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かりゆき日記

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2013.03.02
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カテゴリ:カテゴリなし
レ・ミゼラブルが映画化。

昔々小学生のころ、NHKの深夜で
イギリスかどこかのテレビ局が作ったレ・ミゼのドラマを
読者家の姉が頑張ってみていたのを半分寝ながら一緒になんとなく見ていて
この話はなんとなく頭に入っていたりして

大好きなアン・ハサウェイも出てるし、それでオスカーも取ったし
つーか、おいらはそもそもロンドンミュージカルが大好きなので
ロンドンのオリジナルキャストのフルバージョンのCD持ってたりするし

てか四半世紀前に流れてたこのCMがいまだに大好きだったり
(てかまあ、斉藤由貴が好きなので)

その斉藤由貴がアニメのレ・ミゼをやったときに主題歌とエンディングを歌ったことに
実は結構感動して、アニメもこそこそチェックしてて
ま、子供向けに、若干残酷なシーンが変更されているものの
(ファンテーヌが娼婦までにはならない、ジャベールは自殺しない、ガブローシュは助かるとか)
結構原作に忠実に作られていて、
あんなに可愛い萌絵要素満載のコゼットが虐げられるこのアニメを
日曜日夜7時半に流していいのかとか
そしてエポニーヌもだいたい原作通りの扱い
最初はあれだけど結局最後はかわいそうだとかで、
結局ほぼ全話見てしまったとか


ま、何はともあれ、
おいらはレ・ミゼが大好きなのだ。
レ・ミゼには、おいらのいろんな大好きが詰まっているのだ。
で、これは映画館で見なくちゃいけない映画だと思いながら
全然行かなくて、いくらロングランしてるとはいえ、そろそろやばいだろう、と

今さらながら、見てきた。

ミュージカルは世界中で長年演じられていて
海外や国内のテレビでも何回もドラマ化されていて
数年前にBSでアニメ化されてたときも、キャラクターの衣装とかまで
それらをきちんと踏襲していて、
ま、映画もそうだろうな、と思っていたら、
やはし、そうで、
衣装をぱっと見ただけでも、それが誰だか判るくらいな感じで

歌はもミュージカルソングの中でも1、2を争うくらい有名で
おいらでも英詞で結構歌える歌が多い。

そういう意味では、普通に映画を見るわくわく感、ドキドキ感は
ちょっと薄いというかなんつーか、かもだったけど、
もちろんそれは当り前で、
しかしながら、2時間超、という時間をまったく感じさせないほど
いろいろ圧倒されながらあっという間に上映時間が過ぎていった感じで、
映画の出来としては、本当に素晴らしかった。

そりゃね。
役者が一流だからといって、歌唱力は一流じゃないよね、とかは、ちょっとあるんだけど
登場人物のほとんどが救われなくて、それでも希望を持ち続けて(それでも救われなくて)
それぞれの希望と葛藤と絶望が入り乱れるこの物語において
やはり
一流の役者さんだからこそ、の説得力なんかは、
舞台のレ・ミゼとはまた違う、素晴らしいレ・ミゼを見せてもらえたと、
大満足だったりする。


ま、あとは。
この、世界中を感動させたスーパーおばさん
ファンテーヌの場面でうっかり思い出してしまったのは
なんつーか、ちょっと、残念だったんは、ま、おまけかな、と。
(もちろんこのスーパーおばさんも大好きだけどね)

まだ上映してて、時間があれば、もう一回見に行っちゃおうかなー。





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最終更新日  2013.03.12 02:22:28
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