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七尾市にある高校受験、大学受験の専門の小さな塾、志学会です。

[私の教育論] カテゴリの記事

全85件 (85件中 1-50件目)

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心の教育

この仕事を始めてからずっと、生徒の心を変えて伸ばしてあげることはできないか考えてきている。なぜかと言えば、心が変われば、成績がよくなるからだ。20年前はそんなことを上司にいうと、アホ扱いされたが、今、それを人生かけて実践されている先生がいる。山口の本田先生である。（http://mrhonda.jugem.jp/）先生の書かれた「君の成績を伸ばす７つの心のつくり方」を読ませていただいた。特に後半の「感謝」「信念」については自分も勉強になった。自分が今まで考えていたことを確認しさらにプラスして勉強になった。また、先生は、無料で書籍を配ったり、アーチストで作曲されている。子供たちの応援歌をつくるためだ。自分より年齢もお若いのに頭が下がる思いだ。子供たちに今からこの本をすすめるところです。

2009.08.06

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宿題の威力

中学からたくさんの宿題がでている。最後のコマだけ、それをやってもいい時間にしている。ただし、答え丸写し厳禁。教材が新研究のテキストのみ。１つ１つ丁寧にやるように支持している。過去の生徒をよくよく振り返ると、一生懸命宿題をする姿を思い出す。そんな、姿に反して、成績が上がらない。理由は簡単である。「させられている」という気持ちに支配され、終えることがすべて。理解して自分のものにしようという意識が薄い。そして、最後は答丸写し。そんな気持ちでは上がるはずがないのは自明である。学校の教師はそんなことを見抜いていないのか。さらにひどいのは、「答を写して済ませろ」と強制する某塾の先生。これには、その塾の保護者が見抜くべき。今はひとつひとつ確実に理解し、「なるほど」という頭の働きを何度も感じてほしい。時間がかかっても仕方が無い。そうなら、遊ぶことをやめ、テレビやゲームをやめてもそういう時間を創造してほしい。夏こそ時間が豊富なので、それができる。理解し一つ一つ確実に定着し、9月10月に成績として現われる瞬間こそ待ちに待った最高の瞬間である。宿題をただやるだけ、それで成績もかわらない。じゃなくて宿題はきちんとやるとすごい威力が発するのだ。今、静かに宿題をやっている3年生はそれをいつか経験してほしい。

2009.08.04

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生徒の可能性を信じる。

昨晩、中３のお母さんと懇談をした。2年の途中から急激に伸びたＳさん。「七尾高校にいけるよ」といった僕の言葉がうれしかったらしい。僕から言えば、彼女が七尾にいけることは、１００％可能性があると思うからそういったのだが。自分は、例えば生徒が今は足らなくとも、この生徒が七尾に行きたいと思えば、その子ができる、と信じてあげる。１００％、疑いも無くしんじることができる。この子は、だめだと考えない。そのことが、その子を伸ばす大切なことだと思うからだ。愛情で教育するというが、その愛情の表れが信じることだと思う。ある種のダイエット食品のように効果は個人差はある。Ｓさんは短期で効果が出たのだろう。お母さんは、そんな娘でも「七尾は大丈夫かな」と不安な様子もあったが「大丈夫です。信じてください」と力強く返事をしたのだ。

2009.07.30

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素直さ

やっぱり成績のいい子、伸びる子は素直な子である。これは、どんなに指導者が力があっても子供たちを素直にさせることはできません。今、この素直さの大切さを痛感しています。

2009.06.29

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小学生の躾

今日、次男と次女の授業参観を見てきた。小１の次男の授業は、道徳。何かの物語を通して、授業を進めていた。しかし、クラス全体に落ち着きがなく、ザワザワして中味が聞きづらい。これが、算数や国語でも、と考えると大変である。生徒数が３０名。これを躾けて静かな集中した授業にするには大変なエネルギーがいる。そして最初の躾が重要である。その点、塾の授業は大部分が問題を解くことなのでしゃべることも机から離れることも必要ない。しかし、おしゃべりは消えない。集中力が上がらない。こういう問題を解決するには最初の躾が何よりも大切だと考えている。しかし、現在の小学生クラスは、集中して、問題に向かう空気がない。今まで小学低学年だったので、厳しさより楽しさを優先する空気を作ってきたということだ。それで、今、その空気を変えようとしているのだが。中学生のクラスは統制がとれ、集中度が高い。その結果、成績が上昇している。小学生のクラスもそうしていかいないと、いつか、ほころんでくる。でも、変化についていけない生徒もでてきた。その対応に今、心を悩ませているのだが。しかし、クラスによっては、おしゃべりがひどく、集中を欠くことが多いクラスもある。

2009.06.25

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愛ある塾

愛がある人は、やさしくてよく気がつき面倒見がいいだけではありません。厳しいことを言い、叱りつけることもできなければ愛のある人になれませんし、愛のある塾になれません。そういうことを考えることが多いこのごろです。

