カテゴリ:ミネラル徒然
GWに北陸を旅しようと計画した時、相談した方がいる。
SNSで知り合ったK女史だ。 彼女の「つぶやき」から、東北在住の、鉱物産地に詳しい人だと想像し、GWの 鉱物採集計画について思い切って相談してみた。 いろいろ相談した結果、GWは琥珀を狙ってみてはどうかとすすめられる。 おお(`・ω・´)久慈の琥珀博物館も一度行かなければと思っていたのですよ。 琥珀探し旅、素晴らしすぎてよだれが禁じ得ないですよ(≧∇≦)ノ こうして、5/3の夜は盛岡で食い散らかした後、久慈方面へ移動した。 道の駅くじ やませ土風館に深夜到着。へろへろと寝支度をし、落ちるように就寝。 翌朝、K女史が車をたたいた音で起床した(っていうか、起きろよ、その前に・・・) あわてて顔を洗っている間に、K女史にはシュリを散歩までさせてもらった。 いやもう、だめな一家でごめんなさい(´・ω・`) そして、K女史に先導してもらい、海岸を目指す。 琥珀は、地層を掘って出すものだと思っていたけれど(実際、坑道はあるのだけど、それは 一般の採集家が簡単に入らせてもらえるようなもんではない)、実は海岸に漂着するものを 探すという採集方法もあるのだという。 翡翠と同じような感じかな、と想像した。そして、ちょっと違っていた(^^; 琥珀を探す家の者の図。 琥珀は軽い。とても、軽い。 対して、翡翠は鉱物の中でも比重が重い部類だ。 だから、同じ「海岸に漂着」していたとしても、探す場所が違うのだ。 琥珀は、ぶっちゃけ、打ち寄せられて残ったごみの中にある(爆) そして、これは翡翠も同じだけど、アクセサリーになって売られている琥珀と、落ちてる 琥珀は見た目が違う。 ここがね、翡翠もそうなんだけど、実物を見て感じをつかんで「目」を養わないと見つけ ることはできないんだね。 K女史が「ほらぁ、あったよ!」と・・・ 琥珀を指差してくれて、やっとフィールドの琥珀が見えた瞬間の感動は大きかった。 輝いて見えた。何かのメーターを振り切ったような、とてつもなく大きな感動だった。 そして、「目」が少しだけど琥珀仕様になってくると、だんだん自分でも見つけることが できるようになる。 おお、あったよ!! 嬉しいねぇ(^^ まぁ、ガラスの破片とか、瑪瑙のクズとか、紛らわしいものもいっぱいあるのだけど。 三陸版「きつね石」って感じか(笑) もっとも、翡翠よりはるかに琥珀の方が見つけやすい。これはハマる!! シュリも一緒に海岸を散策だ。変顔してないで、琥珀見つけてちょうだい! こうして、K女史の指導のおかげが大きいのだけど、ポンコツ一家なりに琥珀の自採に なんとか成功する。 ここで、用事のあるK女子とはいったんお別れ。 まだ午前中の早い時間だったので、道の駅へ移動し、休憩したり朝食を食べたりした。 そのまま、ずっとダラダラ道の駅ですごし(^^; 少し早いお昼を、道の駅で購入して食べることにする。 (天気が良すぎて犬を車に残せなかったのだ) ホタテを目の前で焼いていたので、思わず購入した。おいしかった(^^ 夕方、もう一度こんどは一人で海岸に寄って琥珀を探してみた。 小さな琥珀を一つ、拾うことができた。 小さいけれど、綺麗だと思う。こんな綺麗なものがあるんだと、ただ素直にそう思う。 頑張ってここまで来たかいがあったというものだ。 つづく! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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