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カテゴリ:音楽
最近楽しみにしているのが岬杏薫さんのブログ。
柔らかくて上品な文章はとても勉強になると同時に癒されます ![]() でその記事の中の「あなたの好きな卒業ソングを教えてください」という問いかけに自分の思いを巡らせてみた。 やっぱり尊敬する尾崎の「卒業」でしょ。泣けるのはキャンディーズの「微笑返し」。世代的には「贈る言葉」… でも一番思い出に残っているのが「巣立ちの歌」小学校の卒業式で歌いました ![]() 子供ながらに名曲だと思ったけど、でもその後の人生でこのタイトルを聞いた機会がほとんどないのが不思議な感じでした。仕事柄、唱歌集とかはけっこう見るのだけど、ほとんど載ってないし。こんな名曲なのになぜ? で、ネットで調べてみたら作られたのは1965年。昭和の純粋な卒業ソングなんですね。どうりでわかりやすい詞だと思った。 イントロのピアノのフレーズからしてすでに感動的。 ♪鼻の色~ 雲の影~♪ 涙をジッとこらえるかのような静かな前半 ♪いざ さーらばー さーらばー せーんせー♪ この♪さーらば ![]() ただこの歌本来混声2部合唱。 下のパートはサビの部分でも高揚がなく、難しい上に歌っていても面白味がない。 僕も音楽を趣味としてから、地味なハモリがあるからこそ主旋律が活きることを知ったけれど、小学生が理解するのは難しく。。。 下のパートに分けられたグループから不満が起こった。 「先生!何で私が下のパートなんですか?!」「私上が歌いたい!!」 ついには女生徒など泣きじゃくる有様。 絶対に上のパートを譲りたくないグループと、クラスは分裂寸前。 「もう卒業なんだからみんな仲良くやろうよ!」とクラス委員の涙の訴えで何とか丸く治まったっけなあ ![]() そんな思い出も含めて忘れられない歌です ![]() “卒業シーズン”自分にはもう関係なくても何だかセンチメンタルな気分になる季節です。 「金八先生」も佳境に入ってきましたし ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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