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幼い頃いわゆる展望台で望遠鏡を見つけると 僕は決まって小さな身体を台に乗せ 精一杯の背伸びで何が見えるか覗いてみた。 けれど、たいてい僕の目に映るのは真っ暗な闇。 親にせがんで小銭を手に入れるものの あまりの倍率で自分が何を見ているのかも 分からない間に終了。 それでも、いつかその望遠鏡を使いこなせるようになれば 自分の知らない「何か」が見えるんだと信じていた。 今となれば、望遠鏡を覗けば何が見えるかは だいたい予想がつくし、それにお金を払うのは 馬鹿馬鹿しいと思ってしまう。 だからこそ、今ポケットの中の25¢コインを 入れてみるのも、ありかもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.10.28 23:42:47
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