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ご存知の方も多いと思いますが・・ 手紙~親愛なる子供たちへ~ 原作詞:不詳/訳詞:角智織/補足詞:樋口了一/作曲:樋口了一 CDにもなっています・・・。 朝葉はこれをお友達から紹介されました。 最初読んだとき 胸がじーーんときました。 そうだ・・・子供たちを育てていたときは 本当に小さかったときは同じように育てていた・・・ しかし 2回目を読み始めたときあれ?と 小さな違和感のようなものを感じたのです。 そして その気持ちが大きくなりはじめいくつかのことが 気になり始めたのです。 まず・・・この原詩の書かれた国の親子関係 を知りたいと思いました。 年老いた両親を最期まで見る国なのか それとも 成人後はおのおの別の家庭を持つ国なのか そして、 再び読むうちに この原詩の作者が気になりました。 女性なのか男性かなのか 子供を産んだことがある人なのか 産まなくとも育てたことのある人なのか なぜなら 楽しいひと時に 私が思わず下着を濡らしてしまったり とありますが・・ これは、2歳から3・4歳のころ・・ 確かにこういうときがありました。 しかし、このときが母親として一番幸せなじきです。 子供は元気に生まれてきてくれてただけで 最高の存在です。 そのわが子に最高の笑顔が送られ 我が子に信頼して見つめられる・・・。 それには なんの代償もいりません・・。 などと思いつつ読みながらいると 82才で他界した義母を思い出しました。 80歳を過ぎてからの義母は 自分が『認知症』となることを恐れ 孤独も感じていました。 朝葉一家ど同居していましたが・・・ 人間は一人で生まれ一人で死んでいくことを 感じているゆえの『孤独』だったのかも知れません。 その義母が時折、吐露した言葉を 思い出すと この手紙は納得できるのです。 人生の終末期を我が子がいながら さびしく迎える 金銭的にも物質的にも豊かだけど 『しあわせ』と感じられない老女の姿が 行間から浮かび上がってきました。 そして、この原詩を書いた人に 無性に会いたくなりました。
いずれにしても ポルトガル語で書かれた差出人不明の 一遍の詞が日本語に訳され そして 曲がつき さらに CDとなり、テレビで放映され それが世の中の多くの人々に 広まっていくというのは この原詞のもつ主題が 国境を越えて受け入れられたという ことだと思います。 朝葉も (一生に何度もないことなので) がんばって発送しています。
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