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毎日がしあわせ日和~風の里からありがとう

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2005年11月08日
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今、「動物は全てを知っている」(J・アレン・ブーン著、SB文庫)という本を読んでいます。
前に一度読んだことがあって、今また読み返しているところです。

著者は、ある時ふとしたことから、ハリウッドの百万ドルスター犬“ストロングハート”を預かり世話をすることになります。
その共同生活の中で起こったさまざまな出来事から、著者はイヌとヒトの間で異種間コミュニケーションが成り立つことに気づきます。
その後さらにスカンク、アリ、ハエなどさまざまな生き物と意志を通じ合いながら、それまで持っていた「優れた人間と劣った動物」という固定観念を見つめ直していく、というお話です。

念のために言っておくと、これはノンフィクションです。

今回この本を読み直したくなったのは、ふと「沈黙のことばを理解する」という一節を思い出したからです。

ストロングハートが自分の心の中を読み取っているらしいことに気づいた著者は、イヌの精神の働きについて調べまわったあげく、砂漠を放浪する男から「イヌのことはイヌに聞け」というアドバイスをもらいます。

帰ってさっそくアドバイスを実行に移したものの、ストロングハートは、質問を浴びせる著者の顔をただ見つめるだけ。
やがて、部屋を出て行くストロングハートを見送りながら、著者はストロングハートが答えてくれなかったのではなく、彼の「沈黙のことば」を理解する力が自分に欠けていたのだということに気づきます。

沈黙のことばを聴く。
これとよく似た話がライアル・ワトソンの「未知の贈り物」という本にも出てきます。

インドネシアのとある島の漁師、パク・ハルーンの話です。
年老いたパク・ハルーンは、聴覚を使って魚を発見する技術を極めた名人です。
水の中に潜って音を聞くだけで、どこにどんな魚がどれぐらいいるかなど、海の中のさまざまな情報が分かるのです。

この名人の能力についてこんな風に語られる場面があります。
「~彼は無を真剣に聴く訓練をしたのです。秘密は音の間の空隙にひそんでいるからです。すべてが静かなときに聴き、見るものが何もないときに見ることができるのです」

こういう本を読んでいると、私も「沈黙のことば」や「聞こえない音」を聴いてみたいなあ、という思いに駆られます。
動物と話せたり、海の情報が読み取れたりしたら、どんなにいいだろう。
そしてそれ以上に、「五感を超えた世界」に対して開かれている彼らのあり方がうらやましい。

私は動物のことばや海の音のことは分かりませんが、「五感でキャッチする世界が全部じゃないよね」っていうのは、なんとなく分かる気がします。

「シンクロニシティ」っていうことばは今やそう珍しくもないし、そういう体験をされている方も多いだろうと思います。

私が身の周りのシンクロニシティに気づきやすくなったのは、きのう書いたことですが、楽しくてワクワクするような体験をたくさんして、ちょっとずつ自分に自信が持てるようになり始めた頃からです。

たとえば、ドライブ中にあるお店を探してて、間違った道に入っちゃった!と思った瞬間そのお店が目に飛び込んできたり、書店である新刊本を手に取っているところに、友達から私の携帯にその本についてのメールが送られてきたり。
少し前に車で旅をしたときは、行かない方がいい所に向かおうとすると、足に力が入らなくなって、アクセルが踏み込めなくなったりしました。
これって、Oリングと同じようなことでしょうか。

こんな体験が重なってくると、「理論や常識を超えて私たちを導いてくれるもっと大きな何か(何かとしか言いようがないんですが)が存在する」ということが、なんとなーく信じられるような気がします。

今でも、計算高く考えたり頭だけで強引に物事を運ぼうとしたりすると、感情が揺れ動き、過去を悔やんだり先のことを心配したりして不安にかられてしまいます。
が、もっと大きな何かがあって、尋ねさえすれば答えを教えてくれるって信じられると、なんだか守られてるような気がして、肩の力が抜けてきます。

「沈黙のことば」や「聞こえない音」が聞こえるようになったら、もっともっと広々して豊かで安らかな世界で生きられるのかもしれない。

うーん、聴いてみたいなあ。








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最終更新日  2005年11月08日 20時05分42秒
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