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  オンリーワン

  先月の大井開催から突如として、ＴＣＫ中継内に「ユタカのオンリーワン」というコーナーができました。そうそう、コーナーのコンセプトがありまして、「脱・メタボリック」そこのところは忘れないようにお願いします。というわけで、このブログでコーナーを再現してみました。↑雨の中、場内をウォーキング。↑ん、いい匂いが♪↑マイ箸を取り出して↑この匂い、ＴＣＫスクエア内、Paprikant Kitchen（パプリカント キッチン）の「鉄鶏親子丼」だったのか～。（詳しくはこちら）↑さっそく、いただきま～す♪↑もくもくと、ただひたすらにいただいております。↑あっという間に完食。坂熊さんもビックリ。↑あれ、痩せるんじゃなかったっけ??食べるだけじゃなくていろいろなことを紹介していければなぁ…と思うのですが、とりあえず第１回目は食べてみました。いや、食べてしまったというべきか。

  2007年05月03日

• 桜の女王

  今週の日替わりブログで、昨日行われた桜花賞のことをちらっと書きましたが、実は生でレースを見ませんでした。浦和競馬場よりも家から近い平和島競艇に行って総理大臣杯の優勝戦を見に行きました　実は前日が朝までカラオケコースで、ついつい寝すぎてしてしまったのもあるんですが…。植木にＦコールが告げられ、地元濱野谷が繰り上がってトップに立ったときのスタンドから出たため息とその後の歓声は、まさに本場に行かなければ味わえないものでした。競馬でもあんな歓声を聞く機会がもっともっと増えるように、我々も頑張らなくてはいけません。桜花賞はマルノマンハッタンの優勝。先週の日替わりブログで名前を挙げたもう１頭のブラックムーンが故障・競走中止となってしまい、残念ながら明暗が分かれてしまいました。優勝戦の発走を待つ競艇場で、電話で桜花賞の実況を聞いていましたが、出入りが激しいレースだったのがミツオーアナの実況から伝わってきました。いい枠で道中内目でじっくり脚を溜められた馬が上位に入って、枠順が変われば着順も変わりそう…。ということは、桜の女王・マルノマンハッタンがプリンセス賞戦線の主役ではありますが、この後の牝馬戦線もまだまだ戦国模様の気がします。コース経験のあるカネショウバナナがちょっと気になる存在ですが、もうちょっと体が戻ってきたらもっともっとチャンスが出てくるでしょう。あと気になるのは休養中のグリーンヒルソングでしょうか。

  2007年03月22日

• エンプレス杯

  今回は表彰式担当としてレースをじっくり実況担当ミツオーアナの隣で観戦。トーセンジョウオーが移籍してきてからの２戦は極端なレース。クイーン賞は道中スムーズさを欠いたこともあって追い込み策で２着。ＴＣＫ女王盃は先行して最後ジワジワと差を詰めて２着。あれ、この馬どんなレースする馬だったかなぁ…と記憶がぼやけつつある中で今回のエンプレス杯は好スタートから会心の逃げ切り勝ち。３戦目で状態がよくなってたのもあるでしょうが、気分よくレースを進められてフサイチパンドラの追撃も振り切るレースは改めてこの馬の力を再認識する（遅い！）には余りあるレース振り。グラッブユアハート、レマーズガールが抜けた後のこの路線の主役は、やっぱりこの馬になるんでしょうか。川島厩舎も目標の「重賞１０勝」に一歩一歩近づいていってますね。フサイチパンドラも今回は半信半疑でしたが、休み明けとしては上々以上のレース。地方小回りのダートでもキッチリ結果を出したことで可能性がまた広がりましたね。また地方のダートで走って欲しい１頭です。４年連続出走のレマーズガールには個人的に期待してたのですが、こちらはスムーズなレースがちょっと出来ずに４年目は４着似終わりました。エイシンドーバーみたいにラストランでの勝利があるかなぁ…と思ってましたが残念。最初に川崎にやってきた関東オークス（2003.6.16）から４年近くも経ったのか～としみじみ。ホントは新しい馬の台頭にも期待したいところですが、昨年の関東オークス１、２着のチャームアスリープ＆グレイスティアラが早く戻ってきてくれるといいんですが。

  2007年03月01日

• 再開

  こちらでは大変ご無沙汰しております。何人かの方から「ブログはどうなってるの??」という質問をいただき、ちょっとサボりすぎたなぁ…と反省をしております。相変わらず競馬場のいろいろなものを食べ歩き、満腹なことには変わりないんですけど(^^;本格運用再開に向けて、一応試運転ということで、ミツオーのように日替わりのリンクを貼ってみたいと思います。またこちらも徐々に軌道に乗せて行きたいと思っておりますので、生温かく見守っていただければ幸いです。今週の日替わりは→こちらから

  2007年02月22日

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  昼間開催になって

  ずっとナイターに慣れていたＴＣＫ中継、昼モードになると感覚がつかめず毎日リズムがいま一息なのです。そんなこんな言い訳から始まりましたが、言い訳のお話。この時期になると、大井競馬場は実況席からの眺めがアナウンサー泣かせになることがあります。今日までずっと不良馬場でのレースでしたが、こういう時後方でレースしてた馬は直線に向くと勝負服が真っ黒になってます。もちろんそれはナイターでも判別しにくいことには変わりないんですが、今日のように上空から日が差してくる天候だと、勝負服が光って非常に見にくくなります。さらに風が吹かない穏やかな天候の午前中は実況席から３コーナーが霞んで、西日が強い日はメインレースの頃最後の直線が光って、どちらも見にくくなります。そういう時は場内のモニターを参考にしたりするんですが、苦戦することもしばしばです。でも、どの馬がどのポジションにいたかを考えて実況していれば、光っていても少し見えれば分かるので、精神を集中して気合で実況に臨みます。あと、この時期の難点といえば、最終レースの頃に日が沈んできて暗くなっちゃうことですかね。大井・川崎競馬場はナイター照明がありますが、天気が悪いと１６時くらいにで画面で見るより真っ暗なこともありますから、肉眼では遠くの馬が判別できないこともしばしばです。先に言い訳しても間違っちゃだめだよな～なんて思いつつ、明日も明後日も褌の紐を締めなおしてレースを実況したいと思います。↓昨日の昼食、Ｌ－ＷＩＮＧ３Ｆ「Ｄｅｌｉｃｏ」の鶏ごぼうサンド　ボリュームも満点です。が、サンドイッチは半分他の人にあげました。本来は２切れです。

  2006年11月29日

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  さいたま彩の国浦和記念

  満腹感です。久々に泳いだら、平泳ぎで腰を痛めました…運動もブログもあまり間を空けちゃいけません一方競馬の世界では、長期休養明けでもちゃんと結果を残す馬もいるのだから見習わなきゃいけません（レースは久々とはいえきっちり結果が出るのは、目標に向けてのトレーニングの成果ですよね）。浦和記念のケイアイミリオンは１１ヶ月ぶりでもお見事なレースでした。実況していた僕からは意表をつかれた感じがありました。山本茜騎手のキングスゾーンがＪＢＣでナイキアディライトに競りかけていったスピードを見せるんじゃないか、と思っていたんですが、その内から赤い帽子・緑の勝負服がするすると前に出て行きました。後方のジョッキーはケイアイミリオンの逃げを「いつかバテるんじゃないか」と甘く見ていたんでしょうか…実況アナは正直そう思って喋ってました。その考えの方が「甘かった」と思い知らされたのは２周目の３コーナー辺りから。徐々にケイアイミリオン＆今野騎手が後続の馬に差を付け始めました。マイペースの逃げ切り勝ちと一言で書くことも出来ますが、後続に影も踏ませぬホントに逃げ切りのお手本のような鮮やかなレースでした。この馬は昨年の重賞連勝も強かったですが、ＴＣＫ中継で実況を担当した、７月のシーサイドカップの方がより一層印象に残っていました。ホクトアサティス以下を完封した好タイムでの逃げ切り勝ち。休み明けでもあのレース振りを再現できたんですから…天晴です。地元代表として東京大賞典で強敵を迎え撃って欲しいところです。キングスゾーンはホントに惜しいレースでしたね～。ケイアイミリオンに勝負所で離されてもそこで怯まず最後の直線また盛り返してきた脚には驚きました。山本茜騎手は「勝てるレースだった」と悔しがったそうですが、あそこで離されなければ…という思いがあったんでしょう。名古屋グランプリ、そして名古屋大賞典と地元で大きなレースがありますから、茜騎手とのコンビでぜひダートグレード制覇の日を期待したいです。南関東期待のビービートルネードは、キングスゾーンの位置で競馬が出来たら良かったんでしょうけど、外外を回る展開で最後は息切れ。レマーズガールも最後は追い込んできているものの、前の２頭も止まらず３着。グラッブユアハートも白山大賞典同様最後に伸びを欠いて４着。あと一押しが欲しいところです。気分よく自分のレースが出来た馬が上位に来たと思う彩の国浦和記念でした。↑浦和競馬場の実況席から見たゴール前

