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テーマ:★留学生活★(629)
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今週は完全に生活リズムが崩れてしまった。
1ヶ月に1度はこういう週があるなぁ。 ところで、アメリカ生活も2年3ヶ月が経つのですが(!)、 慣れてきたが故かちょっと凹む事があります。 それは「アメリカ国民のみ」という制限。 公務員になろうということじゃないですよ。 今日、下記のようなことがありました。 学校のメールシステムに、僕の学部の卒業生がワシントンDCでルームメートを 探している、という広告を出していました。 市街から非常に近く、家賃はとても安い。 僕の学部の卒業生なので、趣味嗜好は合いやすいだろうし、話もしやすい。 ただ、相手は女性2人組。 だから僕の心配は「男でもルームシェアして大丈夫?」ということでした。 早速メールを出す。 ありがたいことにすぐ返事が来た。 当初の僕の心配とは全く関係のない返事だった。 その内容は「U.S. Citizen Only」です。 これは、相手の女性2人のうち少なくとも1人が情報機関で働いている証拠です。 CIAやDIA、NSAなどの情報機関で働くと、 アパートのシェアはアメリカの市民権を持っている人としか出来ない他、 外国人と会った場合、旧友であっても、どこの誰だかを勤め先に届け出なければなりません。 これ、僕は凹むんですよ。 アメリカの大学院でお世話になり、普段の生活では外国人であることに 特段に不便を感じない生活をさせてもらっている。 このことについては素直にアメリカに感謝している。 しかし、公共政策学を勉強したので、クラスメートはアメリカ政府機関で 働いている人が多い。 と、急に「国家」や「国籍」という制限が出てくるのです。 それも、アパートをシェアする、というような普通の生活の中で。 差別じゃなくて合理的な区別、なのでしょうかぁ。。。 この目に見えない大きな壁、寂しいじゃないですか。。。 別に仕事内容を聞いているわけじゃないんだよ。 そんなもの、民間で働いたって同じ。 仕事の内容なんて差しさわりのないこと以外聞きません。 それが、アメリカの市民権がないだけでアパートシェアの話すらアウト。 それじゃ、アメリカの市民権がある人間はスパイをしないという証拠でもある??? ま、日本でも同じなんだろうな。 日本にはシェアするような大きなアパートがないだけで(苦笑)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年10月18日 16時38分43秒
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