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2020年01月30日
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カテゴリ:兵庫
15年振りに復活した「白鷺賞」は、昨年の年度代表馬であるタガノゴールド、新春賞連覇のエイシンシニパなど、豪華なメンバーが揃いました。金沢からタンクティーエーとグルームアイランド、愛知からモズオラクルとトレジャーマップも参戦。1Rから多くのファンが詰めかけ、場内も大いに盛り上がっていました。

 地元のマコトタリスマンと愛知のモズオラクルが主導権争いをするかと思いましたが、マコトタリスマンの行きっぷりがひと息で、エイシンニシパとモズオラクルがハナ争いを演じます。結局、行かなければダメなモズオラクルが譲らず、外枠から3コーナー手前で先頭に立つと、タガノゴールドが2番手、そしてエイシンニシパが3番手、マコトタリスマンはその後という、思いもよらない展開に。モズオラクルが行き切るとペースは落ち着き、前半3F38秒7ー5F66秒8(個人的な採時です)という流れでした。
1コーナーでトレジャーマップが故障し、そのアオリを喰う形でグルームアイランドが落馬するアクシデントがありました。

 向正面からエイシンニシパの吉村騎手は気合を入れて、3コーナーではモズオラクルの内を選択して追い上げようとしますが、外にいるタガノゴールドは楽な手応え。マコトタリスマンは、控える形になってもこの3頭に食らいつき、最後の直線へ。エイシンニシパが僅かに抜け出していましたが、直線勝負ではタガノゴールドの方が決め手が断然。最終的には、エイシンニシパに3馬身半差をつけ、年度代表馬の意地を見せました。3着にはマコトタリスマン、他地区勢では逃げたモズオラクルが4着に健闘しています。

 勝負のポイントはスタート直後の位置取りと、2周目3コーナーのコース取り。レース後、新子調教師が

「スタート地点に行っていて、ビジョンが大きくて1周目のスタンド前が見えませんでしたが、実況を聴いていて『エイシンニシパがタガノゴールドを見る形』って言っていたので、えっ!?と思いました」

と話していたように、末脚勝負で切れるタガノゴールドが、スタートを決めて2番手にいた段階で、勝利を相当意識できたと思います。下原騎手も

「吉村騎手が外に出したそうにしていたのはわかっていたので、プレッシャーを掛けながら乗っていました。勝負所で痺れを切らして内を突いた時に、直線勝負ならタガノが上だと思っていたので、ヨシっと思いました」

とレース後に話していました。一方、吉村騎手は

「内を開けながら走るコースはあまり良くないかもしれません。直線が長いコースなので、できる限りタガノとの差をとって直線に向かいたかったんですが、やはり決め手の差が出てしまいました。園田なら、展開一つでニシパにもチャンスはあると思いますが、今回は相手が一枚上でした」

と、相手の決め手を意識し、早めのレースを考えていたものの、それをさせてもらえなかったようです。マコトタリスマンの田中学騎手は、

「序盤の行きっぷりが良くなかったものの、この形だと今までなら良い所がなかった馬が、今回は耐えて頑張ってくれていましたね」

と、収穫を得た様子です。エイシンニシパの鴨宮騎手は

「道中の雰囲気は良かったんですが、やはり牡馬と牝馬の差はあったと思います。それでも終いはしっかり脚を使っていますし、頑張っていると思います」

と話していました。

 タガノゴールドは、9歳を迎えたものの元気一杯。

「オーナーとの相談になりますが、この後は佐賀のはがくれ大賞典を考えています。年齢的に、大きなところを狙うなら今年が最後という気持ちもあり、ダートグレードへの挑戦も、視野に入れていくつもりです」

と新子調教師。さらに進化を見せるタガノゴールドの走り。そして、良きライバルであるエイシンニシパとの戦い。騎手の心理なども楽しめた「白鷺賞」だったと思います。








最終更新日  2020年01月31日 16時36分51秒
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