  2006年11月27日

• 祭りの後

  怒涛のＪＢＣ２日間が終わって息つく間もなく、１日ホリデーですぐに大井開催６日間。私はこの後金沢へ向かいます。今年も残るところ２ヶ月を切りましたが、今度は年末へかけて大きなレースが目白押し。ここを目指す馬は２歳も３歳もまた渾身の仕上げをしてくることでしょう。２歳馬のレースが盛り上がってきた中、この後は川崎で全日本２歳優駿、大井で東京２歳優駿牝馬のＧ１が控えています。キンノライチョウとロイヤルボスが重賞を勝って一歩抜け出した格好です。お父さんはそれぞれマチカネキンノホシとアメリカンボスの新種牡馬。昨日の大井の特別戦を勝ったスクワートルメローも今年新種牡馬の父スクワートルスクワートです。２歳新種牡馬の詳しい話は古谷さんにお願いしたいところですが、南関東だとアジュディケーティングとかカコイーシーズの産駒が活躍する中、新種牡馬の活躍…特に現役時代の活躍が馴染み深い馬を父親の欄に見かけると実況している方も嬉しいものです。新馬戦を勝ちあがった馬はお父さんの名前も出来ればゴールした後紹介したいなぁ…と思っております。「勝ちました○○、△△の産駒です」という感じに喋るんですが、順番を間違えて「勝ちました○○、鞍上は××騎手、△△の産駒」となると、××騎手が△△の産駒と間違えられちゃったりして…と思ったりもしますこれからは勝ち上がった馬達の戦いも始まりますし、各地からの転入馬が南関東で出走して、活躍を見せます。来年のクラシックはまだまだ先ですし、これからデビューする馬たちの新馬戦にも注目しつつ、年末のレースを見て行きたいところです。ちなみに、食べ物の話は今回はありません（だから競馬ブログだって）。ミツオーアナに習って、ちょっと減量に取り組んでみたいと思ってます。ミツオーアナのようにすぐに挫折しないようにしないとな

  2006年11月11日

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  デーゲーム

  ２日間のＪＢＣ。ナイターのマイルが終わって明日はデーゲームのクラシックに舞台が変わります。ブルーコンコルドがスプリント→マイル＝ＪＢＣ２年連続制覇…これを「連覇」といっていいのかどうか悩んで言うのはやめたんですが、そんなことよりもブルーコンコルドの強さが光ったレースでした。まさに父譲りの「音速の切れ味」…ま、こちらは東京の２４００ｍではなくダートの短距離～マイルでのものですが。さてクラシック。やっぱりＪＲＡ勢強力なメンバーで、この距離得意な馬が揃った印象があります。旭川ブリーダーズＧＣ以来のハードクリスタルは２３００ｍのＧ２を今年２勝でダートの長いところはとにかくいいって感じ。シーキングザダイヤは同じ舞台で川崎記念アジュディミツオーの２着。秋３戦目で必勝の構えで今度こそ。レマーズガールも元々川崎は大得意のところに来て近況は牡馬相手でも好走が続いています。タイムパラドックスも川崎記念勝ちのある舞台で前走の３～４角での脚にちょっと見所がありました。この馬には連覇のチャンスがあります。マンオブパーサーはこの路線に新星登場なるか、と期待が出来る３歳馬。南関東のビービートルネード＆アスターバジルとともに若き力でこの路線のベテランたち↑↑に挑戦状。地方勢は↑の３歳馬とともに、前回白山大賞典でも期待して見せ場十分のレイナワルツに、川崎初登場も後ろで脚を溜めて一発はじけて欲しいボンネビルレコードにこっそり期待したいところ。明日も、今日同様トークショー他たくさんのイベントでお楽しみいただける１日ですので、全国の競馬ファンに注目していただきたいと思います。↑川崎駅近くのダッキーダックにて終わってから食べた。

  2006年11月02日

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  いざ、川崎

  夜が明ければ、２日間のＪＢＣ開催が川崎競馬場で行われます。（時間的にはもう明けそうですが…(^^;）両日の出走馬も出揃って、どんどん気持ちも盛り上がってくるところです。場内はどんな盛り上がりを見せるのか楽しみでなりませんが、まずはナイターの木曜日・ＪＢＣマイルがどんなレースになるのか注目です。実績豊富なＪＲＡ勢。昨年のスプリントの覇者ブルーコンコルド、今年はマイルでＪＢＣ連覇を目指します。前走の南部杯があまりにも鮮やかな勝ちっぷりだったので同じ距離なら前走の再現かなぁ…と思いますが。一番勢いがあるのはメイショウバトラー。長期休養明けダートで４－３。目下重賞３連勝中。休み明け２戦目にプロキオンＳを勝った時は「ん、メイショウバトラーってあのメイショウバトラー??」って感じでしたが、その後順調に使われてサマーチャンピオン、シリウスＳと右１４００・左１７００の多彩な条件で結果を出しているのは強いですね。お父さんがメイショウホムラってのは懐かしい…ダートでこういう血統の馬が活躍するとちょっと嬉しいです。グレイスティアラも川崎コースはＧ１勝った経験のある舞台ですから悪いはずがない。７月スパーキングＬＣ以来なので、ちょっと間が空いてるのがどうか…って感じですかね。リミットレスビッド、アグネスジェダイの東京盃組は距離が１６００になるのがどんなもんでしょう。アグネスジェダイは去年の兵庫ＣＳ１８７０ｍでの粘り腰（２着）が印象的だったんですが、さてさて。立ち向かう地方勢の大将は悲願のＧ１制覇を狙うナイキアディライト。こちらも前回埼玉新聞杯快勝で今回ベストと思われるマイルに挑戦。序盤は２番手からを進めた前走ですが、今回はどうするのか…。展開・ペースの鍵を握るのはおそらくこの馬。どの馬からも目標にされるのが毎回ツラいところですが、その中でどんなレースをするのか要注意。南関東勢には大いに頑張って欲しいんですが、ＪＢＣということでＪＲＡ勢強力、なんとか一角に食い込めれば…というところでしょうか。チャンスがあるなら先行馬が総崩れになったときのコアレスタイム・バンブーボカの差し、イシノダンシングの勝負強さをちょっと注意したいところ…。発走は２０：０５。川崎競馬場に来られないファンの皆さんも、全国各地の場外・テレビラジオでこの大一番を是非注目してください！！

  2006年11月01日

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  タイムスリップ

  金沢に先週行って来ました。前回の出張から一月半空いていて、白山大賞典のあと、古馬たちの北国王冠→中日杯へと続くまた新たな戦いが始まりました。長いシーズンを戦ってきた今年１年の総決算ってとこでしょうか。訳あって食事をセーブ気味なので、今回は美味しいものをちょっと我慢。その代わりというわけではないですが、金沢競馬場内の新名所になりそうなスポットが１Ｆに出来ておりましたのでご紹介。その名も「昭和懐古館」。　　　　（↑公式ＨＰ）　　　　　　　　　　　　　　　　　↑若き日の川崎・山崎調教師　　　　　　　　　　　　　　　　　↑ん、ここにも凱旋門賞の余韻…(^^;競馬関係の展示だけではなく懐かしいものも置いてありました。↑駄菓子コーナーは近日開店予定でした。さすがに映画のポスターは僕には分からないものばかりでしたが、競馬ゲームは見たことあるものもありました。昭和懐古館はスタンド１Ｆ、旧第１投票所内（13番柱付近）にあります。一見の価値、アリですよ～。是非金沢競馬場に足を運んでください。先日の出張の際、実況で大きな間違いをしてしまい、ファンの皆様にご迷惑をおかけしました。この場を借りてお詫びいたします。

  2006年10月31日

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  司会業

  土曜日、大井競馬場ダイヤモンドダーンで、ファンとジョッキーの集い「ジョッキーパーティー」がありまして、その司会をさせていただきました。普段実況ばかりしているので、表彰式以外ではなかなか大人数を前にしたイベントの進行は久しぶりでありまして、肝心の写真を１枚も撮れませんでしたミツオーのように仕事の合間にパチリとやる余裕があればなぁ…(^^;日ごろの声援への感謝を込めてのイベントでしたが、たくさんのファンとたくさんのジョッキーが交流できて有意義なイベントだったと思います。ずっと司会席にいたので、ファンとジョッキーがどんな話しをしたのかはわかりませんが、ジョッキーと話をしているテーブルの様子、そしてジョッキーと一緒に写真を撮ってるファンの姿はみんな楽しそうに見えました。来年もこういうイベントがあればぜひぜひたくさんの皆さんに参加していただきたいと思います。普段は見られないジョッキーの姿（オフショット）が見られますよ～。そしてこんな僕にも声をかけてくれた方々に、この場を借りて御礼申し上げます。「実況聞きやすいですよ～」っていう一言がとても励みになりますので、これから秋も深まるにつれ数々のビッグレースがありますが、より一層頑張りたいと思います。