2009.06.22

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勉強は修行だ。

中２はみんなおとなしい。授業は全くしゃべらない。黙々と問題を解く。解き終えたら、僕にに見せて、間違いをもう一度やり直してみせる。１５年前くらい前までは、もう少し楽しい授業にしないと考えていただろう。でも、今はそんなことは全く考えていない。黙々と思考を集中させて、考える訓練。心と身体を集中させること１時間近く。これは、まともにやると座禅よりもきついかも。うちの授業は修行です。皆さん。

2009.05.11

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国公立二次試験

明日から国公立二次試験が始まる。高３のＴさんも昨日塾にきて、小論についての資料を受け取り今日は北海道に向かう。とにかく最後まで小論の資料を読み、今まで書いた問題をもう一度やるように言った。小論の勉強は、受験生誰もが十分準備できていない。そういう中で頭ひとつ抜きんでることができるか。最後までホテルでこもって勉強するように言った。そんな彼女も今は飛行機の中であろうか。

2009.02.24

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塾とは。

塾とは、教室にはいると、紳士的でやさしい先生がいて、わからない問題があれば、さっと下がって丁寧に最後まで教えてくれる・・・・。できたら、いつもほめてくれる。そんな雰囲気はうちの塾は全くありません。僕は無表情で、対応します。分からない問題には、泣いてわからない、というところまで考えさせ、頭を動かさせます。そこまで追い込んで初めて教えます。できれば、さらに上のレベルに挑戦させます。先に書いた塾か僕の塾のどちらが成績がのびるか、さらにどちらの塾が、思考力がつき、成長できるか。そんなことは、誰でもわかること。だから、こんな塾でも、成績が伸びる生徒はかなり伸びる。それは、自信をもって言える。だからついてきて欲しい。

2008.11.11

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知育以前

勉強のできる生徒は、規範教育がしっかりしている。規範という難解ならば躾といえばよい。そういう点では、中２の生徒は規範教育ができない生徒が多い。それが、理解、定着度を悪くしている。そんな生徒は大手では、退塾勧告を出してもよいが自分としては、徹底的にそういう生徒と闘いたい。闘う対象は生徒のどうしようもない心である。そういう生徒の心に真正面から闘いたい。今までの自分はだめだ。だから変えよう。そう悟るまで闘おう。

2008.09.12

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国文法

中１の国語のできがよくない。前回よりも10点下がっている。聞いてみると文法の問題ができなかったようだ。それなら国語の文法特別講座でも次回にやろうか。1時間で完結できる。しかし、最近文法わからんという声をよく聞く。次回も文法が範囲に入れば外部も含めてやろう。ただし外部は有料で。

2008.07.09

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黙々とやること。

中２の授業では、話もしない質問もしないでただ黙々と問題をやるように指示している。黙々とやるということは、生徒からみれば、完全に問題以外のことは考えないで、試行錯誤しながら集中すること。これができる生徒は、成績が伸びる。しかし、中2の生徒でそうできない子が多い。最後は僕の怒りの声が飛ぶのだが。黙々と30分でもできれば、成績は確実の伸ばせるのだが。

2008.07.08

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宿題の量

最近、中学での宿題の量が増えている。夏休みの頭になると、中３は学校の宿題を持ってきて塾でやっていいか聞いてくる。「いいよ、授業が終わってから」僕は冷淡に答える。授業中はだめなのか、生徒は懇願してくるのだが。「やるべきことをやって」とつっぱねる。宿題を多くだし、それをさせることで成績を伸ばそうとする学校のやり方は実際に効果があるのだろうか。今まで僕の塾に在籍した生徒をみれば、あまりない。理由はいろいろ考えられる。ひとつには生徒は「やればいい」というノルマ的な動機でやる。特に家庭学習できない生徒が増えている。そいう奴らには、ただ、問題集を字で埋めればいいと考えている。1題１題を魂をこめて解いていない。だから、僕は、短い時間でも、塾という緊張感が漂う空間で、受験のために必要な問題を、丁寧に魂をこめて解く時間が必要だと考えている。頭の筋肉を最大限に動かして解くのである。その時間が多くなれば、多量の宿題は必要ない。さて、中２のＭさんがたくさん宿題を出す塾から移って１年。ようやく、定期テストで４００点代にのりはじめた。半年前までは、３００点前半。それで、彼女には、塾の授業に集中させるように仕向けてきた。おしゃべりもだんだんへり、黙って問題を解く時間が増えてきた。と同時に成績が上昇してきたのだ。僕の予想どうりだった。宿題を出すこと以上に、いかに短時間でも効果のあるトレーニングができるかそれができれば、成績は上がるのである。しかし、また、多量の宿題を中３がもってくる。どう対応しようか。

