カテゴリ:読了本
19歳の姫子は、小学校5年生の時に知りあい中学へ上がる前に転向していった同級生”翼”と偶然出会う。 あの頃、翼の姉”むぎぶえ”とも仲良くなっていた。 そして翼に恋する姫子。 翼の気持ちはどうなのだろう~? アーバン・リサーチという探偵会社は、翼を追っていた。 アーバン・リサーチの社員達は、姫子の事を中学生の頃から知っていて可愛がっていた。 だから、何故、翼と姫子が付き合いだしたのか、接点が解からなかった。 アーバン・リサーチの人たちは、翼と姫子が出会う前の翼の恋人だったミレイの行方を両親に頼まれて捜していた。 そして、連続猟奇事件が・・・・ 耳を削がれた死体・・・ 腹部を噛み千切られた死体・・・ 翼に嫌疑がかかる。 翼の心の闇。 姫子を守ろうとするアーバン・リサーチの面々。 「すべての人は神経症的に恋をする。 そして世間は、それをしなければいけないと強制する一方で、それをしてはいけないという禁止令もだす。」 「世間が強制するものは恋と呼ばれ、世間が禁止するものは悪と呼ばれる」 ************************** 現実離れしていそうな内容のようだけど、そういう事もありそうな現代の闇。 両親が著名人で裕福な家庭に育った若者達の壊れた神経。 そして、その両親達も壊れている。 両親を早く亡くした翼たち姉と弟の寄り添う心。 姫子と翼の純粋な恋。。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004/10/31 03:53:14 PM
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