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瀬戸内シーカヤック日記

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January 1, 2006
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カテゴリ:休日
今日は、家族で映画を見に行った。 タイトルは、『男達の大和』。
1月1日は映画の日でもあり、特にこれといって何もする事の無い暇な正月休暇では、映画を見に行く事も楽しみの一つ。

大和が建造されたのが、地元の呉ということもあり、原作の本も読んでいた事から、この映画には関心を持っていたのだ。

少し早めに到着したのだが、呉の映画館としては人が多めだった。

***

15歳の頃の、罪なまでに純粋で無垢な心

限りなく子の事を思い、胸を痛める親の心

母の事を愛し、思いやる子の気持ち

矛盾を感じながらも、理屈ではなく残された人々のため、愛する人のために、時代の価値観に沿って生きた人々

***

昔は、自分がそのような立場だったらどうだろうか? と思ってこのような戦争映画を観ていたのだが、15歳位の少年兵達の視点でみた映画ということで、正に自分の息子と同じ年代の子を持つ親としての視点からも考えさせられた...

自分が行くかどうかというよりも、自分の息子を行かせる立場に立ったらどうであろうか、という方が、より胸に迫る。

自分なら、国のため、守る人のためと理由を付ければ済むが、自分の息子であれば、どんな理由があろうとも、行かせたくない、死んでもらいたくない。
息子に行かせるくらいなら、自分が行く事を選ぶ。 理不尽きわまりない。 選択などできる問題ではない。

***

でも、そのような時代が、ほんの数十年前にはあたりまえのように存在していたのだ。

人ごとではない。 先日も、親と飲む機会があったのだが、子供の頃は、防空壕に逃げ込んでいたのだそうだ。
たった20年か30年ほど早く生まれていたら、自分もそのような時代を生きていた事になる。 天と地ほどの違いだ!

***

今、こんな平和な時代に生まれ、育った事に感謝している。 そんな時代を迎えるために、理不尽とは知りながら、先駆けとなって散って行った人たち。
そのような多くの犠牲となった人々の想いの上に、今の我々の生活があることを、改めて実感した。





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Last updated  January 1, 2006 06:41:55 PM
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