カテゴリ:読了本
1968年3月16日東京生まれ。マレーシア在住。
本作品で、第3回ホラーサスペンス大賞受賞。 マニアックなエロ小説を書いているイノさんは、ある日取材でよく行く店で、客に”人形”と呼ばれている少年が居る。 と、聞かされる。 イノさんは、少年物とか変態物を書いているが、現実の生活では いたって普通の生活をしている。 書く事によって、エネルギーを使いきっているので。。。 でも、その”人形”という少年が気になる。 話では、どんな酷い事をされても平気らしく 無料=ただでいいらしい。 そして、その少年を見つけ家につれてくる。 「いくつなのか?」とか、「お腹すかないか?」とか聞いても黙っている。本当に人形のように白くて、眼の色が違う。 きっと、外人だろう。そして、ふとしたときに話すのは、小さな子のような日本語=日本人? 黙っているから、サディスティックな気分になって痛めつけてしまう。でも、少年は人形のように黙っている。 カメラマンのバンちゃんも遠い茨城からの通勤をやめ、イノさんと人形のような少年(ギニョル)との3人の生活が始まる。 ギニョルをガムテープや手錠で監禁してしまう。 ネットで、ギニョルを苛めたり、本当の人形を作ってCGを使って血を流したりという映像を販売する。 アメリカのサーバー使ったり、口座をヨーロッパにしたりと足がつかないようにして。 この生活がイノさんもバンちゃんも楽しくてたまらない。 ある日、ギニョルをつれだしに3人組がくる。 凄い暴力で、ギニョルをさらっていく・・一人は外人のようだ。きっと、ギニョルの父親では? それにしても、ギニョルを痛めつけながらさらっていく。 数年して、ギニョルらしき人物からのビデオが届く。 少年売春とかSMの世界で、私には ちょっとヘビーでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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