2008.07.06

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夏期の内容を考える。

久しぶりに今日は朝から雨である。梅雨らしい日である。さて、夏期の授業内容をあれやこれやと考えている。今年は、文章題を中心に「考える」勉強をテーマで進めようかと思う。１学期はたくさんの量の計算問題をこなしてきた。しかし、文章問題にうつると全然できない生徒がおおい。理由は」様々だろうが、たいていは自分はできないと考えている。そして、頭を動かすことしようとしない。そんな子供たちを変えたいと考えている。学校では、数学はやさしい計算問題のドリルをさせて英語は単語をひたすらノートに書かせる。それが勉強だと思っている。その固定観念を壊したいのだ！

2008.07.03

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緊張の空間

中３と中２が集まり、勉強会が始まった。最初は、ＮとＨとＴがつっついたりしながらなかなか集中できない。さらに、1時間してから、Ｈが休憩でキャンデーが欲しい、要求してくる。集中できない連中をゴツンとしながら見回る。さて、ようやく1時間半くらい過ぎたころ、話声から鉛筆を動かす音に変わる。彼らが、集中し、心地よい緊張の空気が部屋に広がっている。そう、こういう空気こそ僕が期待してきたもの。こういう空気ができれば充実した勉強ができている。あまりにも静かなので、もしかして寝ているやつもいるのでは？と思い、様子を伺うと、目がみんなパッチリ。明日もこの雰囲気をつくってくれるかな。

2008.06.22

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徹底して教えないこと。

数学は、英語や社会よ違って、知ること量のの差よりも、考え抜く力の差が出る科目である。1学期は計算問題中心の単元だ。だから、計算のパターンさえわかっていればそれを使いいろいろなパターンの問題をあてはめて解いていく。最近、そういう計算問題の演習をしていると、簡単にやり方をきいてくる生徒がいる。さらに、正答に分数があるか、とか、方程式だと二桁の答えがあるかということ。正しいやりかたで解けば必ず解答にたどり着く。最後まで我慢して集中して、頭のなかを混乱させずに解答にたどり着く。それがなかなかできない生徒が多い。最近、だから計算の演習中は簡単に教えない、口を開かないようにしている。塾の先生は、教えることが仕事。だから、生徒が困っているとすぐに教えてしまう人が多い。そういう「教えてあげたい」という気持ちをコントロールし、教える授業、教えない授業を区別しないといけない。特に数学は、あえて教えない。わからない生徒は別に時間をとるようにしている。

2008.06.18

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できる生徒

できる生徒はたいてい精神が安定している。落ち着いている。前向きである。忍耐強い。どれだけ勉強量が多くても、できる生徒に備わっている資質というものがある。２年生をみているとそういうことが感じられる。では、そういう資質を教師は引き出すことができるのか。僕は、できると考えているが。どうだろうか。

2008.05.30

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己に勝つ。

中２の授業。Ｓさんがいつものように、しゃべりながら問題演習をする。何度「静かにしなさい」といったことか。数学はプリント２枚完了がノルマ。今日は計算問題でも１番難解な問題、だから１枚でも可にした。しかし、Ｓさんのおしゃべりは続く。集中しないとできない問題。やはり、ミスが多い。ついには、問題に対して「意味ない」とか否定的な言葉が口から漏れる。できないのは、あなたがおしゃべりして、集中していないから。自分の負けているから。「己に勝て」と言いたくなるが。最後には、泣き始めるがそんなことには僕は動じない。彼女の姿勢が変わるまで厳しくするつもりだ。そこが変われば、成績もあがるのだが。

2008.05.13

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縦の軸をつくる。

ようやく連休が終わり、もう終わったのか、とと言う気持ちがある。これだけ休むと仕事のモードに切り換えるのには時間がかかる。今週は中３が修学旅行でこないのでなおさらだ。さて、４月から７月くらいまでは、生徒のなかに縦の軸を作らないといけない。縦とは、未来の時間と考えてもいい。軸は目標。自分は将来何を目標として、勉強するのかということである。刹那的な文化の中で、今の満足ではなく、未来への喜びを考えながら勉強というもののあり方を考え、ひとりひとりの生徒がなぜ勉強するのかを明確にさせる。これが、中間から期末にかけてこのようなの質問を投げかける。そして、縦軸ができあげれば、その生徒は、ぶれることなく最後まで最低入試まで走ることができるだろう。

2008.05.07

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中３授業

今週から中３は授業です。連休までの約２週間で、中間テストの範囲まで進まなければなりません。指導する方もテンションあげて臨みます。そして先週の志望校判定テストの結果をもう一度分析して、個人、個人の補習もけんとうしなければなりません。風邪も回復してので、調子ももどりつつあります。ネットの状況も悪かったのがようやく改善し、ブログも毎日書いていきます。

2008.04.14

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人の話を聞く力

最近、人の話を聞くことができない子どもが増えているという。今日はそんなことを痛感した日だ。中１の生徒のなかには、冬休みはいつ来たらいいかわからない生徒がいた。あれだけ言ったのに自分の都合のよいように解釈している。人の話を正しく聞く能力がない。どうしたらちゃんと聞けるようになるのだろうか。

