カルパッチョの冒険。

こんにちは

最近、よくfacebookに女性との出会いのアプリがポップアップしてくる。婚活だったり、パパ活だったり。婚活コンサルタントのブログやyoutubeを見ると、プロフィールや写真で気に入った人と食事に行って、交流を深めると書いてある。その時に食事代は男性が払うようだ。一方でパパ活は、女性が男性とお茶や食事をして女性にお小遣いをあげるようである。

少し想像してしまった。私がパパ活アプリを使い、可愛い女性とお茶をして、帰り際にお小遣いをあげる様子を。正直なところキモい。お茶代や食事代を払った上でのお小遣いである。前職の後輩がこう言っていたのを思い出す。なぜ、女の子と遊ぶのにお金がかかるんですか ?? 彼は元ヤンキーでとてもカッコよく、女性にモテていた。

私の両親はお見合いでそこそこ幸せそうな結婚生活を送ったと思っている。私がお見合いに踏み切れない理由がここである。食事に行くのに男性がいつも負担をする。プロフィールに年収を書くこと。私の年収が300万で結婚をためらい、または嫌がり、仮に1500万くらいだったら結婚するのかということである。年収が300万の私も私で、年収が1500万だろうが2000万だろうがその私も私である。

今の若い人にデートの支払いの事情を聞くと割り勘はそこまで珍しくはないようである。男性が常に払うことなんか今の50代以上の話である。今の20代も30代も女性の方が年収が高いなんてことは普通にある話である。英会話で出会った男性は彼女の方がおそらく収入は高いと言っていた。ま、彼の場合はスーパー爽やかなイケメンだったからかもしれない。

男性と女性が同一労働、同一賃金ならデートも割り勘でお願いしたいものである。私を境に上の年齢の男性は吉本と同じように男性や先輩が大抵は勘定を持つ。しかし、下の世代だと割り勘が多いようである。お金は天下の回りもので、ある時はあるが、ない時はない。だから、ある方が払えば良いと思う。私が先輩と食事に行くとほぼ先輩の方が多く出すか、ご馳走になっている。未だにである。

先日、先輩と先輩の友人と広島で食事をした時も先輩か先輩の友人が支払いを持ってくれた。大人の会食は割り勘はないんだなと妙に納得したものである。いつか恩返しをしたいが、いつ出来るのやら。そういう時に、頑張って稼ごうと思うわけである。弟の場合も、今回は結構弟が払ってくれた。今回というよりも、いつもである。私が払うと逆に驚かれるくらいである。さすが高額納税者である。取引先と食事に行ってもほとんど払ったことがない。かなり問題である。パパ活をしている女の子と何が違うのかというと何も違わない。お小遣いをもらわないところくらいである。

パパ活をする女性と食事に行って何か面白いことを聞けるのならお金を払っても良いと思うが、相手に外見の美しさしかないのなら時間とお金の無駄である。世の中に美人と食事をしただけで、1万円も2万円もお金を払えるなんて日本はだいぶ景気が良いようである。

そもそも高所得なだけモテるなんて不思議な世の中である。お見合いの話をしている。年収が300万くらいだとお見合い登録も出来ない可能性があるようである。なめてるとしか言いようがない。年収1000万あっても病気で倒れたら終わりである。年収300万でも翌年年収が500万になっているかもしれない。お見合いをしようとだいぶ前に真剣に考えたが、踏みとどまった理由がそれである。それ以前に私の場合、持病があるので、登録もおそらく出来ないはずである。

そういう私も昔公務員だった頃は少し人気があった気がする。しかし、今は私の仕事について質問をしてくる女性はいない。世の中はげんきんなものである。デパートが最たるものである。私服で行くと店員さんは誰も見向きもしてくれないが、スーツで行くと話しかけてくれる。しかし、銀座のミキモトだけは違った。私が汚い格好で、宝石に見とれていたら、挨拶をきちんとしてくれた。私も人間なので、将来彼女が出来たらここで彼女のプレゼントを買うと心に誓ったものである。ちなみに私が見ていたのはネックレスで、価格は2000万である。超一流店はびんぼっちゃまにも優しいのである。

英会話でも同じである。きったない格好でビーチサンダルにヒゲだとあからさまに嫌な顔をする女性もいる。私はきったない格好をしているつもりはなく、私の洋服はユニクロである。ある種のトップブランドである。私は性格が悪いのか、英会話でも男性の職業が医者、弁護士、投資銀行、コンサルになると女性の目つきが変わる。しかも、男性がイケメンだと女性の質問数が増える。

インド人の友人に聞くと生物学的には女性は安定を求める遺伝子があり、優良な子孫を残そうとするので、少しでも良い男性を求める傾向にあると昔説明をしてくれた。彼女が生物学の学位を持って、昔インドの学校で生物を教えていたはずである。

私自身は安定とは対極にある人生を歩んでいる。だから誰も寄り付かないのか。私の遺伝子には安定は悪だと刷り込まれている。役所も辞めた人間である。人生、常に前のめりである。いきあたりバッチリが座右の銘である。