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昨晩、山本巧次「開化鐵道探偵 第102列車の謎」(東京創元社2018年刊)を読み終えました。元八丁堀同心草壁賢吾と鉄道局技手小野寺乙松コンビの鉄道ミステリーの第2作です。時は明治18年、日本鉄道大宮駅の脱線事故があり、積荷の中から万延小判の入った千両箱が発見されます。井上鉄道局長の依頼で、調査に入った二人の前には、幕臣小栗上野介の隠し金かと動き出した自由党の残党や没落士族の一派、警視庁が現れて、事件は殺人や列車強盗と拡大して行きます。活発な小野寺の妻綾子も登場して、一層面白くなりました。第3作も書いてほしいです。
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最終更新日
2024年05月17日 13時17分06秒
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