2007.12.22

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底上げ対策

期末が終ると、ゆっくりやるかと言えばそうでない。1月の実力テストにむけて、重要単元をそう復習する。期末の結果次第では、延長戦を継続するつもりでいる。ながくやればいいものではないが、できない生徒は家で勉強しない子。そうであれば、塾でやるというのが、今年の方針。だから自習室をつくった。特に1年、2年は12月は、延長も視野にいれて指導方針を厳しくしよう。特に70点いかなかった生徒は。

2007.11.28

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総合模試返却時での面談

中３に総合模試を返し、ひとりひとりに面談する。Ｙ君は急上昇。しかし、これを維持するようにと言う。問題はそれ以外の生徒。伸び悩んでいる。勉強の量、質を確認する。特に家での勉強はどうであろう。誘惑の多い家でやるのなら、塾の自習室でやるように言う。また、勉強していても、ただ宿題をやるでけであれば伸びない。自分の課題に応じた勉強を積極的にこなさないといけない。宿題のみを勉強と思い、それ以上やらない生徒が多い。それを修正させなければならない。ただ、話すだけではいけない。実際にそのように勉強しているかどうかあとで確認する必要もある。大変だが、やらなければならないであろう。

2007.11.15

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問題演習量

中３にせよ他の学年にせよ成績を上げるには問題演習量しだいではないかと思う。1時間という授業時間の中で説明の時間はできるだけシンプルにして、あとはひたすら頭と手を動かして身体で覚えさせる訓練が多いほうがよい。そう考えると、期末まで授業時間はひたすら演習させよう。冗談を言ってその場をぼやっとした雰囲気にする暇はない。少しでも緊張させて1題でも多く問題をさせよう。それを今月末まで。訓練こそ彼らには必要だ。

2007.11.14

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生徒の叱り方

長女がなかなか2回から降りてこない。見に行くと泣きながら学校に行きたくない、という。何か理由があると思い、聞いてみる。学校の社会の先生に叱られたらしい。叱るというより、怒りに触れて、そうとう傷ついたらしい。もちろん、それだけでなく、今までに積もったものもあるらしい。その先生はまだ若い。おそらく子どもの叱り方がわからないであろうか。特にに女子を叱るときは細やかな神経が必要である。きれて、どなると、女子がずっとその先生に心を開かない。めんどうなことだ。冷静になって話してあげ、ああ申し訳なかった、と思うようにさせるのがいい叱り方だ。悪いのは子どもかもしれない。しかし、それにきれるようでは、教師はつとまらない。それから、数時間後、友達のＳさんが娘を案じてやってくる。「学校を脱出してきたよ」さらに1時間後には、担任の先生とＳさんの両親が来る。家の前はしばらく子どもと大人との話し合いが続く。さて、ようやく落ち着いて学校に戻っていった。先が案じられる。

2007.11.02

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家庭の中の秩序

長女から中学の様子を聞くことが多い。授業中の生徒の様子。先生に対する不満など。あまり聞いていい話はない。一方、教職を務める友人と会う。最近のお母さんは・・・・、と共通に知る母親のひどさ、無礼さの話題が挙がる。教師と生徒、教師と保護者の関係がおかしくなっている。たての秩序が希薄。先生に従わない子ども、自分の子どもの姿を見て、安易に教師を非難する保護者。そういう家庭にはおそらく父母と子、祖父母と孫という縦の秩序が無いのであろう。幸い塾の保護者は比較的しっかりしている家庭が多い。親子の関係の悪い家庭は塾にきてもやめていくことが多い。これは、非は自分でなく塾にあるとしてしまう習慣が染み付いてしまっているせいか。ここ数年の傾向として、親子関係に問題のある生徒が来たときの対応にそうとうのエネルギーが必要であることであり、そいう生徒が増えつつあるということである。教えることは次になってしまう。しかし、良心レベルのいい生徒の入塾ばかりを期待をできないであろう。

2007.11.01

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対策延長授業

中１は１０時３０分までの授業は初めてである。彼らにとっては、夜の１０時以降の勉強、そして３時間近い勉強はあまり経験がない。対策では、今回は３０分の延長だが、いずれは１１時までというのも希望者のみでやってみたい。多少の長時間の勉強、長時間といっても３時間～４時間程度だが、そういうことを経験することで、勉強に対する、忍耐力、集中力をつけて欲しいというのが僕の考えだ。というのも１時間くらいで「疲れた」という生徒が多いから。そして、高校にいけば、大学受験のための勉強は、毎日４時間というのも当たり前になる。そいうことを想定していけば今のうちに、長時間の勉強にも慣れてほしい。

2007.10.25

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動機付け

生徒にとりひとりにどのようにして勉強の動機付けをするか？このことが、この仕事をする上で最も大きなテーマとなる。わかっていることは、ひとりひとり違うということ。そして、勉強することの価値を知れば、ひとりでに勉強するようになるということ。しかし、そこにいたるプロセスが十人十色である。そして、時間がかかる作業が必要であるということ。田舎の生徒は特にそこができていない。都会のように受験での競争がそんなに厳しくないからか。そんな子どもたちを、中学の３年間で、どこまで勉強する子に育てることができるか。日々、暗中模索しているのである。

