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お茶かけごはん と ねこまんま

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2007.08.18
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カテゴリ:今日の姑
2年前から少しずつ進んでいた病気が
この半年で、瞬く間に悪化した。

お盆に遊びに来た義妹は
先週会ったときと比べて
この一週間の自分の母親の変わり様に驚いた。

姑の今の心配は
自分の病気以上に、
うつ病の舅の今後について。

元気な頃から
夫より先に決して死ぬことはできないと言っていたものだ。

しかし、身体が不自由になり
夫の世話ができなくなった今
不思議に姑から嘆きの声は聞かれない。

「病気になったのが、私でよかった。
 これがじいちゃんだったら、どうなっていたか…」
私にも、義妹にも、姑はそう話す。

8月の始めごろまで
姑はたびたび「良くなるかねぇ」「元気になるかねぇ」と言ったものだが
今は言わなくなった。

「自分の人生は、自分が生きないと。―考えた。」
とつとつと、口から言葉を送り出した姑の目には力がある。
病気が姑を強くした。
一つひとつ、自分でできなくなることを
認めて受け入れるのはどんな気持ちだろうか。

「ありがとう」「ごめんね」
そう言って周りに感謝しながら
今、姑は
自分の人生を真正面から生きているのが分かる。

姑の人生の締めくくりに立ち合い
手伝わせてもらっている、この縁に
襟を正したい。







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Last updated  2007.08.18 16:53:40
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