  2006年10月30日

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  予防線

  ＴＣＫディスタフの感想はちょっと後回しにして、ディスタフのレースの話。↑は僕が水曜日レース実況のときに使用した「塗り絵」です。７月にミツオーアナが書いたように、我々実況アナウンサーは片手に双眼鏡、片手に塗り絵をもちながら、マイクをこんな風につけてレースに臨みます。今回のＴＣＫディスタフ、１枠のところ↑↑を見ていただきたいのですが、そっくりな勝負服が同居しました。グリンセレブの今野騎手と岩手カプリコルノの関本淳騎手。袖の緑の輪の本数が違うんですが、胴の色ははどちらも緑。こういうとき、「１枠の２頭、見間違えたら嫌だなぁ…」と思うもの。今回は地方競馬交流レースで岩手の関本騎手が今野騎手と同じ枠に入ったわけですが、南関東だけでも吉井騎手と御神本騎手、戸崎騎手と酒井忍騎手と石崎駿騎手、的場文男騎手と立花騎手と山崎騎手、鈴木啓之騎手と真島騎手、早見騎手と町田騎手。金沢だと（配色が逆ですが）前野騎手と米倉騎手…などなど同じ枠に入ったらアナウンサー泣かせの勝負服の似たジョッキーがたくさんいるのです。では、こういう時はどうするのか…というと。↑の写真のカプリコルノの血統が書いてある辺り、マーベラスサンデーの「ス」の辺りに『緑めんこ』とレース直前に汚く書きました。中央競馬やホッカイドウ競馬のように染め分け帽が南関東にはありません（もっとも、勝負服が同じというわけではないのですが）ので、他の何かで見分ける方法を探すわけです。一番手っ取り早いのは馬の毛色ですが、芦毛とか白毛のようにもう一瞬でわかるような毛色でなかった場合、他にパッと見分けられそうな馬具を探します。そこで今回見つかったのがメンコ（覆面）だった訳です。グリンセレブもパドックでは青いメンコをつけてたと思ったのですが、レースでは外してたので書き込みはなし。こうやって見分けるためのささやかな努力をして、レース実況に臨みます。実際道中では大きく離れて走ってくれたり、新品の勝負服とちょっと使われた勝負服で色の鮮明さが違ったりとかで、事前の心配がレースに行くと杞憂に終わったりすることもあるんですが、準備はなるべく怠らないようにしています。浦和の交流戦でマイネル～の馬が遠征してきて高橋哲也騎手と同枠になったら染め分け帽にしてくれるのかなぁ…と思った満腹男です。

  2006年10月19日

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  苦手意識

  大井競馬場内を何か食べ物を探して歩いていたら、気になるメニューが。その名も↑アップルコロッケ気になったので買って食べてみると、リンゴとジャガイモが意外とマッチして、おやつコロッケとしてはかなりいい感じでした。ちょっと甘いものが食べたくなったら片手に収まる小さなサイズのスナックとして競馬のお供にいいかもしれません（ホントはコロッケパンを食べようと思っていたのですが意外なヒットでした）。おでんも販売を開始したようですし、食べ物メニューもすっかり秋模様です。さて、過去にこんなことを書かれた私ですが、この時は書かれなかったものの実は最も苦手な語が含まれた馬が２日目８Ｒに出てきました。我が強敵の名は、ラビーエメラルド。ラ行がちょっと苦手な私は、今でも苦労することがあるのですが、実況を始めた頃に新潟競馬場でエメラルドマミーという馬を発音したときに、これまでに感じたことのない違和感を覚えました。「ラ行とダ行の合わせ技、エメラルドって言いにくいな～」と。こういうのは気になると止まらなくなるもので、実況がボロボロだった記憶があります。でも「マミーが行きました」とか「ラビーが追い込んできた」なんて勝手に省略するわけにもいかないので、苦手な名前が出てきたら泣きながら（←誇張）実況しております。高校時代に英語を勉強していた頃、「毎日英語に触れてないと読解力が落ちるぞ」なんて言われたものですが、発声や滑舌・実況も同じで、何日か休んだ後に実況するとカンが鈍る感じがすることもあります。また、慣れてくると初心をついつい忘れ調子に乗ってヒヤッとする喋りをしてしまうこともあります。何ごとでも基本に忠実にミスなくやりたいと思っているものの、今日はなんと自分の名前でカンでしまった満腹男でした…

  2006年10月17日

• 金沢競馬最大のレース!!

  金沢競馬の話題を久しく書いておりませんでした。金沢競馬ファンの皆様すみません。毎月実況してますので、決して忘れてたわけではないんですよというわけで、１０日は金沢競馬最大のレース白山大賞典（Ｇ３）が行われます。イングランディーレ・タイムパラドックスがこのレースを制した後にＧ１馬になりにわかに脚光を浴びるこのレース、今年の出走馬は１２頭。ＪＲＡ勢はスターキングマン、（連覇を狙う）グラッブユアハート、レマーズガール、クーリンガーと交流重賞の常連メンバー。勝ったり負けたりの繰り返しで対戦比較は難しい感じ…。他地区からも名古屋レイナワルツ＆レッドストーン、兵庫ウインドファンタジ、佐賀ヤマノブリザード。地元はビッグ軍団ドン＆ゴールドにトライアル・イヌワシ賞で両馬に先着のマヤノオスカー、タフに使われるオモシロイ。どうしても心情的には地元の大将・百万石賞馬ビッグドンに期待したいところであります。マーキュリーカップでは３～４角で一瞬見せ場がありました。ここ数戦は勝ちきれないレースが続いてますが、今回の大一番では見せ場以上の期待も…二年連続地元最先着（エイシンクリバーン・テンリットル）の加藤騎手の手綱でどうでしょうか。レイナワルツも今年は２１００ｍのエンプレス杯で見せ場たっぷりの３着があり、前々でバテずに追走できればチャンスも…と思います。ただ、ＪＲＡ勢の壁は毎年厚い…女傑の２頭の争いかなぁ…と思ったりもしますが、結果はどうなるんでしょうか。発走は１５：４５です。ＪＢＣクラシック路線にもつながるこのレース、ぜひぜひ注目してください。

  2006年10月09日

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  競馬の秋

  １週間のご無沙汰をしてしまいました。２重賞を中心としたＴＣＫ開催は初日から天候に恵まれず、東京記念も頭数が少なく…とちょっと残念ではありました。最終日（金曜日）の大井競馬場の天気は大荒れ。金曜日のＴＣＫ中継内で、ダービーニュースの青木さんが「今日は傘がおちょこになってしまいました」とおっしゃってましたが、僕のビニール傘も強風に敗れ、グニャと曲がってしまいました…帰宅途中には街のあちこちにおちょこどころか無残な姿のビニール傘があちこちに転がってましたね。↑今開催の食ハイライト「品川区のカルビ丼」東京盃はリミットレスビッドの勝利。芝のスプリント戦線でも上位を争えるスピードがある馬ですから、初めてのＴＣＫコースさえ克服できれば…と思ってました。２着シーキングザベスト・３着ニホンピロサートはこの路線の常連さん。リミットレスビッドに渋太く食い下がったシーキングザベストにも近々チャンスは回ってくるのではないでしょうか。一方人気だったアグネスジェダイはスムーズなレースが出来ず７着。短距離戦は一瞬のの不利が致命傷になるんだと改めて感じた今年の東京盃でした。東京記念はマズルブラストが悲願の初タイトル。どうもイメージほど食い足りないレースが続いていたので、今回も半信半疑だったのですが…。一番スムーズなレースをしてボンネビルレコードに５馬身差をつける圧勝劇。クラシックでの実績を考えたらこれくらい走ってもおかしくないんですけど、その頃の走りをちょっと忘れかけてました… ボンネビルレコードは前で競馬するとどうしても最後甘くなっちゃうんですかねぇ…去年の勝島賞でもそんな感じでしたが。エイシンチャンプは向正面ですでに怪しい手応えで、最後はカイジンクンに競り勝つのがやっとだったのがガッカリ。マズルブラストの完勝が印象強く脳裏に残った東京記念。今週もＪＢＣへ向けての重賞、南部杯・白山大賞典・埼玉新聞杯・姫山菊花賞・道営スプリントなど、各地のレースに注目の１週間。１１／２・３に向けて中心メンバーが出揃って来ることでしょう

  2006年10月08日

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  さて大井開催

  ＪＢＣ前最後の川崎開催が終わりました～。明日からは１０月です。ＪＢＣまではまだ１ヶ月以上あって、「Ｒｏａｄ　ｔｏ　ＪＢＣ」も東京盃・南部杯２レースが残ってるし直前のステップレースを使ってＪＢＣ…って馬もまだまだいるでしょうから、出走メンバーはまだまだ見えてこない感じがしますね。昨年のＪＢＣ開催地、名古屋に思いを馳せながらＪＢＣ特別メニュー・冷やしきしめんを食べてみました。きしめんはホットにすべきだったと思いながら、寝坊して時間がなかったので断念…。しかしながら、これでＪＢＣメニューのあるお店はＪＢＣ前になんとか制覇こういうイベントは楽しいなので、これからもぜひぜひ続けていただきたい明日からのＴＣＫ、重賞二つの豪華シリーズです。４日水曜日の東京盃はスピード自慢の脚比べ。ＪＲＡ勢も毎年強力なんですが、アインアイン・サカモトデュラブ・ハタノアドニスと交流になってからも地方勢の活躍する印象の強いレース。去年は場内実況を担当しましたが、最後の直線で追い込んできた馬が、稍重の馬場で勝負服が真っ黒で、やっと判別できた時に飛び出した言葉が、「外から“なんと”マンボツイスト!!」レース後実況席で大いに反省したのを思い出しました短距離戦は実況アナも瞬発力勝負なので、変な言葉を選んでしまうと大怪我につながりかねないと痛感したレースでありました。今年も頭数が揃いそうな感じがしますが、どんなレースになるのか開催前から楽しみにしています。５日木曜日の東京記念は、東京盃から一気に距離が倍の２４００ｍになり、今度は長距離戦の醍醐味・騎手の駆け引き＆ペース判断がじっくり楽しめるレースです。ペース配分を間違えないように頑張らなければなりません。どんなことを考えながら喋ったのか、また後日このブログでお話できれば…と思います。明日からのＴＣＫ開催もぜひぜひ注目してくださいね