2007.10.24

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どうして宿題をやりたがるの？

中３のＮさん、どうして宿題をやりたがるの。１時間、１時間塾では、入試に向けて勉強している。今やっている二次方程式や不定詞については、後から復習しなくてもよいように、かなりの量の問題、入試のレベルの問題を集中してやっている。６０分の授業を集中してほしい。宿題はそれ以外の時間でできるはず。もし、成績上げたい、あなたの行きたい高校に合格したいのなら僕に１００％ゆだねて欲しい。宿題をやって提出になんとか間に合い、荷が下りたという日々の繰り返しは、そこに積極的な心、自分の夢を実現したいという気持がありません。真剣に自分の目標に向き合う人間は、宿題は学校から帰ったらすぐに済ませ、塾の勉強に集中し、さらに、自分の課題のための勉強ができる人。そういう積極的な心をもって日々過ごしてください。

2007.10.01

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学力低下

最近、中１の生徒には、1時間休みなく計算問題をさせる。ここ最近は方程式の問題。今日は、少数の方程式。生徒には、この種の計算問題は、ミスがなくなるまで練習が必要、と話す。しかし、これだけの時間を計算問題で使うのは10年前はなかった。今の生徒は小学校から計算練習の時間がすくなり、練習不足が原因。そのために、分数がひどく嫌がる生徒が多い。「ゆとり」の悪影響である。「先生俺たちバカなんか？」と生徒がきいてくる。「そうや、10年前の子どもと比べるとかなりばか]しかし、原因は君たちではない、ゆとりを導入した役人。今の子どもが10年前のレベルまで上がるのはそんなに簡単なことではないだろう。

2007.09.26

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先取り学習

わが塾は学校より早く進みます。理由は二つ。先に学び、試験前はゆっくりと復習し、応用問題に時間をかけて取り組めるため。学校の授業に２度目を勉強することで復習でき定着度をよくするため。だから、「学校ではまだ習ってないから」と言って駄々をこねないでね。中１Ｍ君。

2007.09.15

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怖い先生

かつて大手時代に近くの塾が急に成長した。保護者の支持を受け、生徒数を増やしている。そこの塾長は怖いらしい。それで、塾の中は、良い意味で緊張感が生まれている。生徒はそれなりに勉強している。先生が怖い存在であるのは、今の子どもたちの育ちを考えれば必要なキャラクターであると思う。しかし、怖いから気持が萎縮して伸び伸びと勉強できない。先生が怒るから怖いので勉強するという動機になってしまう。たまには怖くするのも必要だ。しかし、子どもの動機をどこにもっていくかがもっと大切である。勉強に対する目標を持たせ、そこでの達成感の喜びを覚えさせさらに自分の成長感を感じさせるようなもっていきかたができればよいが。怖さを前面に出すことは、どうしようもない子どもを扱うには必要なことだが、できたらそういうキャラで子どもを指導したくないというのが僕の考えだ。

2007.09.13

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武道、ダンス必修

今後、中学で武道とダンスが必修になる。とはいえ、中学では柔道着を入学時に購入する。柔道の授業が体育にあるからだ。好き嫌いはあるものの、昔からあった。なんで必修?武道は、礼儀作法や躾をたたきこむのにはいいと思う。自分が空手を3年間やって実感しているからだ。しかし、なぜ、空手がないのか。空手を是非いれてもらいたいものだが。塾では、「空手バカ一代」の漫画を置いてある。生徒は結構はまって読んでいる。大山倍達の生涯というものは学ぶ価値があると思うのだが。

2007.09.05

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嫌いなものは味付け次第で好きになる？

この仕事を20年近くやっているが、少しわかりかけたことがある。最近、英語が伸びずに退塾した生徒。その生徒は単語が全然暗記できないのである。英語の勉強についても勉強を積極的にやるのでもない。いやいややる。その生徒にいかに単語を上手に覚えさせ、英語を好きにさせるか、ということが塾の仕事である。若い時の僕は、その方法は必ずある、と信じていた。英語であれば、カードや視聴覚教材を使うなどして。スムーズな方法が。しかし、最近、そんないいやり方はない、と思えるようになった。嫌いなものを好きになるには、嫌いなものをそのものの味をそのまま食べる、食べる、食べる。それしかない。勉強も同じ。英語の単語はひたすら書いて覚える。それしかない。忘れる前に書いて覚えなおす。そうするうちに、覚えてテストで書けることで、点数として返って来る。そういう繰り返しでしかない。数学嫌いの生徒が多い。嫌いなのは、応用問題、図形の証明問題。しかし、最初は時間がかかっても、納得するまで1題１題丁寧にやる。次第に時間をかけずにできるようになる。そして、テストで得点につながる。中３の数学を指導していくなかでそう思えるようになって。嫌いなにんじんをを好きになるには、それをそのまま食べる。食べる。食べる。そのうちに、神その素材に与えた愛情がわかるようになるはずだ。それしかないのであろう。

