お菓子の本に埋もれて

[お料理の本] カテゴリの記事

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• パリのマルシェのレシピ

  今私はほとんどの食材を近所のスーパーで買っていますが、パリではまだまだマルシェ（市場）が健在みたい。冷蔵ケースではなく、箱やかごに積み上げられた野菜や果物には季節の味と香りがたっぷりと。そんなパリのマルシェで聞いた「美味しくて簡単なレシピ」の数々です。写真は「ホワイトアスパラガスのヴィネグレットソース」。最近デパートなどで見かけることも多くなったホワイトアスパラ、こんな簡単な食べ方が一番ですよね。お肉、野菜はもとよりチーズやワイン、果物、魚、塩、はちみつなどその食材を使った簡単なレシピがのっています。傑作なのはフォアグラ。そのままトーストにのせ、贅沢に召し上がれ、ですって。「パリのマルシェのレシピ」著者：酒巻　洋子発行：新紀元社価格：1600円2009年5月30日発行

  2010年05月13日

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• ウイーンの森のレストランのチキン

  欧州旅行の途次、ウイーンの森のレストランで出会ったチキン料理のあまりのおいしさに触発されてなんとかその味を再現したいといろいろと工夫、実験した結果の一冊だとのことです。なんだかウインナワルツでも聞こえてきそうなエピソードですね。卵料理もやはり素敵なものばかりです。「チキン料理（付/卵料理）」著者：飯田　深雪発行：婦人画報社価格：3000円昭和50年3月15日初版発行

  2010年01月18日

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• 正統派肉料理

  昨日に続いて飯田深雪さんの本を。外交官夫人としての華やかな生活を反映した華麗なお料理はページをめくるだけでため息ものです。「肉料理」著者：飯田　深雪発行：婦人画報社価格：3000円昭和49年12月25日初版発行

  2010年01月17日

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• 冬はシチューで

  連日寒い日が続きます。こんな夜にはこっくりとしたシチューが食べたくなります。近頃の料理本の傾向といえば「簡単」「ヘルシー」「安い」のオンパレード。そんな流れとは反対に「じっくり」「たっぷり」「ワインとハーブを惜しみなく」が約束。書店の棚をさがしても今は「シチューの本」はほとんどありません。今日は私の気に入りの飯田深雪さんの美味しい一冊を。「シチューとスープ」著者：飯田　深雪発行：婦人画報社価格：3000円昭和48年12月25日初版発行

  2010年01月16日

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• スローフード

  気に入りのTV番組にBSの「イタリアの小さな村の物語」があります。そこで見ていると、イタリアでは人口が数千人の村でも必ずバールがあり、レストランがあって、その小さなレストランをめざしてわざわざ訪ねてくる人がいるのです。そして、そんなレストランで出されるのが地元産の食材で作られるメニュー。「スローフード」はそうした背景から生まれてきた言葉。この本の著者はイタリアのスローフードの背景をさぐって各地をまわっています。どのページもとてもおいしそう！イタリアに行ってみたい、食べてみたい、という気持ちが高まってきます。「スロー風土の食卓から」著者：粉川　妙発行：扶桑社価格：1300円2008年８月30日

  2009年04月10日

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• パリの香りの

  ル・コントという南青山のケーキ屋さんのキッシュが大好きでした。チーズとクリームがたっぷり入って、甘くないお菓子、みたいでしたっけ。フランスのローレーヌ地方が発祥。卵、生クリ－ム、牛乳、チーズの入った甘くないタルト。パリのお惣菜屋さんの定番です。中に入れるものは野菜、肉、ハム、お豆などいろいろ。「キッシュ　パリっ子のお気に入り」著者：渡辺　早苗発行：雄鶏社価格：1300円平成6年12月10日発行写真は市販のタルトケースを使っていろいろ詰めたパーティーのお手軽レシピです。

  2006年11月16日

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• 真夜中のパン

  「真夜中　こっそりパンを焼く」著者：こば　きょうこ発行：小学館スクウェア価格：1200円2006年3月1日発行忙しさを理由に、なかなかパンを焼く気になれない人たちにこの本はチャンスを与えてくれるでしょう。細切れになった時間をそっと集めてパンを焼いてみませんか？と語りかけています。この本の特徴は「すぐできる」「前日仕込む」「一気に作る」「ちょっと休ませる」という４つのマークがついていて、時間を追っての作業が具体的に書かれていることです。たとえば、ｐｍ10:25　こんな夜中に作り始めｐｍ10:35　この楽しさを独り占め　ｐｍ10:45　かまわなかった生地ほどよく膨らむ　ｐｍ11:00　できました　紅茶といっしょにひとつまみ。こんな具合です。まるで　ライブビデオを見ているようです。