  2006年09月30日

• 戸塚記念

  戸塚記念が終わりました。例年はもうちょっと早い時期に行われてましたよね～。と思って調べてみたら、ここ４年は９月上旬、その前３年間は８月下旬。僕が現場で見たトッキーステルスの戸塚記念は８月だったのか…ついこの間のような気もしますが、意外と月日は流れておりました。さて、今年の戸塚記念は東京ダービー馬ビービートルネードの圧勝劇。いや～強かった。一晩経って、リプレイを何度も見直しても、まだまだ興奮冷めやらぬ感じがしますね。発走直前に確認した単勝式の人気はシャイニールック→ステップクローザー→ビービートルネードの順。東京ダービーで人気を裏切った１番人気シャイニールックもここが正念場かなぁ…とも思ってました。スタートではジェスターズコートがダッシュつかず後方から。ガンファイターとリコーシャワシャワがレースを引っ張ると思ってたところ、グッドストーン・ビービートルネードのクラシック組が前々でレースを進めてガンファイターは序盤から苦しいレース。好位にフィアリストライ・シャイニールック辺りが続いてステップクローザー・キャプテンシーオーは中団からの競馬。２周目向正面に入った辺りでグッドストーン・ビービートルネードがあっさりガンファイターを交わして前に出てガンファイターは失速。すぐにシャイニールックもフィアリストライを交わして２頭を追撃体勢に。動き始めたステップクローザー・キャプテンシーオーは前との差を中団からなかなか詰められない感じでレースは３コーナーへ。レースが動くも僕はここで後ろの各馬を実況で追ったため、前の動きをフォローするのが遅れてしまいましたが、シャイニールックが動いたのにあわせて、ビービートルネードはグッドストーンを交わして残り４００の地点で先頭に立ちました（実況が先頭に戻ったのはこの後４コーナー付近）。しかしながら後続各馬よりもまだまだ手応えには余裕があったようで、直線に向いて追い出すと後続をあっさり突き放して８馬身差の圧勝～。離れた２着争いはシャイニールックをじわじわ伸びてきたステップクローザーがゴール直前で交わして２着。あの強さを見せられちゃうと、３番人気なんてビービートルネードにかなり失礼でしたね栗色競馬にありますが、この強さでもまだ出来は８分ということですから、この次はますます期待したくなっちゃいますよね～。リプレイを見ていたら、最後の４コーナーの痺れるような手応えを見て、同厩舎の先輩エスプリシーズの姿とダブって見えたのは気のせいでしょうか…。レース後、聞いたところによると、「『突き放した、ビービートルネード』と実況で言ってるのが聞こえたので後ろを振り返ったら、ホントに突き放してた!!」と町田騎手は語っていたそうです。東京ダービーを勝って人馬ともに成長した感じがしましたよ。実況が聞こえたというのも余裕の表れなんですかねでも、実況であまり変なことは言えないなぁ

  2006年09月28日

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  じわじわ

  ＪＢＣ前、最後の開催となった川崎競馬。場内のムードも徐々に盛り上がってきて、少しずつＪＢＣが近づいてきている感じがします。金曜日までの今開催では来場プレゼントが毎日ありますよ～。重賞開催日の今日（水曜日）は写真右上の「シルバーカツマルくん＆スライドルーペ」が抽選で、その他の日には４色の「ＪＢＣオリジナル携帯クリーナー」が来場すると先着で、それぞれプレゼントされます。「栗色競馬」にも華代子さんが書かれてますが、今日はプレＪＢＣトークショーとして原良馬さん・高橋華代子さんのトークショーもありますよ～。場内食堂のＪＢＣ特別メニュー。左がジャージャー麺（２号スタンド１Ｆラーメン坊）、右が祝・紅白丼（２号スタンド２Ｆ当たり寿司）です。ジャージャー麺は味噌ダレのにおいが食欲をそそる逸品。祝・紅白丼もＪＢＣの文字が描かれた厚焼き玉子を食べるのが勿体無いくらいでした。わさびをつけすぎてツーンと鼻にきました。鼻が詰まってる近況にはよかった…のか??残るきしめんも今開催中に食べてみたいと思っています。今日も雨模様で空が恨めしい感じですが、戸塚記念も例年以上の好メンバーが揃っていいレースが期待できますので、川崎競馬場にぜひぜひご来場下さい。

  2006年09月27日

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  旬を逃してドーン

  不覚にも風邪をひいてしまいました…。喉の調子がイマイチです。東京は先週辺りから急に涼しくなり、布団を蹴飛ばす癖がある僕は影響をモロにうけてしまいました。そんな中（？？）なので、もう先々週になっちゃいましたが、中継の中で出演したおじコーナーのハイライトをお届けすることにしましょう。今回ご紹介した食堂は４号スタンド６Ｆゴンドラ内の「ダイニング萬馬亭」でした。お蕎麦のほかにもさまざまなメニュウが取り揃えられたお店でした。ちなみにデザートはマンゴープリンをいただきました自分のデザートを分けてくれる尾島さんの優しさに感激しつつ、仕事への英気を養ったひと時でもありました。

  2006年09月24日

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  日テレ盃

  水曜日の船橋競馬場は好天に恵まれ、絶好の競馬日和でした。日本テレビ盃って毎年いい天気でレースしてるような気がしたので、歴代優勝馬一覧で調べてみると、一昨年のナイキアディライトのときは曇り。確かにどんよりとしていた記憶があります。昨年も曇りですが、一昨年よりは明るかったような。交流になってから公式発表で雨はないようです場内ではさまざまなイベントが。ミツオー大川アナと前半の比較的時間があるときを狙って場内散策に向かいました。船橋競馬ミュージアムで記帳をして、走路と反対側・４コーナー寄りの（＝場内で実況席から一番遠いサイド）、ベストドレッサーコンテスト会場に到着。不覚にも上着を着て外に出てしまった僕はこの時点で汗だく。しかしながら、まだまだ参加者の集合を待っている状況でコンテストが始まるまで時間があったようでした。次のレース発走が近づいてきたのでコンテストの様子を見ることなく退散…↑のピンボケ写真のために汗をかいた、ということメインイベントの日本テレビ盃は、例年になく８頭と非常に寂しいメンバー構成。レースは道中でレマーズガールの行きっぷりが一息のシーンがあり、実況しながら波乱の予感もしたんですが、鞍上の叱咤に息を吹き返して再度上昇。最後はＪＲＡ勢の上位争いになりほぼ順当な結果に。唯一の地元グリンセレブが直線脚を伸ばして大健闘の４着。これには心の中で拍手を送っておりました。勝ったシーキングザダイヤは悲願のＧ１制覇に向けて、この秋好発進…といってもいいでしょう。２着スターキングマンはアグネスデジタルを破ってこのレースを制してからもう３年が経ちあの頃の勢いは最近見られませんが、それでも同厩舎の後輩シーキングザダイヤを追い詰めた脚には見るべきものがありました。レマーズガールは元々船橋とは相性イマイチな感じもありましたし、牡馬とほぼ互角に渡り合ったところは牝馬ダート女王の貫禄でしたね。タオルハンカチ愛用中、ハンカチアナウンサーがお送りしました。

  2006年09月21日

• 牝馬たちの競演

  川崎のＪＢＣメニューを食べつくそうと思っていたのですが、仕事中は実況室に持ち帰りできないものばかりだったので、次回の開催中に持ち越すことにしました。東京はここ数日で一気に秋の気配です朝夕は涼しく、夏の暑さにやられていた僕にとっては過ごしやすい毎日です。大井競馬場で秋らしいものを探しているんですが…まだ見つかりません。涼しかったのでおでんを食べようと思って探してみたのですが、おでんの機械はまだ空でした…９月開催に移って５回目のトゥインクルレディー賞。勝ったのはアウスレーゼ。この夏の勢いはメンバー中随一で、力をつけた今ならこのメンバーでも見劣りしない印象がありました。大方の予想通り、オルレアンとエムケーファイヴの先行争い。続いたのがアヤパン。昨年このレースを逃げ切ったコウエイソフィアは、御神本騎手のスタートをもってしても昨年ほどのダッシュ力がなく逃げられませんでしたね。向正面で驚いたのはいつもは後方から追い込み脚を伸ばすテンセイフジが早めに動いたこと。３コーナー入り口ではオルレアン・エムケーファイヴ・アヤパンに並びかける積極的な競馬。１６頭立てなのに馬群が固まってどの馬にもチャンスがありそうでしたが、先に動いたテンセイフジを目標にベルモントノーヴァ・エトワールフルーヴ・アウスレーゼが３～４コーナーで外々を回って前を追う展開は、ＭＸＴＶで解説の日刊競馬・高橋光男さんが「競輪のようでした」とおっしゃってましたが、確かに競輪のまくり合戦のようでしたね。逆に前にいたオルレアン・エムケーファイヴ・アヤパンには厳しい展開だったかな。一番最後に動いた分か、溜めてた脚が直線で爆発したアウスレーゼは会心の差し切り勝ちでした。昨年の戸崎騎手（コウエイソフィア）同様、２年連続で騎手にとってこの勝利が重賞初勝利。真島騎手も鞍上で初重賞制覇の喜び爆発！！のアクション。８月のとあるレースでも真島騎手はゴール前でガッツポーズ（ﾌｫｰ!?）をしてくれましたが、もちろんその時以上に嬉しさが伝わってきましたね～真島・戸崎・坂井・御神本の若手ジョッキーが大井競馬だけでなく南関東の競馬をより一層盛り上げてます。今年は特にその勢いが感じられますぜひぜひこの後も大きなレースで彼らが活躍する姿をたくさん実況したいと思っています。

