カテゴリ:読了本
出版社 / 著者からの内容紹介
この店には、優しさもそろっています。 妻子を亡くした幹郎が経営するコンビニ・ミユキマート。 店には傷ついた人が集まり、そこでの交流を通していつしか癒されていく。本の雑誌が選ぶ2002年上半期ベスト1作品。(解説・北上次郎) 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 池永 陽 1950年愛知県生まれ。 グラフィックデザイナーを経て、コピーライターとして活躍。 98年、『走るジイサン』で第十一回小説すばる新人賞を受賞し、作家デビュー ******************** 幼い息子に次いで妻も交通事故で亡くした、コンビニ店主・幹朗。 息子を亡くし、サラリーマンだった幹朗は、妻と二人コンビニを始めた。 妻が「賑やかだけど乾いてるから・・」とコンビニを二人で始めたのに、それから僅か3ヶ月で交通事故で死んでしまった。 その息子と妻の事を思いつつ生きる幹朗。 程ほどの仕事をする幹朗。 ある意味、バイタリティが無く欲が無い・・・ ある意味、時間がゆっくり流れている・・・・ そんなコンビニ「ミユキマート」に訪れる人々。。。 ほのぼのしたものを感じる本です。 でも・・・ 作り事、理想、憧れ。。。 という物を感じ、リアルではないです。 ファンタジーやSFでリアルでは無いのは当然ですが、 この作品はそういう本ではないのに、、、、、 女性の性に関わる事が、ちょっと「うん?・・」です。 そういう人も居るかもしれませんが、これは男性の発想だなと思いました。 男性には評価が高くなる本かもしれませんが、女性には評価は低いのではないでしょうか。 男性から見た女性論と、男性の意気地なさ・・・・ 全体的には読後感もよくて、良い作品です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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