  2006年02月22日

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• ターシャ・テューダーの台所

  アメリカ　バーモント州のすてきな庭のある家に住む絵本作家のターシャ・チューダーさん。90歳の今も一人で住み広い庭の世話に明け暮れています。「今がいちばんいい時よ」「楽しみは創り出せるものよ」「思うとおりに歩めばいいのよ」（出版：メディアファクトリー）この3冊の本にちりばめられている言葉の数々は高齢者の生き方に貴重なヒントを与えてくれるようです。彼女は日々の生活をとても大切にし、台所も決して手抜きはしません。幼いときからお料理が好きで、お料理の本のスポンジケーキのレシピを片端から作ってみたりしたそうです。そして、薪ストーブの火でゆっくりと焼き上げています。「決して近道を探さないこと」これが彼女のお料理の信条です。

  2005年11月26日

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• 宇野千代さんの極道すきやき

  「私の作ったお惣菜」著者：宇野千代発行：海竜社価格：1850円昭和61年9月3日発行老いてなお華やかさを失わず、好奇心と行動力の人だった宇野千代さん。長寿の秘訣はなにかしら、とこの本をひもといてみました。そこで目に付いたのが「極道すきやき」。名前がなんとも印象的です。いっぺん食べた人は、味の虜になる忘れられないすきやき、とあります。ネギも豆腐も白滝も使わず、上等の牛肉に上等の（ナポレオン級）ブランデーをかけまわし、わりしたと溶いた玉子をたっぷりとまぶして焼き上げるだけ。ウーン、材料がとびきりなのだから、さぞやおいしいでしょうけれど、極道でない庶民にはチト高嶺の花。

  2005年10月04日

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• くるみのケーキ

  タイトル「カントリーケーキ」発行：講談社価格：830円昭和59年10月25日カナダのメープル街道に行きたいと思いながら果たせないまま何年もたってしまいました。きっとこんなケーキが似合う小さな街があるのではないかしら。スポンジケーキの生地に刻んだくるみを加え、香ばしく焼き上げをワイルドなケーキです。

  2005年07月01日

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• さくらんぼのスープ

  タイトル「欧風料理の四季」著者：入江麻木発行：講談社価格：2000円昭和55年9月12日発行山形出身の同僚から本場のさくらんぼをいただきました。びっくりするほど甘くてお店にでているものとは大違い。そこで思い出したのが、以前から気になっていた「さくらんぼのスープ」。見た目はとてもメルヘンチックだけど、いったいどんな味なのか、こわいような、たべてみたいような....。いまだに実行していません。以下レシピを書いてみますのでどなたか好奇心盛んな方はどうぞ。材料（4人分）さくらんぼ...120ｇ、水...カップ3、砂糖...65ｇ、レモン汁...大さじ1/2、キルシュ...大さじ1/21　さくらんぼは水でていねいに洗います。軸はつけたままにします。2　なべに上記の水、砂糖を入れて強火にかけ、沸騰したらさくらんぼを加えて弱火にし、ふたをしないで約10分煮ます。3　スープが煮えたら火からおろし、少しさめてあら熱がとれたら、レモン汁とキルシュを加えます。盛り付け：スープを器に盛り、好みでシナモンをふります。メモ：さくらんぼの種や軸はとらずにそのまま使って、姿のかわいらしさを楽しみます。

  2005年06月27日

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• パンも好き！

  タイトル「東京でみつけたおいしいパン」発行：ギャップ・ジャパン定価1480円＋税今日も暑かったヨー！この暑い日盛りのカンカン照りの中をウォーキングするなんて私も物好き。汗だくの後でのむペットボトルのウーロン茶のおいしかったこと。そして帰りに立ち寄ったお店でみつけたのがこの本。じつは私、お菓子も好きだけどパンも大好きなんです。で、さっそくこの中にのっていたお店にいきました。なにしろ本を買ったのが紀伊国屋書店の新宿南口店で、そのお隣の高島屋新宿店B１にあるラ　バゲットのことがのっていたのです。高島屋ではいつもフォションにばかり行っていましたが今日はこちらに。そしてバゲットとミッシェルという食パンを買いました。味は明日朝のお楽しみ。（私はいつも朝食にパンなんです。）