  2006年09月15日

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  ホット一息

  ＪＢＣ開催まで２ヶ月を切った川崎開催。先日も金沢で「ＪＢＣカウントダウン６０」競走を実況しました。今後も各地でカウントダウン競走が行われ徐々にＪＢＣに向けて盛り上がっていくと思いますが、川崎本場もＪＢＣに向けての雰囲気が盛り上がってきてます。２号スタンド２Ｆの「エスプレッソ・バー」のＪＢＣカプチーノです。話題を呼んで初日からどんどん飲まれているのかなぁ…と思ってお店の方に伺ったところ、昨日は蒸し暑かったので僕が２番目の注文者ということでした…(^^;それでも次回９月末の開催辺りだと日が暮れれば気温もぐっと下がってきますし、ＪＢＣ開催の頃には秋風もかなり冷たくなっていることでしょうから、ＪＢＣカプチーノでホッと温まる方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。この他にも、川崎競馬場内のあちこちのお店でＪＢＣ特別メニューが用意されています。ＪＢＣ前にこのメニューを全制覇するべきかどうか、悩ましい秋になりそうです。

  2006年09月08日

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  ミスのお話

  日・火と金沢競馬で実況してきました。オグリキャップの仔、アンドレアシェニエが７連勝。Ｃ５スタートから徐々にクラスは上がってきてますが、まだまだ連勝を伸ばしてくれそうな走りでした。今日の浦和ではブライアンズガールの連勝が止まってしまい、あまり当ブログで触れないほうがいいのかなぁ…と思いつつ、チラッと書いてみました。さて、ミツオー氏やホクト君のブログでも、実況アナの仕事振りについて時折触れられていますが、今日はアナウンサーの喋りについての話。今回金沢で、ＪＲＡ交流で栗東からやってきたクロフネ産駒・シンメイ“シロフネ”を、レース展望中解説のトラックマンさんに指摘されるまで、シンメイ“クロフネ”と勘違いしてました。完全なる間違った思い込み…この仕事、ミスはつきものとはいえお恥ずかしい限りです。「去年場内でこのレース（※アフター５スター賞）を喋った際に道中リズムを崩して大失敗を喫した」と前回書きました。実況若葉マークの頃ならまだしも、重賞で終始悲惨な喋りを披露してしまい、ただただ反省するばかり…イシノファミリーが落馬して実況アナが慌ててどーする！！って感じですが、なかなか崩したリズムは取り返せなかったりするんですよ（言い訳）。こういうミスをすると、次のレースの実況が怖くなったりします。「また同じミスをするんじゃないか、またやったらどうしよう…」なんて。かつてアナウンサーが主人公のドラマで、主人公の女子アナウンサーが急に競馬中継の実況をすることになり実況したら番号を間違え、声が出なくなるというお話がありましたが、それに近い心境になることはありますかつては馬の名前をちょっと間違えただけで一晩寝込んだこともありました（ホントの話）。それでも自分の担当ですので次のレースを実況しないわけにもいきませんし、自分で喋ってミスを克服しないと前に進めませんからね。数多くレースを喋って、前のミスを取り返すべく頑張るわけですが、もし間違ったりすれば最近はネット配信などの発達もあり、大きなレースだけではなくミスした実況が全世界に向けて残ってしまうのです。もちろん、馬の番号や名前を間違っていいなどとは２００％思ってませんし、↑のような状況だからこそ、より厳しい姿勢が求められているといっていいでしょう。ついつい気が抜けて「シンメイクロフネ」のように馬名を間違えてしまったりするんですが、それでも自分に厳しくありたいと思っている今日この頃です。↓金沢で食べた回転寿司の一皿（今回の話とはあまり関係がありません）（左からほっき・のど黒・大とろ）

  2006年09月06日

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  スクランブル中継

  夜が明けると今回のＴＣＫも最終日を迎えます。野馬追、スクランブルナイト、アフター５スター賞、サマーシンデレラコンテスト発表などなど、８月３開催目も盛りだくさんでした。今日、古谷氏に蝶ネクタイを強奪されたのは誤算でしたが…。↑野馬追盛りだくさんの開催も、ちょっとだけおじコーナーに出演しました。今回は場内３号スタンド「あづま」に行きました。しかし…最高でも横顔での出演。これからもワンポイント出演があったりするんでしょうか。場内でまたロケをしてるかもしれません。開催のハイライト、アフター５スター賞はコアレスタイムの勝利でした。終わってみれば１：１０．７・３馬身差の完勝で、その他上位も今年交流重賞でもまれた馬たちが占めた結果に、力通りの決着だったなぁ…という印象でした。春の勢いが一息のロッキーアピールと、この経験を糧にして再浮上して欲しいブローザウインド＆真島騎手の両馬の巻き返しも、この後の東京盃～ＪＢＣマイルにつながるダート短距離戦線で注目して行きたいと思います。実況の話になりますが、１２００ｍに１５頭が出走したレースなので、「とにかく３コーナーに入るまでに最後方まで一通り喋って前に戻ろう」と思って、ゲートが開いてから一気に馬群を追って、ちょうど３コーナーに入る辺りで先頭に戻りました。３～４コーナー中間のでちょうど画面に映ったのが、逃げられず苦しくなってムチが入っているブローザウインド。実況では慌しく喋ったのでそんなに触れられなかったかもしれませんが、人気馬の勝負処での手応えが中継をご覧になった方にお伝えできたんじゃないかな、と思います。個人的には、去年場内でこのレースを喋った際に道中リズムを崩して大失敗を喫したので、今年は大きなミスもなく実況できてホッと一息でした。水曜日、そんな力の源になったのが、Ｌ－ＷＩＮＧ２Ｆにある「柏屋」の天玉うどんでした。旧１号スタンド時代にも愛用していたこのお店がＬ－ＷＩＮＧに復活して僕は嬉しいです。↓

  2006年08月31日

• 思い出の連勝馬

  日曜日から野馬追賞／アフター５スター賞のＴＣＫ開催が始まるってゆうのに前の開催の話をするのもプチ時代に乗り遅れてる感じもするんですが、ＭＸＴＶがＣＭの間に言いそびれた話を少々。ＴＣＫお盆開催では、注目の連勝馬２頭が記録を伸ばしました。アスターバジルとブライアンズガールです。アスターバジルは６連勝で黒潮盃を制覇。ブライアンズガールは３日目の８Ｒで勝って８連勝を決めました。アスターバジルはデビュー後いったん休養をはさんで連勝街道に入ったことがアジュディミツオーやトーシンブリザードのような先輩連勝馬とは違う異色なところですが、まだまだ連勝を伸ばして欲しいところです。ブライアンズガールは昨年秋浦和に移籍してから13戦10勝２着２回の成績、今年の３月からＣ３～Ｃ１まで８連勝で駆け上がりました。船橋時代の印象がまったくなかったのですが、７歳牝馬ながらこの充実ぶりには驚くばかりです。最近は↑ブライアンズガールのような古馬の連勝馬はなかなか現れませんが、少し前、僕が南関競馬に親しみ始めた頃、連勝馬が結構いた印象があります。ちょっと記憶をたどってみて思い出したのがカゼノモンジロウでした。移籍前のホッカイドウ競馬時代の２勝を足して１１連勝（Ｃ２→Ａ３へ）がありました。あとはパープルモンク。新潟在籍時は実況したこともあって思い出のある１頭です。新潟県競馬時代の３勝を足して１５連勝、２着を１度はさんでさらに４連勝を記録しています。まだまだ岩手で現役で３１勝をまだまだ勝ち星を増やしています。スゲー。南関東生え抜きではコアレスハンターとキブロワイトとダイナマイトソウルが出てきました。でも調べてみると、結構勝ってるイメージのあったコアレスハンターは６連勝が最高でした。キブロワイトはデビューから９連勝、ダイナマイトソウルもデビューから８連勝がありました。ダイナマイトソウルは初めて負けたレースを実況してるので、その時は「あぁ～負かしちゃった～」と凹んだ記憶があります。他にも連勝記録を残した馬は数々いたと思いますが、僕が思い出したのはこんな馬たちです。他地区からの移籍条件も年々変更になって、Ｃ２～Ｃ３辺りから勝ち上がるのは僕が見始めた頃より難しくなりました。勝ち続けるのもクラスが上がってくると厳しいとは思いますが、まだまだブライアンズガールには頑張ってもらいたいと思っています。