2007.08.23

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成績をあげること（中３生へ）

中３生はこれから実力テストでの結果が求められる。実力テストの点数を上げることはそんなに楽ではない。むしろ、苦しいことの連続。まだ、受験勉強を経験したことのない生徒のなかには、受験を甘くみているものがいる。しかし、僕はあえて言う。「限界を超える。しかも何度も超えないと成績は上がらない」だから、覚悟して欲しい。特に合格圏に入っていない生徒には。

2007.08.21

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長男のサッカー応援

今日は講習期間の休講日である。本来ならば自習でも、と考えるのだが、長男のサッカーの試合。親として行かなければならない。さて、長男のチーム。それほどスパルタの監督でもなく練習は週2回と少ない。しかし。ここんとこ強くなり、県では3位。今日の試合では、県で1位のチームを破った。そのチームには見事今までコテンパにやられている。誰もが勝つとは思わなかった。試合に臨む前の雰囲気といえば、笑い声も飛び交いながら「今日はリベンジや」というが、深刻さはない。明るい、明るい。そして試合はあっという間に３点をとり最後の５分は相手の猛攻で２点取られたが、見事勝利した。さて、このチーム。昨年までは、予選リーグで敗退のチームであった。しかし、昨年の秋から強くなって今もなお成長している。なぜか？私の考えだが、このチームには、スパルタの言葉は見当たらない。他のチームは、いかにも鬼軍曹さながらの監督が激をとばし、指導している。しかし、このチームの監督は、冗談を飛ばしながら指導する。その冗談に軽くのりながら、子どもは練習し、試合に臨む。失敗しても責めることはない。しかし、プレーがうまくいいき、点を決めるのであれば、親たちのほめ言葉があちこちから投げられる。塾での指導は、スパルタ、という塾長も多い。しかし、それも相手によりけり。僕は否定しないが、近くの超スパルタ塾の塾長の恨み言葉をはきながら僕の塾に来る生徒もいる。このサッカーチームをみるかぎり、生徒が伸びるには、教室全体が上昇志向の空気がある。そして、指導者が、厳しくすることも必要である。しかし、それ以上にほめ言葉を投げかけていくことが叱ることより大切なのかな、という光景をよくみるのである。さて、明日は決勝トーナメントである。県のチャンピオンを倒したもの、順当に勝てば、もう一度どこかであたる。その時がどちらが本当に強いかわかるであろう。

2007.08.04

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英単語を覚える

英単語を覚えるのにまず始めにノートに書く。ひたすら書く。声を出しながら書く。かんたんな単語は覚えることができる。そのうちに発音とスペルの間にある規則性がなんとなくわかってくる。ローマ字と違うことが分かってくる。そのうちに覚えるスピードが早くなる。発音を聞けば、だいたいのスペルが予想できるようになる。とにかく、語学学習は、何度も発音し書くことの繰り返し。忍耐が要求される。この過程を経なければ英語は書くことはできない。さて、今日、外出から塾にもどった瞬間、電話があった。「先生、英語が伸びないから、しばらく塾は休みます」聞きなれた声。Ｍ君のお祖母ちゃん。事実上退塾である。新中学問題集の難しい問題はできるのに、なかなか単語のスペルが覚えられない。そのために、直接英語を書く問題は点数がとれない。一度、テスト前に数学の時間もひたすら単語をノートに書かせた。非常に苦しそうな表情で書く。でも１時間でおぼえられる数は普通の生徒の半分にもならない。どうしたものか。毎週、空いた時間に呼んで、ひたすら単語を書かせようか。しかし、それをやると別の科目の勉強ができない。非常に悩んだときがあった。僕の教務技術では、単語を覚えさせる方法は、ひたすら、声を出し、発音させ書く。書く。書く。もっと、すぐにスペルをはやく覚える方法はあるか？ＤＳの「英語漬け」も面白いが、やはり、書くことしかないのでは。Ｍ君は家庭教師をつけるのうであるが、その先生が効果的な単語暗記方法の技術で単語覚が向上できるのを期待したいのだが・・・・。

2007.07.31

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夏期講習に臨む決意

明日から夏期講習が始まる。今回はなんといっても中３をどれだけ伸ばせるか。一斉であれ個別であれ、形だけの勉強をさせてはならないと感じている。机にすわり、頭から汗を流す勉強ができるかどうかだ。強い目的観を持ち臨む。問題集を漠然とうめるのではなく、なぜそうなるのかを理解しながらうめていく。定着のために繰り返す。最近、成績を伸ばした生徒をみていると、宿題であれ塾の課題であれ静かに集中して、心地よい緊張を感じながら勉強している。そういう集中力が発揮できること。そして、わからないところがないように徹底していく。ただ、辞書がわりに僕に聞いていくのではない。問題の考え方を聞く。ただ、そういうレベルまでいけてる生徒はいない。今は自習室で静かに勉強させている。自習室で勉強できる生徒は少しずつ変化が見られる。特に中２では、昨年まで応用問題をやるのに限界を感じていた。しかし、今回、方程式の応用問題を多少なりとも自分の頭で考えて答えを出せるようになった。考えることができるようになった。次はわからないことがないように徹底させる。いつもＷＨＹ思考ができるようにする。ものごとを筋道を立ててかんがえる授業をしなければならない。さて、夏休みも２週目。頑張ろう。