  2005年06月26日

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• カフェ　コムサのケーキ

  新宿東口の「カフェ　コムサ」は最近友人と私のお気に入り。ケースにはいつも20種類以上のホールがずらりと並び、行くたびに　どれにしようかと悩んでしまいます。季節限定のものもいろいろあります。ここのケーキは新鮮なフルーツをたっぷりと使い、とても彩りがきれいなのです。今日は真夏日でとても暑かったのでさっぱり系ということで私は「ピーチーズ」を選びました。パートシュクレの上にカスタードクリームを盛りその上に桃の大切りの砂糖煮をのせ、透明ゼリーの角切りをちらし、全体をゼリーで覆ってツルリとした涼感をだしています。甘さも程よくてランチの後でも抵抗なく口に入ります。

  2005年06月25日

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• アンノン族

  タイトル「non.no　クッキングブック」発行：集英社価格：480円昭和56年2月15日発行「an　an」と「non・no」は若い女性の支持を得て、人気を二分していました。アンアンのほうはやや先端的なファッション、ノンノは普通の女の子的とそれぞれに特色がありましたが、双方をあわせて「アンノン」と称し、折からのディスカバー・ジャパンのキャンペーンにのって旅をする若い女性達を「アンノン族」と呼びました。「non・no」の紙面には毎号必ず旅行とお料理の記事があり、婦人雑誌の実用性とは一味ちがったファッショナブルかつメルヘンティックなお料理はまるで絵本のように見て楽しむものでした。最近「non・no」をのぞいてみたら、ファッションとメークの記事ばかりが目立っていました。

  2005年06月10日

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• 梅干のレアチーズケーキ？？？？

  雑誌「四季の味」発行：ニューサイエンス社価格：1500円今日発売になった夏号は再刊十周年記念号となっている。季刊のこの雑誌はいまからおよそ30年ほど前、鎌倉書房から発刊されました。ところが80号を目前にして同社は倒産。創刊号以来ずっと愛読していた私はがっかりしましたが、幸い現在のニューサイエンス社が発行を引き継ぐことになってひと安心。それからもう10年たったのです。この雑誌はいわゆるお料理本とちがってレシピ中心ではなく、エッセイも多いし、写真はきれいだし、見て楽しい本です。この本の中にはいつもユニークなレシピがあって読んで想像して楽しみます。たとえば今号に「梅干のレアチーズケーキ」というのがあって、レアチーズケーキを作る過程で梅干を混ぜ込むのです。どんな味になるのでしょうか？食べてみたいような、怖いような・・・・・

  2005年06月07日

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• イタメシブーム前

  タイトル「イタリア風家庭料理」著者：茂木積治発行：婦人画報社価格：780円昭和46年2月15日発行カジュアルさと、オリーブオイルが健康によいという説があいまってイタリアンが大ブームとなり街のいたるところにイタリア料理のお店が広がったのはいつごろのことだったでしょうか。当時私が勤めていた会社があった青山界隈などはまるで雨後のたけのこのようにあっちにもこっちにもイタリア料理。おいしい店もあればたいしたことのないチェーン店もあり、いつの間にやらクローズして、新規開店してとほんとにめまぐるしい一時期がありました。今はそれなりに落ちついいてきたようです。この本はそんなブームの前に書かれています。お菓子のメニューには今なら絶対はずせないティラミスもパンナコッタもありません。お料理やお菓子の流行も振り返ってみるといろいろとありますね。

  2005年06月05日

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• 料理がうまいのは？

  タイトル「聡明な女は料理がうまい」著者：桐島洋子発行：主婦と生活社価格：650円昭和51年4月10日発行この本は当時ちょっとした社会現象になりました。それまで家庭的な女性=料理がうまい、社会的に活躍する女性=家事は苦手　という固定的なイメージがあったからです。著者はいわゆる飛んでる女とみなされていて、3人の子供を未婚のまま育てながら作家として活躍していた時でした。でもさすが並みの料理書とは一味もふた味も違ってたとえば「女が女性化すると料理が下手になる」とか「仕事や恋をしているうちに料理の腕も自然に上がる」などユニークな持論が書かれています。エッセイとしてはとても面白いけれど、レシピとしては作ってみたいというものがありませんでした。

  2005年06月01日

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