  2006年08月25日

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  おっ

  ↑昨日の川崎競馬の出走表より。表面が微妙に間違ってました…(^^;裏面に書かれた「旭川１０Ｒ・メイショウドトウ賞」の出走表はちゃんと書かれていたものの、表面の方はレースタイトルが「第１０回メイショウドトウ競走」って…??この書き方だと、「フレッシュチャレンジ＋競走」とか、「アタックチャレンジ＋競走」ということと同じですから、『競走』をとってもレース名として成立するはず。もしこの文面のまま、レースタイトルを実況の中で紹介するなら、「第○レース、今年で第１０回を迎えました、メイショウドトウです。」ってことになるのかなぁ…なんてことを考えていました。１０回目のメイショウドトウっていったい…??　意味不明ですねちなみに今日も回数は消えていたものの、「サクラプレジデント競走」と表面には書かれておりました 明日は「ノーリーズン競走」になってないといいなぁ。明日の旭川のレースタイトルを見ると、『ＪＢＣカウントダウン７０特別』もあります。ジワジワとＪＢＣに向けてカウントダウンは進んでいってますね～。まだまだＪＢＣにつながっていくレースは先ですが、気持ちも盛り上げていかなくては

  2006年08月23日

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  おじコーナー出演

  競馬場の食べ物の話題ばかりあちこちでしてたら、ようやく役得が…。（一応断っておきますが「山中の満腹感」は競馬ブログですよ～）今日の大井競馬中継「おじの愛ラブＴＣＫ」コーナーに急に出てしまいました。ＴＣＫ中継をご覧になったことがない方に説明しますと、アシスタントのお二人が場内のイベントやファンサービス、売店や食堂などを写真を使ってブログ風に紹介するコーナーです。今日は場内３号スタンド２Ｆの食堂「憩」の紹介。僕が「スペシャルランチ」を食べてるところにコーナーの主役・尾島圭美さんが登場。涼しい食堂内で楽しいお食事。至福のひとときでした。満腹～。ちなみにスペシャルランチ、今日のメインディッシュはエビフライと生姜焼きでした～。今日は大井競馬場、雨が降ったり止んだりの影響もあってかかなり蒸し暑く、冷房がある食堂内はまさにオアシスでした。生姜焼きと納豆で仕事前にエネルギーも充填できたし(^^;ちなみに尾島さんは少しずつゆっくりと食べてました。早飯の僕とはやっぱり違うな～と妙に感心してしまったロケでした。

  2006年08月17日

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  夏祭り

  夏祭りウィークのＴＣＫは嬉しいことに毎日盛り上がっております。今日なんかは天気予報はあんまり…だったのに何とか持ちこたえたし。５Ｆのテレビ中継実況ブースから、３コーナーの向こうに六郷の花火がチラッと見えました。夏ですねぇ。さて、昨日今日と大井競馬場にはキッチンカーが登場しました。サンタアニタＷの時は行きそびれたので、今回はキッチリ足を運んできました。３軒を３日間で回ろうと思ったら昨日・今日の２日間で終了だったようで残念。左はローストチキンを売ってるキッチンカーのメニューで、右はクレープを売っていたキッチンカーです。月曜日はギラギラの太陽の下での販売だったので（キッチンカーのところは日差しを遮るものなし）、ローストチキンの方は暑くて大変そうでした。そしてそのローストチキンwithローストポテトです↓美味しいものが食べられるイベントはこれからもドンドンやっていただきたいと思う今日この頃です（できればあちこちで）。

  2006年08月15日

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  暑い時期には

  暑い毎日が続きますね～。でも、今年はどういうわけかあまり夏バテしてません。僕の部屋の冷房は壊れているのになぁ…。暑い中で仕事をするのに↑のような冷たいものがあると、夏場には助かります。左は船橋競馬場近所の某米国系アイスクリーム店のアイス。右は以前紹介した大井競馬場のＬ－ＷＩＮＧ１Ｆマイスターカフェのソフトクリームです。古谷さんも函館競馬場のものを紹介してましたが、この時期の競馬場は冷たいものが数多く売られています。大井の４号スタンドにあるフローズンヨーグルトが食べたくなってきたなぁ。Ｌ－ＷＩＮＧからはちょっと遠いけど…。仕事に支障が出ない程度にまたまた食べ歩こうと思っている今日この頃です。　※佐藤隆騎手のご冥福を、心からお祈り申し上げます。

  2006年08月11日

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  サンタアニタトロフィー

  ボンネビルレコード強かったですね～…って↑の出走表は今年のものではありません。ジョッキーの顔ぶれを見ると、今年エイシンチャンプを出走させていた堀調教師の名も見られますが、１０年前・関東盃からサンタアニタトロフィーに名称が変わって第１回目の時の出走メンバーです。何故出走表を保存してるかというと、僕が競馬を始めて最初に生で観戦した重賞だからなんです。今年も「アメリカンデー」と銘打って、大井競馬場ではいろいろなイベントがありました。スクランブルナイトということで坂田さん＆古谷さんのトークイベントもステージで行われてましたし、Ｌ－ＷＩＮＧ横にはいろいろな出店が並んで壮観な眺めでした（食べ物を買い忘れたので詳細は省略）。１０年前も場内は大変にぎわってましたが、何もかもほぼ初めて見る光景だったので実はあまり覚えていないのです(^^;　そんな中、イベントで覚えているのはたった一つ…「ＤＪ風本馬場入場」普段「１番、ブルーファミリー。馬体重…」という風に読んでる本馬場入場を、「No.1、Blue Family」ってな感じでＤＪが来て横文字風に読んでました。１番のブルーファミリーはいいんですが、２番になると「No.2、Hokuto Musou」…かなりの違和感と衝撃が走りました。１０年経った今でも覚えているほどです。このサンタアニタトロフィー限定本馬場入場は、残念ながら２年で終わってしまったと思います。馬体重とか斤量とかを日本語で読んだり英語で読んだり試行錯誤してたんですけどね。こんなイベントまたやらないかなぁ…

  2006年08月04日

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  船橋グルメ

  やまなかです。塗り絵の袖がかわいいと言われてしまったとです…。（古）それはさておき、先週の船橋開催はブログを始めてから初めて仕事で行きました。大井のあと金沢に行くことが多くて、浦和や船橋の薄暮開催担当になかなかならなかったのですが、久々の船橋競馬場でした。先月オープンしたミュージアムを見学（といってもそんなにゆっくりは見ていられなかったのですが）してみました。個人的は過去の名勝負ＶＴＲ放映が◎。ついつい見始めて長居しそうになりました。船橋からはスターホースがこれからも輩出されていくのでしょうか。船橋は未開拓の地でして、モツ丼を場内で発見したことがありません。８月の開催ではぜひ場内を捜索したいと思ってますが、そんな中僕が贔屓にしている食べ物があります。スタンド４Ｆで食べられる↓です。（持ち帰りにして実況席でいただきました） あっさりスープの中に本格的なチャーシューがのっている非常にレベルの高いラーメンです。船橋競馬場は周辺の商業施設でも飲食店が充実しているのですが、場内にも負けないくらいのいろいろな名物がありますし、場内のグルメマップで紹介されてます。来週にはまた船橋開催がありますので、その時にはぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょう。

  2006年07月31日

• 日々是精進

  突然ですが、みなさんスランプに陥ることってありませんか？レースの実況をしていると、「な～んか調子悪いなぁ」と思うことがあります。喋っている声がガラガラだったり喋りがカミカミだったりする調子の悪さもあれば、双眼鏡で馬を追っているときに言葉が出てこないとか、レースの流れに喋りがついていかないという時もあります。理由はいろいろで、体調に起因する場合（風邪・寝不足・飲み過ぎなど）もあれば、メンタル的なことが問題だったり…。「最近いい実況出来てないなぁ」と思ってるそばから喋りが滑らかにいかなかった場合は、さらに落ち込むという負の連鎖です…。とはいえ、自分の担当を代わってもらう訳にもいきませんので、実況を聞き直したり、うまく出来ない理由を考えつつ、毎日毎レース喋りながらなんとかスランプ脱出のきっかけを探ります。喋りとは直接関係ないんですが、かつて自分の担当したレース４レース連続で競走中止が発生したときはかなりヘコみました。逆にゴール前の大接戦で接戦に関係のある馬を全部触れることが出来たときはちょっと嬉しかったりもします。とはいえ、実況はアナウンサーの自己満足ではなくファンの皆さんにレースを伝えるためのものですから、レースの展開が分かるように勝負どころでの動きを逃さないように、なるべくシンプルに喋るよう心がけています。場内でレースの実況を担当するようになって丸５年が過ぎたのですが、まだまだ精進しなくてはと思う今日この頃です。

