと思う。同じ会社の製品なら、何となく高い方が強いんじゃないか、と漠然とした思いで見たりするのだが。(材質の問題もあるし)。

不思議なのは、通常ハリスの号数だけで強度が表示されていない事である。ボビン巻きの安い糸の場合には表示されている事があるのに。この号数表示、日本だけの使用のようで(ナイロンで1号0.165mm、昔は重さで表現)、強度と全く関係ない。平均○kgあるいは△Lbとか表示があれば比較が簡単なのに。

号数表示が日本独自なら海外はどうなのだろう。糸の強度と太さが表示されているのだろうか。この方が合理的と思うのだが...





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Last updated  2006.03.12 12:04:50
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