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![]() 以前、村上春樹氏のエルサレム賞受賞スピーチについて書いたが、 本日(11日)発売の文藝春秋に 「僕はなぜエルサレムに行ったのか」 というタイトルでスピーチの全文及び彼の真意が書かれている。 改めて思う事は多々あるが、偶然にも先日「なるべく禁煙」 というタイトルで書いた内容とリンクする文言があった。 白と黒で割り切れない問題についてである。 彼の危惧する「正論原理主義」にあまりにも固執すれば、 それは新たな「システム」作り出し、導く先は必ずしも正解とは言い難い。 彼のスピーチ中のメッセージにもあるように、 「システム」に魂はない。 「システム」に我々を利用させてはならない。 「システム」を独り立ちさせてはならない。 「システム」が我々を作ったのではなく、 我々が「システム」を作ったのである。 という単純明快な事を忘れてはいけない。 ところがこの「正論原理主義」、 僕の身の周りでも結構蔓延っているんだな。 僕も昔は正論を盾に理論武装してた時期があったっけ。 当時、自動車免許の教習所で受けた適性検査の結果には、 「どんなにあなたが正しくても、譲る事を覚えなさい。」 と書かれていた(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.03.12 01:17:32
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