  2006年07月25日

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  実況アナになるためには

  ＭＸＴＶのＴＣＫ中継に１２歳の方からＦＡＸをいただきました。いわく「テレビ中継を見ながら馬の名前を呼んで実況をしている」とのこと。将来は我々と一緒にお仕事をしてる…のかな(^^;僕もかつては競馬実況アナを志し、テレビを見ながらであったり競馬場に足を運んで実況の練習をしていました。その甲斐があったのか、願いが叶ってほぼ毎日競馬場でレース実況を担当するアナウンサーになりました。村本さんのように「どうやったら競馬実況アナウンサーになれますか？」と聞かれることはあまりない（）のですが、今日ＦＡＸを番組にいただいて「僕はどうやってなったんだろう…」とふと考えてみました。（それを番組内で紹介する時間は直前でなくなってしまったのですが…）競馬が好きなことはもちろんですが、競馬をいろいろな角度から興味を持って見ることが出来ることが大事でしょう。レースはいろいろな人のさまざまな想いが込められて行われていて、それを我々の喋りでよりレースが盛り上がることもあれば、たった一言で感動的なレースの全てを台無しにしてしまうときもあります。大きなレースの前はそんな緊張が押し寄せてきます。緊張と大歓声の中、実況を終えてマイクのスイッチを切ったとき、一気に緊張から解き放たれて充実感が体内から沸いてきます（それがこの仕事の醍醐味でもあるんですが）。でもそんな毎回毎回うまく行くわけはないんですけどね。仕事をよりよいものにするために必要なのは記憶力ではないでしょうか。昔は僕は昔から馬の名前を覚えるのが大好きで、いろいろな馬の名前を口に出しているうちに、いつの間にか実況（当時は真似事でしたが）をするようになっていました。馬の名前だけではなく、馬の特徴やレース振りなどを頭に入れて実況するので、いろいろなことを記憶しておくのが大事です。あとは双眼鏡とお友達になることでしょうか。競馬場は広いので双眼鏡を使って実況しているのですが、慣れるまではこれがなかなか難しい。と、一気に書いてしまいましたが、残念ながらこうすれば絶対競馬実況アナウンサーになれる…という必勝法はありません（あれっ？）。ただし、この仕事は責任も大きい分やりがいもあります。実況アナウンサーになりないなぁ…と思う人が少しでも増えるような仕事が僕にも出来るといいんですけどね。

  2006年07月11日

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  上半期の川島正行厩舎

  大井開催も２日間が終了しました。３日目（火曜日）のメインレースにメーンエベンターを出走させるのは船橋の川島正行調教師。今年も調教師リーディングでトップ快走中ですが、上半期の成績を振り返ってみましょう。＜川島正行調教師＞～2005/07/01：４３勝＝うち重賞４勝ブルーバードＣ、京浜盃、羽田盃、東京ダービー～2006/06/30：５４勝＝うち重賞５勝川崎記念、マイルＧＰ、東京湾Ｃ、かしわ記念、帝王賞※２００５年：７５勝（うち重賞７勝＝↑の４つ＋ローレル賞、東京大賞典、東京２歳優駿牝馬）昨年を上回る勢いで勝ち星を量産しています。アジュディミツオーの上半期交流Ｇ１３勝も見事ですが、その他の馬たちもシャイニールック、ドラゴンウィン、マズルブラストなどなど怒涛の勝ち星ラッシュです。７月に入ってからまだ勝ち星はありませんが、それでも勝率３割以上・連対率も５割以上と脅威の数字をキープ。昨年は上半期に比べると下半期は勢いがちょっと落ちた感もありましたが、それでもダガーズアラベスクで２歳牝馬のＧ１タイトルを獲りました。今年の活躍馬のラインナップをみるとまだまだ勢いは止まりそうにないので、このまま行くと、今年の１２／３１にはどんな成績になっているのか楽しみです。そして、水曜日にはＪＤＤ。今年はＪＲＡからだけでなくダービーウィークもあって地方他地区からの参戦が多数あって３歳ダートの全国ナンバーワン決定戦に相応しいといえるメンバーになりました。さてさてどんなレースになるのでしょうか…水曜日を楽しみに待ちたいと思います。（↑写真はＬ－ＷＩＮＧ１Ｆ・マイスターカフェのマンゴソフトクリーム）更新が遅くなったのは決して小山内さんから風邪をもらったからではありません。

  2006年07月10日

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  上半期の内田博幸

  今年も南関東騎手リーディングで、２位以下を離して独走する内田博幸騎手。皆さんご存知の通り、今年は昨年以上の勢いで勝ち星を量産しています。（昨年の記録も驚異的だと思っていたんですが…）ＣＳ放送内ではチラッとお話したんですが、上半期の成績を振り返るということで、昨年と今年の帝王賞開催までの成績を比べて紹介したいと思います。＜内田博幸騎手＞～2005/07/01（第６回大井開催６日目終了時）：２４４勝＋中央２２勝（７／３福島での１勝を含む）：うち重賞７勝（ニューイヤーＣ、エンプレス杯、しらさぎ賞、京浜盃、かしわ記念、羽田盃、東京ダービー）～2006/06/30（第５回大井開催６日目終了時）：２２５勝＋中央５０勝：うち重賞１１勝（ニューイヤーＣ、川崎記念、ダイオライト記念、京浜盃、マイルＧＰ、桜花賞、かしわ記念、東京プリンセス賞、大井記念、関東オークス、帝王賞）＆地方他地区１勝※２００５年地方年間４６５勝（＝うち重賞１２勝＆他地区１勝）＋中央３１勝＝４９６勝地方での勝ち星は昨年ほどではなくても、牝馬三冠・アジュディミツオーとのコンビでの大活躍など、今年前半は印象に残る勝利が多かったですね。中央にも毎週のようにスポット参戦しての活躍でした。この勢いならば、昨年あと僅かのところで届かなかった、１９６６年に佐々木竹見さんが達成した「年間５０５勝」を超えるのも夢じゃないかもしれません。今年後半の内田騎手の活躍からも目が離せません！まずは今日からの川崎開催、注目しましょう。

  2006年07月03日

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  満腹な帝王賞

  水曜日のＴＣＫ、久々にたくさんのお客さんに来場いただきました。ミツオーアナに書きたいことを先に書かれ気味の近況ですが、大歓声の中でレースの実況が出来るのは我々実況アナウンサーにとって喜びでありまして、たくさんのファンの期待がヒシヒシと伝わってきました。その中で強い馬が強いレースを見せてくれたのが今回の帝王賞だったんじゃないかと思います。本当にいいレースでした。ゴール前、一番力の入る展開でしたが、それでも我らがミツオー（大川アナのことではない）は踏ん張ってくれました。東京大賞典のときもそうだったと思うんですが、ゴールまで残り３００ｍくらいまで内田騎手の手はあまり動かずスイスイと走っていて、いざ内田騎手が追い出すとまた二の脚・三の脚が繰り出されて後続を突き放す…道中ハイラップで逃げてるのにこの強さですからね。（本当はこのことを実況の中で伝えられれば良かったんですけどね）ＴＣＫ中継内でも昨日今日と帝王賞を振り返って、これからどんどん続いていくアジュディミツオー伝説の次のページはなんだろうとワクワクしております。我々もその伝説の目撃者になれることをうれしく思います。最後になりますが、ハートがたくさんついてても、出来ないものは出来ません。でも、エガジーニョとモリーニョのスーパーゴール、期待してますよ

  2006年06月29日

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  浦和にて

  せっかくいいパスをもらったのに、急に振られたもんでなかなか書けませんでした。南関東のモツ煮込み丼紹介ですが、今回は浦和編をお届けします。大井のと比べていろいろなホルモンが入っているような気がします。味は比較的あっさり。トッピングの葱をおまけしてくれたのも良心的です。ミツオーアナのジャンボチキンカツ同様、開催中１度は食べたいなと思う代物です。ぜひ１度ご賞味下さいm(__)m南関東のモツ煮込み丼紹介、次回は川崎編をお送りする予定です。

  2006年06月25日

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  ビッグな金沢競馬

  ↑日曜日の金沢は好天に恵まれ、上半期の古馬ナンバーワン決定戦、第４９回百万石賞が行われました。勝ったのはＪＲＡから移籍２戦目のビッグドンでした。鞍上の加藤和義騎手は去年のテンリットルに続いての連覇。今年は徳留騎手を背に連覇を目指したテンリットルは３馬身及ばずの２着。３着は去年に続いての大健闘、グリーンジャンボが入りました。いや～、前回のこの欄ではちょっとしか触れなかったビッグドン。さすが移籍直前まで重賞でバリバリ走ってた実績通りの走りでした。もっとこの馬について紹介すればよかった…と反省しております(^^;しかし、上半期のチャンピオンとなったビッグドンも、そううかうかしていられないかもません。火曜日のメインレースにはまたＪＲＡから移籍の大物が登場しました。ビッグゴールド。去年の春の天皇賞２着で大波乱の片棒を担いだあの馬です。レースは道中、先行していたテイクファイヤーが故障し、後続のミラクルザヘッドが避けきれず落馬というアクシデントがあり波乱模様でしたが、終始前々でレースを進め、先に抜けたホワイトサイクロンをＧ前で捕らえました。最後の脚はさすがオープン馬、というものに見えました。このビッグ２頭は金沢の古馬中～長距離戦線を引っ張っていくでしょう。そして、白山大賞典での好走…いや、それ以上を期待したくなっちゃいました。今後の古馬戦線、ぜひぜひ注目してください。

  2006年06月21日

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  百万石賞です!!

