昨夜お話を聞かせて頂いた坂野さんに町民の森を案内して貰った。
道南の檜山の地名の由来に成っているビバ(ヒノキアスナロ)の減少
に危機感を抱いて、35年前から自己所有林で試行錯誤を繰り返し
て、地域に適した挿し木苗木技術を確立、ビバ文化の復興と伝承に
尽力されて来た。
16haの町民の森に14年前からビバの植林は初め、毎年数を増や
している。
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広葉樹との混成林で、林道沿いにビバが植林されている。
地元の小学生や婦人団体、地域外の人も植林に参加、50~100年
先を見据えた事業であるが、ビバ文化が着実に復興を遂げている。
かつての江差は漁業のニシンと林業のビバで栄えた町、林業復活
の牽引車に成ればとの坂野さんの想いが、伝わって来た。