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2008年08月11日
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カテゴリ:時事寸筆
これまで工業用ミシン業界は、中国に生産を移して、順調な業績を上げてきた。しかし、ここに来て中国を中心に情勢が変わってきたようだ。それが7月の末から8月8日にかけての繊維機械、工業用メーカーの決算報告と来期業績下方修正の発表である。これにより、株価は反応して値下がりした。株価の値下がりグラフから見て、この値下がりは6月6日をピークとして始まっている。そして業績下方修正発表直後に大幅下落となっている。ここでは7月29日発表の工業用メーカーの業績修正から見てみたい。翌日の7月30日の株価はストップ安となった。

平成21年3月期業績予想の修正に関するお知らせ   ペガサスミシン製造株式会社

1.連結業績予想の修正

最近の業績の動向等を踏まえ、平成20年5月12日に公表いたしました平成21年3月期(平成20年4月1日~平成21年3月31日)の業績予想を下記のとおり修正いたしますので、お知らせ申し上げます。

(連結)米国のサブプライムローン問題による国際金融市場の混乱に伴い、主要先進国景気が減速しているなか、一方で原油や原材料価格の高騰によるインフレリスクを抱え、新興国においても経済成長を下押しする状況となっております。衣料品の巨大市場であります米国の消費冷え込み懸念により、縫製メーカーの設備投資意欲の減退が世界的に顕著となっており、当社企業グループの工業用ミシンの売上高は当初の予想を大きく下回る見込みであります。下半期においては、ある程度市場環境が好転すると見通しておりますが、通期業績につきましも厳い見方が必要であると判断しております。

収益面においては、売上高の減少に伴う生産量の縮小が操業度の低下となり、その結果、売上原価率が上昇して収益が悪化しております。これにより、第2四半期連結累計期間は赤字計上を余儀なくされる見込みであり、通期においても前回発表予想を下回る見込みであります。

このような厳しい環境ではありますが、当社企業グループでは、中国製造子会社の合併による合理化効果の早期実現、中国販売体制の見直しによる中国国内で販売力の強化、現在進めておりますベトナム生産体制の早期稼動、滋賀工場を含めた当社の一層の効率化・合理化、さらには研究開発力の一層の充実を通じて、全社挙げての売上高確保、採算改善に努めてまいる所存であります。加えて、既に生産・販売を開始しております天津ペガサス嶋本自動車部品有限公司の増産計画を着実に推進し、当社企業グループの業績を支える柱として早期に育成していく所存であります。

(個別)連結業績予想の修正に伴い、当社企業グループとの取引が減少することから、売上原価率が大きく上昇することにより収益が悪化しております。これにより、第2四半期累計期間は、売上高は前回発表予想を下回り、収益は赤字となる見込みであります。通期ににおいては、経費・労務費などの圧縮を徹底して行いますが、前回発表予想を売上高・収益とも下回る見込みであります。                                         以上

(注)上記の予想は、現時点で入手可能な情報に基づき算出したものであり、実際の業績は今後さまざまな要因によって異なる結果となる可能性があります。

ペガサスミシン製造株式会社(6262)平成21年3月期第1四半期決算短信

工業用ミシン業界におきましては、主要市場であります中国やその他のアジアにおいて、顧客である縫製メーカーの設備投資意欲の減退が顕著となり、ミシン販売の低迷につながりました。このような環境のもとで、当社企業グループの売上高は、前年同四半期に比べ欧州は好調に推移しましたが、中国やその他のアジアにおいては大きな落ち込みとなり、33億円(前年同四半期比29.9%減)となりました。収益面では、売上高の減少に伴い生産量を縮小し、操業度が低下したことにより売上原価率が上昇した結果、収益悪化となり営業利益は31百万円(前年同四半期比96.5%減)、経常利益は22百万円(前年同四半期比97.7%減)、四半期純利益は28百万円(前年同四半期比96.2%減)となりました。

所在地別セグメントの業績は次のとおりであります。
(日本)前年同四半期に比べて低調となり、売上高は2億41百万円となりました。
(中国)米国経済の減速の影響や金融引締めの影響などにより大きく落ち込み、売上高は9億42百万円となりました。
(その他のアジア)米国経済の減速の影響などにより全体的に低調に推移し、売上高は12億70百万円となりました。
(米州)米国経済の減速の影響などにより大きく落ち込み、売上高は3億62百万円となりました。
(欧州)堅調な経済のもと、全体的に好調に推移し、売上高は4億84百万円となりました。
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6262ペガサスミシンが先日09/3期 純益を+11.6億円から+0.8億円に減額修正しSTOP安。本日も安値更新の298円。ミシンは世界中で余り、業界操業もままならぬとの事。明日8月8日のJUKI決算も期待できない。発表前の朝に大損の損切り処分決めた。このままずるずるいくと200円以下が視野に入ってきた。これは Yahoo!掲示板の投稿。
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最終更新日  2008年08月13日 20時51分53秒
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