語り場～No　Football　No　Life～

５月の連休から始まった県総体も今日準々決勝。
第一試合の滝二×兵庫、第二試合の神戸科技×市尼崎の２試合を観戦。
見に行く度に感じるんですがやっぱり総体は面白い。

選手権はやはり私学がそれに合わせてチームを作ってくるので私学が強いんですが総体は公立の旋風が起こりやすいので本当に目が離せないゲームが多い。
今日の第一試合も然り。
兵庫が先制し、後半になんとかセットプレー崩れで滝二が追いつき延長へ。
延長前半早々に滝二がPKを得て勝ち越すも直後にカウンターから同点、そしてPKに。
結局PKで滝二が勝ったんですが兵庫の戦いぶりは素晴らしかった。

総体が終わると引退する３年生も多くいるので部員全員で戦うのは総体が最後。
その３年生の最後の意地、少しでも長く３年生とプレーしたいという後輩達の気迫が見てる側にも伝わってくるのが総体。
技術やレベル云々じゃないんですよ。
本当に強い気持ちでプレーしているのが分かるし試合が終わって負けた学校の選手の涙を見るとやっぱり学生スポーツならではの熱いモノが感じられます。

部活にも入らずにボーッと毎日過ごして特に勉強するでもなくケータイいじってるだけの生徒が最近多いですけどその子たちは何のために生きてるんですかね？
何の目的もなく無意味に生きるより部活で汗を流して最後まで歯食いしばって熱くなれるほうが何万倍も素晴らしい。

話が逸れましたね。
今日でベスト４が出揃って名前だけを見たら順当な感じですがどの学校も順当に勝ち上がってきたわけじゃない。
科技なんてノーシードからいきなり神戸朝鮮とPK、５回戦で新人戦優勝の小野に延長の末なんとか勝ち上がってきてる。
まぁそれが本当の強さなんですけど。

残すは準決勝、決勝のみ。
何故か準決勝が金曜日みたいなので行けないんですが決勝はどこが勝ち上がっても必ずアツい試合になる。
３決も近畿出場がかかってるのでアツくなる。
残ってる４校。どこもがんばれ。