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叔父が急逝した。
まあ、少し前に一度倒れたという話は聞いていたし もう年齢的にも昭和ひと桁の生まれの方だったので 実はあまり驚かなかったのだけど 山奥の古い古い家で、誰に助けを求めることも出来ずに 苦しみながら、誰に看取られることもなく ひっそりと息を引き取ったのかと思うと ちょっと、悲しくなって、なんとなく、申し訳なくも思った。 父の実家はもともとものすごく山奥のそれもかなり貧乏な家で 叔父もわずかな畑を耕したりしてほとんど自給自足的な生活をしていた人で ずいぶんと世間も知らなくて 30年くらい、いやもっと長い年数が そこだけ止まっているかのような生活をしていた。 地元の高校と東京の大学を両方とも夜学ながら出て、それなりに人並みに生きてきた父は その一家にずいぶんと頼られていて、何かにつけてはちょくちょく行ってたのだけど おいら自身は社会人になってからは、全く行くこともなく 最後に行ったのは祖父の葬式でもう7~8年以上前かもしれない。 おいらにとっては従兄であるその家の一人息子は 今は家を出て働いてはいるものの、やはりちょっと世間知らずというか しっかりしてなくて、お金の使い方も判ってない人なので結構貧乏だったりするらしく お葬式を出せるお金すら十分には無さそうだし、喪主をつとめられそうもないので 父はずっとそっちにかかりきりになるらしい。 またしばらく忙しくなりそうな予感。 おいら的にこの三連休は、 もともとは 土曜日は卓球の講習会の予定だったけどまあおいらは顔だせば良いくらいで 日曜日はお伊勢様の夜祭りで獅子舞を舞うくらいの予定だし 月曜日はほぼフリー、みたいな感じなので ちょっと小さい仕事が残ってる卓球協会の仕事と 本格的にやばくなってきている会社の仕事を片付けつつ 学校の練習にもたまには顔をだそうかなあとか そんな程度の予定だったのだけど 残念ながらまだ終わっていないおいらの実家の稲刈りを一人でやらなきゃいけないし (まあもともと父にやらせようとしてたおいらもおいらだが) ていうかそもそもお通夜だの火葬だのお葬式だのだし そんなわけで、のんびり片付けようと思ってた卓球の仕事を 3畳足らずの事務局でやってて、さっき終わったところ。 西の空にはあんぱんみたいな半月より少し太った月が重そうに落ちていって 天頂には木星が、秋の宙を支配するかのように燦然と輝いている。 いろいろ、考えることもありながら さっきコンビニで買ったビールを飲み干して とりあえず、寝よう... お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.10.08 01:16:19
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