シノコの勝手気ままワールド

この前、ダーリンが奥の部屋で
ゴソゴソと何かを探してた。
っとその時･･･

「何これ～！！！ねぇ、シノコ、ちょっと！」

彼の手には一冊のノート。
ん･･･ノート？


あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！！
それは、私の日記じゃないですか！
やーーーめてーーーー！
みないでぇぇぇぇぇ！！！！


すごい勢いで飛び掛って
奪い返したけれど･･･
実際書いてあるのは数ページだけ。
自分で何を書いたのか全く覚えてない･･･

見たがるダーリンを押しのけて
ページを開いてみた。



2005.2.20

今日、ダーリンに結婚しようと言われた。
一応プロポーズだよね。
仕事の事で悩んでる私に、ついに言ってくれた。
ありがとう･･･。
ずっと待ってたよ、その言葉。
先のことはわからないけど
今、とっても幸せで嬉しいよ。



プロポーズされた日から
書き始めた日記だった。


･･･そうだ、思い出した･･･
プロポーズされたのが嬉しくって
一生に一度しかない結婚だから
ちゃんと今の気持ちを書いておこうと思ったんだ。


日記は、両親の顔合わせのことや
結納の事、新居の事などなど書いてあった。
ほんと、数ページしか書いてないし、
日付も一ヶ月に一回のペースだったけど
なんだか、過去にタイムスリップした瞬間だった。


そっか、一年半前の私は
こんな気持ちだったんだ。
こんな気持ちでお嫁に来たんだ。

凹んでた父の様子や
両親の前でガチガチに緊張しながら
挨拶をした彼の様子を読んでたら
なんだか、胸にじ～んと来るものが。


彼にも見せてあげたいけど
まだこれは私だけの日記にしておこうかな。
それまでに、もうちょっとページ数増やしておいて。
このノートが満タンになったら二人で読もう。

喧嘩した事も書くだろうし
嬉しかった事も書くだろうし。

満タンになるのはどれだけ先かわかんないけど(笑)
それまでに、沢山思い出つくって、ココに書けたらいいな。
ソレを、二人で読み返して、またヤンヤ言いあうの。


楽しそう。


まず、今日、また１ページ、
今日の日付で日記が増えました。
二人で過去にタイムスリップできる日が楽しみです♪