英語教室と図書ボとメルちゃん日記

先日、このブログでアメリカの中学校での
体育のあとのシャワーの話を書きましたが、
minnaさんがコメントに書いてくださった、
”アメリカの中学生って、体も大きいし・・”
で、思い出した話。。。

そういえば、確かにみなさん、おとなっぽかった！
お化粧も普通にしているし、香水もつけているし、
今でこそ日本でもネールアートが普通にになっていますが、
その頃のアメリカの中学生、爪にネコや月の絵があったりで、
ただただ、私は驚くばかりでした。

当時私は６年（ミドルスクールの１年生）だったので、
同じクラスの子は、まだ、大人っぽい子、子どもっぽい子、
いろいろでしたが、さすがに８年生になると、
ビバリーヒルズ高校生白書の雰囲気。

なんといってもカッコよかったのが、チアリーダー！！
バスケの応援のためにいるのですが、やっぱり学校の花形です。

そして、同じようにカッコいいと思ったのが生徒会。
なぜか、私が通っていた中学では、
会長も副会長も書記も会計も全て女性！

生徒会選挙での、選挙演説をしている彼女達の姿もステキ！
話し方が、どうみても女優です！
イメージとしては、アカデミー賞で賞をもらった女優さんの
ありがとうメッセージ！

そして、私は英語がわからなくて、
ほんとに一言も彼女達が話している内容がわからなくて
その雰囲気だけを楽しみました！！

おかげで覚えた英語
「生徒会」は　　　　student council
「選挙」は　　　　　election
「～に投票する」は　vote for～
「会長」　　　　　　president
「副会長」　　　　　vice president
「書記」　　　　　　secretary
「会計」　　　　　　treasurer

当然、選挙演説の内容が全くわからなかった私は、
雰囲気だけで選ぶしかなく、
あとで、誰に投票した？と友達に聞かれても、
名前すら答えられなかったものでした。

その選挙、何度も言いますが○○年前ですよ！
すでに一公立中学校の選挙、コンピュータ化されていました。
私がしたのは、マークシートの穴みたいなのに、
棒をポコっと挿すだけ。
あの、フロリダでの大統領選挙で話題になったときの、
あのシートそのものです。

さて、そんなステキなお姉さまたちにたくさん出会った私ですが、
日本で同じようなことをしたら大変と、
たぶん小１のときに感じていた私は、
日本での中学初登校の日、
きちんと髪を２つに結んで登校したものでした。

アメリカを発つ頃、お別れにピアスをプレゼントしたいんだけど、
という申し出をかたくなにお断りし、
日本での生活に備えたものでした。
何といっても、帰国子女というだけで、
就職不利な時代だったもので。


これはサンクスギビングの頃クラスで作った感謝の木。
葉っぱに子どもたちが感謝するものをたくさん書いています。
（家族、食べ物、友達、学校、そして先生も！）