うずまき月子の庭・２

今年も行ってきました！
年に１回行われる　海上保安庁音楽隊の定期演奏会です

今年も　五反田のゆうぽうとホールで開催されました



今年は　JCGバンドの旗がロビー入口近辺に飾ってありました




うみまるくんたちも　いました

一緒に写真撮影をするのは恥ずかしかったので　
うみまるくんたちにカメラを向けたら
保安官の方がうみまるくんたちに「写真をとるよ！」と声をかけてくださいました



♪　プログラム　♪

～第１部～
*行進曲「海軍紳士録」　
*柳絮の舞
*「グリーン　スリーヴス」による幻想曲
*トム・ソーヤ組曲

１曲目の「行進曲『海軍紳士録』」は　マーチ王スーザが
海軍兵学校の卒業生のために作曲した曲なのだそうです
制服を身にまとった海保音楽隊のメンバーが演奏するにふさわしい
キリリとしたカッコよい曲でした

２曲目の「柳絮の舞」は　吹奏楽を主に手掛ける福島弘和さんという方の作曲です
『柳絮』とは　春に白い綿毛のついた柳の種子が風に乗って飛び散る様子をさすのだとか…
曲想がとても豊かで和の雰囲気が存分に出されていて　すごく良かったです！
フルートの旋律がこの曲にすごくあっていたのが
すごく綺麗で感激しました

３曲目の「『グリーン　スリーヴス』による幻想曲」は
16世紀イングランドの古い民謡を基に作曲されたのだそうです
なるほど　懐かしみのあるメロディでした
哀愁あるなかにも温かみのある演奏に胸を打たれました

最後の曲は　マーク・トウェインの小説「トム・ソーヤの冒険」を題材に作曲されたそうで
遊び心にあふれかつドラマチックな仕上がりになっていました

いつもだと　第１部はクラシカルな曲が多かったように思いますが
今年は　抒情にあふれる曲だとかドラマチックな曲がそろっていたのも
かえってよかったように思いました



～第２部～
*ストライク・アップ・ザ・バンド
*マンシーニ！
*ジャパニーズ・グラフィティXVII　美空ひばりメドレー
*故郷（ふるさと）
*映画「BRAVE HEARTS 海猿」より

１曲目の「ストライク・アップ・ザ・バンド」は　ガーシュイン作曲なのだそうです
行進曲風ななかに　軽快な雰囲気があってなかなか楽しい曲でした

２曲目の「マンシーニ！」は　映画音楽界の巨匠マンシーニが残した名作から
有名な曲を集めたメドレー形式になっていました
冒頭の「ピンク・パンサーのテーマ」は　緻密なパーカッションが
サックスソロを導いていって　すごく雰囲気がでていてとても楽しかったです
他楽器のソロもたくさんあって　みなさんとても素敵でした

３曲目の「ジャパニーズ・グラフィティXVII　美空ひばりメドレー」
言わずとしれた昭和の歌姫・美空ひばりさんの有名な曲のメドレーでした
とても楽しい仕上がりとなっていました

４曲目「故郷（ふるさと）」　それまでのメドレーとはちょっと趣向が変わり
しみじみ聞かせる感じになっていました
わたしは　和の雰囲気を持った曲がフルートにあうのが大好きなので
この曲のフルートソロがとても美しくて感動しました

そして…５曲目は　いちばん楽しみにしていた「映画『BRAVE HEARTS 海猿』より」
なんせ今年の夏公開の同映画は　わたしは劇場に３回も観に行ってしまったほど
この曲が始まる前に　本物(!!)の羽田特殊救難隊長の方がステージに上がってこられて
いろいろとお話をしてくれました
海猿ファンとしたら　映画の続きを見ているような感じで
ものすごくうれしかったです

で　この曲は…
吹奏楽の作・編曲家の第一人者である杉本幸一氏が編曲を担当され
このときが初演だったのだそうです
わたしはこの映画のサウンドトラックCDも買っていたので
本当にこの曲に思い入れがあるので　曲が始まったとたんに映画のシーンが蘇り
ものすごく感動してしまいました
最後まで力強い演奏で本当に感激して　恥ずかしかったですがすごく泣いてしまいました
まるで「海猿」の続きを観ているような感覚になってしまったのかもしれません…



アンコールは　またまた和の雰囲気の「赤とんぼ」
そしていつものように「我らの指揮者」は　観客全員で手拍子をして盛り上がり
名残惜しいですが　演奏終了となりました



演奏終了後　ロビーに出たら
何やら　ものすごい勢いのシャッター音が…
見ると　演奏会中にステージに上がってこられた
特殊救難隊隊長さんが　お客さんとの写真撮影に応じているではありませんか

わたしは恥ずかしかったので　そっと写真を撮るだけでしたが
本当にかっこよかったなぁ…
いうならば　海猿の仙崎くんの上司の実写版ってことですよね
リアルにときめいてしまいました



なんだかミーハー心も満たしていただきながらも
海保音楽隊の皆さんの素晴らしい演奏に　本当に感動しました