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××××のPost California Life in Tokyo

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2006年10月12日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
今日は僕の上司に当たる教授陣が北朝鮮核問題について
緊急のセミナーを行いました。
教育機関ですから、自分達の考えを世の中に発表するだけでなく、
若い世代に国際問題に対する理解を深めてもらうのも大事なのです。


パネラー4人の発表が終わり、質疑応答へ。
アメリカにいるのですから、「アメリカはどうするべきか」という
質問が多くなります。

その中で、昨年突如発表になった米印の原子力協定が話題に上りました。
NPTを離脱した北朝鮮を法的に批判する方法はあるのかという文脈の中で、
NPTに加盟していないインドのケースと比較したのです


うちの学校の教授は「法的にインドの核実験すら批判することもできなくはない」
というようなことを言いました。



そしたら、おそらく新入生のインド人学生が議論に参加。
北朝鮮がお題なのに、「その意見はおかしい!法的な問題であるはずがなく、
あくまでも政治的に良いか悪いかを判断できるだけだ!!!」
と突っかかってきたのです。


司会をしていた教授が「その問題には今回のフォーラムでは立ち入りたくないから…」
と言っても、続ける続ける。


会場はどよめき始める。
友人同士で顔を見始め、なにやら話を始める人もいる。

それでも1分だか1分半ぐらいのキリのいいところで上記の司会役が、
「Thank you for your comments.」で話を切り上げました。



以前、パウエル☆Moiさんのエントリーで、トンチンカンなタイミングで
演説を始めてしまい、周りが引いてしまう韓国・中国人を見た
という
話がありました。

今回の件はまさしくその例にぴったりします。
おそらくインド人としては腹が立ったのでしょう。
しかし、今回のフォーラムは北朝鮮があくまでお題。
そこに感情的になって自分の意見を言っても周りは苦笑いするだけです。

この辺の異文化コミュニケーション能力は大事ですが、
慣れで習得していくしかない。
インド人の彼もそのうちわかるでしょう。


それと、もう一つ感じたのはインド人の愛国心と大国意識。
もしかしたら、インドのエリート層はそうとうな愛国心を持っているのではないか、
そして、大国意識も非常に強いのではないか

と今日気付きました。

理由は、核に対するプライドと今でも同盟国を作るより独立して歩みたいという気持ちが強い、
というのを聞いたことがあるからです。
核保有が元々ある大国意識を満足させるように動いたのかなぁ、と。

それとも、インドの核について特別な感情を抱いているだけなのでしょうか。


もしインドは愛国心だけでなく、大国意識も強いとすれば、
「インドを取り込んで対中国に備えよう」っていう最近語られている日本の戦略って
非常に難しいのではないかと
思いました。
大国意識が強い=他国の思惑で動くことを嫌がる
と思ったからです。



もう十分な長さのエントリーを書いて疲れたので(苦笑)、寝ます。






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Last updated  2006年10月13日 16時11分04秒
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