2007.07.29

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内的変化～ある生徒の退塾から。

塾の仕事は、別の角度から考えれば、子どもの内的変化つまり、心の変化を起こさせる仕事である。目標をつくり、それに向き合って、日々努力できるようにする。ロボットではないから、怠け心もあり、そんなに簡単に机に向かうことはできない。今日、一人退塾した。お母さんからお話しを伺うかぎりでは、最初は、期末で下がった、などの理由であったが、最後には、娘が決めたこととということである。僕の立場からは、説得することもしなかった。塾はあくまでも顧客がいて成り立つもの。顧客の満足が何かを考えることが大切ということから、話しを聞いた。話すことすべて終えたあと、「お役に立てずに申し訳ありません。いままでありがとうございました」と礼をした。僕の本音としては、問題が多かった生徒であるので、かなりの愛情のエネルギーを注いできたつもりである。愛情を注がないと人を変える事はできない。その生徒には、よく話し、よく叱った。僕にとってはおそらく印象深い生徒になるであろう。その生徒がようやくよく変わりつつある時であるので残念である。先ほど述べた、内的変化が見えつつあったからだ。ただし、やめるには、顧客満足という点からは反省したい。

2007.07.27

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家庭学習できること

塾の夏期の講習は、8月30日からであるからまだ1週間ある。しかし、実際は来週の昼から生徒は来ることになる。それは、自主勉強があるから。我が塾に１００％はまりきって、寝袋で泊まると叫ぶ生徒もいる？嬉しい、反面困っている。僕は家庭学習できないことに多少は不安を感じている。塾で自主勉強のめんどうはみる。宿題のめんどうもみる。しかし、基本は家庭で勉強できるだけの習慣があること。暑いから来ると言うのは良いが。そういうことで、ほぼ、お盆の休講と日曜以外は中３は塾に来る。昼間のなんとなくシーンとして時には空虚な空間が少し活気のある空間となるのはいいのだが。結果としては勉強量が増え成績が上がっていけばいいのだが。

2007.07.19

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家族コミュニケーション

中学受験で有名な私立高校に合格する子どもたちの勉強部屋はたいていリビングであるらしい。自分の部屋はあってもリビングがよい。理由は親とのコミュニケーションにあるらしい。テレビ、ゲームにうずもれている子どもたちには、本来、コミュニケーションの持っている力を失いつつあるのだ。だから、家族での食事、お手伝いは子どもの成長には非常に大切なことだ。保護者懇談のポイントかもしれない。

2007.07.17

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親子関係

受験を勝ち抜くには、親がいかに子どもを支えていくことができるかがポイントとなる。ともに、受験校の合格に向かってベクトルを同じにして走らなければならない。だからこそ、互いに将来について話し合う時間をとり、目標を共有して欲しい。そのことがしっかりとできている家庭は、安定した走りができる。しかし、親の考えと子どもの考えが一致していない場合は、それほど成績の伸びがない。今週から懇談を行うがそのところがポイントかな。

2007.07.17

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保護者懇談会

来週から中学生の保護者懇談を行う。ここでのポイントは、１学期の指導を振り返り保護者としての要望をお聞きし、今後の指導に反映させていくことである。また、中３においては志望の確認がある。どこまで親子がともに目標を共有できているかということである。その部分までの話しが進むと、やはり親子の関係が見えてくる。受験は親子共同作業である。であれば、共有できていない親子は共有できるように指導するのが必要かどうか？どこまでが塾の仕事の領域か悩むのである。

2007.07.13

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学年２位でも

昨日Ｓさんが期末テストで学年２位の報告を聞いた。最近急上昇の彼女である。しかし、ほめちぎるとこれから先が怖い。「良かったね」程度の言葉しか返さない。というのも、２学期からの実力テストでは点数をあげるのにどれだけの努力が必要か？定期よるもはるかに大変であることを予め知っている立場では、実テで学年の３番以内でもはいればそれなりに評価してもいいが・・・。しかし、それも高校受験。進学校での大学受験を考えれば、これからは先長い。ほめるのはもっともっと後になるかもしれないね。Ｓさん。

