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今日は、大学病院への転院について書きたいと思います。2003年5月の中旬、日々悪くなる症状に怯えながら手術を覚悟していた私は、会社の産業医の先生に書いていただいた紹介状を持って、JR御茶ノ水駅の階段を、やっとの思いで上っていました。このころは、首を回すこともできず、階段の昇り降りにも不自由していました。
【大学病院へ】 セカンド・オピニオンという言葉があります。病気の診断や治療方法について、最初に診断を受けた医師以外の意見を聞くことを言います。しかし、この時の私の転院は、高度な技術での手術を受けたいがためであり、特にセカンド・オピニオンを求めていたわけではありませんでした。 東京医科歯科大学はJR御茶ノ水駅から、徒歩3分くらいに位置しています。交通の便はよいと思いますが、JR御茶ノ水駅にはエスカレーターもエレベーターもないため、歩行に苦労する患者にとっては駅の階段が最初の関門です。駅からは橋を渡って、横断歩道を渡り、正門からさらに階段かスロープをを上っていかなければなりません。古い病棟の奥に新しい本館が建てられているため、正門からさらに歩く必要があります。全身の動きが鈍くなっていた私は、首にネック・カラーを巻き、家内に手を引かれ、のろのろと歩いていきました。 この病院のロビーは、ドラマに出てくる巨大病院の雰囲気・・・と書くと悪い印象があるかもしれませんが、広々として、近代的で清潔感あふれる設計がなされています。初診患者は、新患用の申し込み用紙を書いて診察券とカルテを作ってもらわなければならないため、家内に手続きをまかせ、椅子に腰掛けて待っていました。意外と時間がかかりましたが、4階の整形外科で待つように言われました。 待合室は、ごく普通でしたが、頭上に設けられたレールをレントゲン写真などが入った金属製の箱が、結構な音を立てながら、ひっきりなしに移動しているため、あまり落ち着きません。待合室の椅子を囲むように、複数の診察室のドアが並んでいます。患者の呼び出しは、昔ながらに、先生がマイクを使って行っているため、聞き耳を立てていなければなりません。このあたりは、改善が望まれるところです。後になってわかったのですが、診察室と先生は、対応付けられており、私の場合は、N番の診察室へ通うことになるのでした。 「XXさん、N番の診察室にお入りください。」私にとって運命の呼び出しとまで思えたアナウンスが聞こえました・・・。 【この時期の症状と深刻度☆】 左肩と肩甲骨付近の痛み ☆☆☆☆☆☆☆ 最悪の状態、かなり痛い 左手のしびれ、こわばり ☆☆☆☆☆☆☆ 最悪の状態、起床時に左手や足にしびれあり 上を見上げた時の左腕への鈍痛 ☆☆☆☆☆ 変化なし 自動車運転中の左腕への鈍痛 ☆☆☆☆☆ 自動車の運転は妻にまかせたため、不明 左手の握力低下 ☆☆☆ 進行中、ペットボトルも開けられない。 両足の重さ ☆☆☆☆☆ 進行中、階段の昇り降りもつらい状態。 首の痛み ☆☆☆☆☆ 最悪の状態を維持 【この時期の治療方法と効果】 ソフト・カラー →通勤時には首を固定。精神的安心感大。 痛み止め湿布 →自分で買ったインドメタシン配合のもの。夜貼ると朝には痛みが緩和 内服薬インドメタシン・カプセル(S中央病院) →あまり効果なし マッサージ10分&電気治療10分(鍼灸治療院)→痛みが緩和 鍼灸治療院の明るい雰囲気→抑うつ感の緩和 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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