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風と散策

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2006.10.24
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カテゴリ:日々のこと

鈴鹿山2



秋祭りは神楽に付いて語ってみたい。
ここ広島は神楽の盛んな所として、その筋では全国に有名らしいのだが、
ひとえに安芸高田市の美土里町という山間部に属する辺りが、盛んらしい。

今年は町内会の役員が廻って来たので、しょう事なくこの神楽を
夜の7時から10時20分迄観るはめになったが(途中餅まきを挟む)、
こんなものどこが面白いのだろうーーと最初に一発かますとしよう!

八岐大蛇

流石に「八岐大蛇」は「とぐろ」を巻くところは、少々見ごたえがあったが
その他の演目は何を語っているのか、皆目聞き取れないし、
あれは演る(やる)人達だけが面白いのだろう、と思っていた。
ど派手な衣装それ自体が「伝統芸術の粋」なんて言われても、
何ら美しいとも思わないし、スイマセン、美意識が可笑しいみたいで・・・

近年この神楽が全国的に人気が復活している、なんて言われても・・・
娯楽が極力なかった昔に持て囃された事は容易に想像出来るが、
娯楽が氾濫している現代人が、この良さを分り始めただって?
スイマセン、感受性がどうも鈍い様でして・・・・

でも現に同じ役員に、神楽をタダで観させて貰うのは悪いから、と
市中の会場で払う金額とほぼ同じものを、
お祭りに「寄付」されたお人が居る程だ。
自称「神楽大好き人間」という事で、その人は生まれが上述の近辺辺りで、
小さい頃から慣れ親しんでいるから、分る事は分かるが・・・

その人にとってはとてもネイティブな神楽だから、入れ揚げる事は理解出来るが、
理解出来ないのが、団地の公園なのだが、一杯のお客さんで、
これは「神楽」が目的で集まったとしか思えない(?)人達に関してだ。

やまたのおろち

日中の暑さから夜半の寒さを予想出来なくて、皆寒さに震えていたのだけれど、
私達は役員だから帰れないにしても、その人達は帰ればいいではないか!
帰らなくて、座れない人は立って迄観ている!

何じゃーこりゃー!
同じ日本人としては可笑しな事だが、
カルチャーショックって言っていいのか・・・・
新発見と言っていいのか・・・・

それとも単に連れで来ているから、単独に帰れないだけの事か?
それとも単に「秋祭り」の雰囲気に浸りたい為だけか?

私に言わせれば少々時代掛かった学芸会に過ぎず、
あんなの有り難がって観る方が可笑しい!

ましてや海外公演等、もっての他だ!
日本人にも私の様な人間が多数(?)居るというのに、
海外に行ってどうする・・・・
大体、大和の国の事始の様な筋書きをどう向こうの人に説明する?

この団地に住んで20数年、たった2度目の秋祭りでしたが予想外の盛況で、
俄か役員としてはまだまだ日本も捨てたもんではない、との感想を持ち
又伝統(秋祭り)とは、努力して継続して行かねばならない事が思い知らされて
上に立つ人のご苦労が偲ばれ、
前述の神楽否定論とは真逆の矛盾した結果となりましたが、
それはそれ、、、、これはこれで、、、、


終わってすっ飛んで帰り、家の中の暖かさにホットした事でした。






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最終更新日  2006.10.25 13:58:37
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