2007.07.10

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石川県総合模試

模試の必要性については塾での進学指導を真剣に考えている塾長さんであれば、だれでも考えているであろう。「今の段階でのカルテのようなもの」「今後の勉強への羅針盤」などいろいろある。さて、私自身もかつて他府県では石川県総合模試のような試験作成の責任者をし、国語や英語は問題を実際に作ってきた。その作成のための大変さは身体が覚えている。国語の問題ひとつにしても図書館や書店で問題になりそうな作家の本を手に入れて、適当な箇所を見つけていく。５つほど挙げて、一つにしぼり、さらに設問をつくる。この過程だけでもかなりの時間がかかる。しかし、それだけで終らず、問題は検討会議でコテンパにたたかれる。そして、解答解説の作成、採点基準の作成など・・・。何が言いたいかというと、ひとつの問題にしてもかなりの手間がかけられているのです。そんな、模試ですから。受けて必ず得るものがあります。毎回、試験中に問題を眺めながら、確かに「えっ」という問題もあるけれど石川県総合模試を作成されているかたに感謝しております。試験作成の立場で言えば、明日、ミスプリがなければよいが・・・。

2007.06.30

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桑田投手対イチロー

オールドルーキー桑田投手のぴッチングがすごい。先ほどもマリナーズ戦では、イチローを見事」三振。2回を完璧に抑えた。何がすごいかというと、力はないが、縦に落ちるカーブを中心にコーナーの要所に投げるうまいピッチングである。力で押す野球もあれでは、かわされてしまう。桑田投手の技術力はもちろん野球のうまさが前面に出ていた。さて、塾運営でも若いときは、エネルギーがあるからそれでぐいぐい生徒を引っ張っていける。威圧感で生徒を指導できる。しかし。まだオールドルーキーといえる年でないにしてもうまさで塾を運営できるようになりたい。生徒とを指導するにしてもただ、威圧しながらでなく、人間的な愛情をしめす。教える技術のうまさで、理解と定着がスムーズに進む教務技術。でもそういうものは、まだまだ修行が必要か。しかし、桑田はすごい！

2007.06.22

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真剣な怒り

今日は授業中に本当に怒ってしまった。あまりにも集中しない生徒。おしゃべりの多い生徒なので、静かに諭すつもりであった。「今のようにおしゃべりしながらの勉強では、絶対に成績は伸びないよ」「大丈夫、おしゃべりしても勉強している」「勉強は静かにするもの。今の状況では、成績は伸びません。これは、２０年以上この仕事をやり、たくさんの生徒を指導したからこそ言えるのです。僕もプロのつもりです」すると一人の生徒が「プロだって」と笑う。その瞬間に僕の自制心がなくなり、今まで我慢してきたものが切れた。と同時に涙が出てきそうになった。今、時間をおいて振り返っているが、切れることそのものはやってはいけないと思う。と同時に、先生や目上の人に注意を受け、叱られてながらも、言い返そうとする生徒には、今の時代の教育の問題点、特に家庭における教育に問題を見たような気がする。大手塾であれば、簡単に退塾の処置をとることもできるが、それで、今の教育の問題や、その生徒自身がかわるわけではない。教育は合理的な措置で行うものではない。愛情を土台として行うもの。そう考えると、しばらく、闘う必要があるかもしれない。

2007.06.14

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限界を超えよ。

生徒には、なかなか成績が伸びないときは、「あきらめるな、限界を超えよ」と何度か言ってきた。その言葉が今、まさに自分に必要なようだ。「限界を超えよ。そうすることで、ひとつ自分が大きくなる。そういうチャンスだと考えて、努力を継続せよ」能力の限界。心の限界。愛情の限界。体力の限界。すべての限界を超えないと、今の状況から大きくなれないだろう。まさに今はそういう時だ。

2007.06.12

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言葉の力

生徒を変えることは容易ではない。しかし、ことあるごとに、愛情を持って愛情を感じられるような言葉をかけたい。個人塾を始めてぶつかるのは、あの生徒をどうやって勉強に向かわせようか、どうして集中させようか。すべての生徒が、勉強にスムーズに向かえるわけではない。その生徒の心に灯がつかないと向かわない。思いっきり、怒鳴っても、机を蹴飛ばしても動かない。でも、ひとりひとりに必要な言葉を投げかけながら、生徒の心に灯がつくのを待つことも必要。言葉の力を信じたい。

2007.06.12

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動機付け

大手にいたときは、成績をあげるためのシステム作りを中心に塾運営がまわっていたように思われる。しかし、個人で独立した今、システムよりはひとりひとりどのように動機付けし、勉強に向かわせるか、という問題に日々直面している。生徒ひとりひとりは全く違う。勉強に向かわせるにも叱るは励ますか、いろいろ試しながら日々、その生徒にあった指導を見つけ出す。これができるかどうかが個人塾の生き残れる分岐点だと考えている。そのためにもひとりひとりの生徒と距離を縮めて、ぶつかっていく。そういう姿勢が指導者にも必要か？叱ることを遠慮してはいけないし、ほめるときは大いにほめる。生徒と体当たりで勝負することが大切なのかもしれない・

2007.06.11

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