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![]() 最近、元WANDSの上杉昇率いる「猫騙」というバンドの ライブを見に行っている。ここ半年で3回。かなり格好良いバンド。 毎回着実にお客も増えているようで、今後がとても楽しみ。 元WANDSという紹介の仕方は本人は不本意かもしれない。 当時バンドブームだった音楽業界の大人達の思惑の中で、 10代にしてそのルックスと天才的なヴォーカルワークを武器に WANDSというバンドで一世を風靡した。しかし、そのイメージは 本人の思いとはだいぶ遠いところにあったのではないだろうか。 現在彼はそのルックスを隠すように、顔にはペインティングをし インディアンの羽飾りを身にまとって歌っている。 音楽は以前のような商業的ロックではなく、 本来彼がやりたかったであろう真実のロック。 日本人離れしたヴォーカルワーク、カリスマ的オーラは健在で 少し大袈裟かもしれないが、カート・コバーンを彷彿させる といっても過言ではない。 この世界ではあまりに多くの意図が行き交い、なかなか自分の思いを 貫き通すのは至難の業だが、彼は自分に正直に歌い続ける。 彼のバンドが再び脚光を浴びるのは時間の問題ではないだろうか。 ちなみに先日のイベントでは、対バンに PENICILLINの千聖率いる「Crack6」というバンドも出ていた。 こちらはどちらかと言えばV系に近いが、どんなジャンルであれ クォリティの高いライブは見応えがある。 どちらも僕の音楽のジャンルからしたらだいぶかけ離れているが、 一歌い手として、とても刺激を受けた1日であった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.03.09 22:26:19
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