  遅ればせながら、関東オークスはいいレースでしたね。実況の中で、柄にもないフレーズがついつい出てしまいましたが(^^;南関東初の牝馬三冠の瞬間を目撃することができて光栄でした。さて、今週末は金沢に行きます。この時期、古馬たちのビッグレースが各地で行われますが、金沢競馬場でも、日曜日に重賞の第４９回百万石賞があります。（枠順はこちら）今年オープンで活躍しているメンバーと距離のスペシャリストが激突する、金沢競馬春の古馬ナンバーワン決定戦です。前者の筆頭格はやはりケンゴウザンでしょう。３月末のシーズン開幕から４戦３勝。重賞スプリングＣも勝っています。勝ち星は１４００ｍ～１９００ｍ。昨年の北国王冠（２６００ｍ）では４着だったのですが、今回の２３００ｍは…？？ちなみに、自分が実況した中では去年９月のオータムスプリントＣでの快勝劇が印象に残ってます。ケンゴウザンに５月に土をつけているオモシロイも面白い…か！？中央時の実績はケンゴウザン・オモシロイよりも上位のビッグドン、地元生え抜きの一昨年２着馬タクミシルバーにも注目です。後者といえばやはりテンリットルでしょう。高崎時代からの実績を考えれば、新天地金沢に移籍してきてからのレースが今一つに思えたのですが、去年のこのレースが圧巻でした。その後も北国王冠にも勝ち、中日杯でもタフネスゴールドの２着。今年は高知所属でダイオライト記念に挑戦した後、金沢に戻ってきました。スタートしてからのダッシュが一息でいつもヒヤヒヤしますが、エンジンかかってからの脚はまだまだ健在です。ディフェンディングチャンピオンとして他の11頭を迎え撃ちます。あとは昨年３着、どんな相手でも堅実に走るアラブのグリーンジャンボ＆過去に中日杯を勝った実力馬オーミアジルにも頑張って欲しい。日曜日の金沢競馬に皆さん注目してくださいね～。（↓実況席から見たゴール）

  2006年06月16日

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  実況席＠川崎

  ナイター～薄暮開催へと続く南関東地方競馬ですが、水曜日には川崎競馬場で関東オークスが行われます。３歳春の砂の女王決定戦にふさわしいいいメンバーが揃いましたね。さて、ここで突然ですが、関東オークスが行われる川崎競馬場の実況席をご紹介しましょう。川崎競馬場の馬場内は芝生席＆駐車場になっていて視界を遮るものがありません。実況席からはコース１周全体が見渡すことができます（写真左）。ちなみに、実況席はスタンドからちょっと飛び出したゴンドラのような造りになっていて、ほぼゴール板前で実況しています。また、コースとスタンドの距離が近いので、アタマ差のくらいの接戦でも判別できることもあります（写真右）。直線では横に各馬が広がる迫力の攻防が繰り広げられることもしばしば…。これをどのように喋るかが、アナウンサーとしての腕（口？）の見せどころかな。２月のエンプレス杯も関東オークスと同じ２１００ｍ戦。この時はゴール前、レイナワルツ・ローレルアンジュ・レマーズガールの見応えある追い比べが演じられました。水曜日もいいレースが見られるといいなぁ。好レースを期待して水曜日を迎えたいと思います。このブログをご覧の皆様も、ぜひ川崎競馬場に足を運んでくださいね～。（↓川崎といえばコレ、コロッケ＆焼きそばのスパイシーコンビ）

  2006年06月12日

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  まだまだダービー

  大井のダービーが終わりました。東京ダービー、今年は直線に向いても二転三転の激しいレースでしたね。最後に抜け出して先頭でゴールを駆け抜けたのは、黄色い勝負服の町田騎手のアクションに応えたビービートルネード。初の重賞勝利が東京ダービーとは恐れ入りました。ゴール前、トキノシャンハイを内から捕らえた脚と根性はホントに素晴らしかった。惜しむらくは、実況でもっと早くビービートルネードの前に届きそうな状況を表現できていれば…(^^;さてさて、ダービーウィークは佐賀→札幌→大井、そして今日の園田ダービーまで終わりました。明日は名古屋の東海ダービー、そして日曜日は水沢の岩手ダービーです。各地の関係者が目標にしてきたダービー、毎日お腹一杯になるまで見届けたいと思います。

  2006年06月08日

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  さあダービーだ!!

  大井記念は素晴らしいレースでしたね。２６００ｍ走ってきて最後は大井の名手同士の叩き合い…見ごたえありました。でも内田騎手はイナリコンコルド以来の２勝目ってのがちょっと意外でした。勝ったエイシンチャンプ。この後は大井代表としてＪＲＡ勢と戦う立場になるんでしょうが、帝王賞でもいいレース見せて欲しいなぁ。ボンネビルレコードはここ３戦一息のレース振りでしたが、今日の好走できっかけをつかんでこちらも帝王賞で頑張って欲しい。クールアイバーはいつもより前の位置でレースしてるなぁ…と思いながら実況してました。淡々と流れたように見えて切れ味勝負になった中、前にいた組では最も粘ってました。でも、結果を見ると上位は内田博幸－的場文男－森下博の３人で決まりました。「長距離は騎手で買え」って格言を思い出したのはレースが終わってから…。こういう格言ってなんでレース始まる前に思い出せないでしょうかね(^^;さて、ご存知の通り、今回の大井は２夜連続で重賞と豪華な開催です。今年もこの日が、この夜がやってきました。東京ダービーです。南関東の頂点を決める戦いに駒を進めた１６頭、どの馬が勝つか１日中ワクワクしてたいと思います。そして、全馬力をフルに発揮して無事でレースを終えて欲しいです。ダービーは競馬の祭典、みんなで盛り上がりましょう!!

  2006年06月06日

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  さきたま杯

  さきたま杯、ゴール前は手に汗握る熱いレースでしたね～。（とはいえ実況者は手に汗握ってる暇はないです(^^;）リプレイをネットで聞いたら声が大きかったですね～。３着のストロングブラッドは長期休養明けながらいいレースでした。前々で先行馬をマークして早め先頭…最後は惜敗でしたが「さすがＧ１馬!!」と思わせてくれました。２着のドンクールも久々の短距離戦がどうかなと思ってたんですが、３～４角かなり外を回って最後はハナ差。ダートグレードではどんな条件でも走る安定勢力。勝ったアグネスジェダイは１枠に入って「逃げなかったら前が詰まるんじゃないかな」と思っていたところ、逃げたのはロッキーアピールでアグネスジェダイは内の３～４番手辺り。「大丈夫かなぁ」と道中は心配しました。向正面でコアレスタイム他が先に動いていった時もジッとしてたし。ただ、４角で馬群がうまくバラけた時にスッと抜け出した脚が抜群ですね。去年の東京盃以来の重賞勝ち。（その時も場内で実況担当でした。僕と相性がいいんでしょうかね？？）でも、ゴール前はどっちが勝っているか正直わかりませんでした。個人的には交流重賞では南関東勢に頑張って欲しいところもありますが、次回に期待しましょう。（でも今回のブルーローレンス、惜しかったなぁ）↓さきたま杯終わってから行ったＪＲ武蔵野線南浦和駅付近ガード下の焼肉屋さんのオレンジシャーベット

  2006年06月01日

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  出張

  ５／２８・３０は金沢競馬場で実況してきました。２８日日曜日のレースからは日曜メインに出走したビッグムサシが今後要注目。今回ＪＲＡから転入初戦の３歳馬ながらなんと１番人気。結果は３着でしたが、古馬相手での好走は今後につながる予感がしました。３０日は１Ｒからビッグネーム＝2001年の京都新聞杯などを勝った実績のあるテンザンセイザが金沢での移籍後初レースに出走しました。結果は４着でしたが、元気な姿を見せてくれました。金沢競馬場に行った際に注目レースがあれば、またここで書きたいと思います。ちなみに、金沢競馬は基本的に日曜・火曜が開催日ですのでぜひ足を運んでみてください。（↓金沢郊外で食べたバナナチョコパフェ。）

  2006年06月01日

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  まずは自己紹介から

  皆さん、はじめまして。山中寛です。普段はマイクに向かってレースを実況しているので、ちょっと勝手が違ってなかなか慣れてこないかとは思いますが、僕の見たこと聞いたこと、思ったこと、感じたこと、これから少しずつ書いていきます。あとは実況アナウンサーの仕事紹介的なこともしていきたいと思っています。今後ともよろしくお願いします。最初なので、自己紹介などを少々…。プロフィールにもありますが、現在は各地の地方競馬実況を請け負う耳目社に所属し、南関東４場（大井・川崎・船橋・浦和）と金沢競馬場の場内実況、そして東京ＭＸテレビ「東京シティ競馬中継」の中でレース実況を担当しています。金沢競馬は５／３０に開催がありますので、ぜひレースをご覧になってくださいね。（僕が場内で実況しています）場内で実況を担当するようになって５年くらい経ちました。練習を始めた頃、最初は見たものを言葉にして声に出すのだけで一苦労。実況の中に変な間が出来たり、レース展開を的確に捉えられなかったり…。喋りながら馬を追うのだけで精一杯。頭の中は真っ白。当時のことを思い出すと、今でも恥ずかしくなります。何千レースも実況して、経験を積んで、実況に最近やっと少し余裕が出てきたかな…と思っています。レースに向けて馬を出走させる関係者、そのレースに思いを馳せるファンの一人一人、レースにはそんな思いがたくさん込められてますから、実況がそれを台無しにすることのないよう、僕も毎日頑張っております。あれ、タイトルの「満腹感」はどこへやら…。それについてもこれからいろいろ書いて行きたいと思います。（突然ですが僕の大好きな煮込み丼＠大井競馬場）

  2006年05月27日

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