うつ、そして薬からの離脱

　今日は久しぶりに症状がきつかった。

　レキソタンを水曜日に完全に切って六日目で
あるがレベル的には最も強い症状を10とすると
5ぐらいであろうか。

　痛みではないが胸の圧迫感、後頭部の違和感
、首と後頭部の痛みによる頭を傾けて机の書類が
読めない状態、若干であるが目の乾燥感がある。

　午前は社内でも動きまわったりオフィスの上から
下へエレベーターを使用せず汗をかいて頭をのぼせる
状態に持って行けたので気が紛れたが午後は月1の社内
営業戦略会議があり半日椅子に座っていなければならな
かった。

　自分としては一生懸命労働がしたいのに身体の症状が
そうさせない。

　苦しい。

　特に胸の圧迫感による焦燥感と後頭部と首の痛みが書類
を読むのを妨げるし会話を集中させない。

　途中、小休憩があり久しぶりであるがトイレの洋式便座に
座り込んだ。

　天井を見上げて口を半開きにしてボーっとしているが以前に
こんな事をしたよなあと半ば懐かしい感覚になった。

　トイレを出て水を飲んでGABAを気休めに口へ放り込んだ。

　会議室に戻りまた再開した。

　30分ぐらいしてから冷や汗が出てきて思わずネクタイを緩めた。

　運動したい・・・

　脳をのぼせる状態にしたい。

　何とか長時間の会議が終わったが自分のデスクに戻り放心状態で
乗り切った事に感謝した。

　今日はすぐさまオフィスを出て圧迫感のある胸を抱えながらジムへ
そのまま向かう。

　こんな状態なのに不思議と泳げるんだよなあ。

　しかも今日あれほど苦しめた症状が身体が熱くなると同時に劇的に
軽減していくから驚く。

　この種の薬の離脱症状が脳神経に強烈に作用しているのが分かる。

　帰宅はいつもどおり10時頃になるが流石に疲れてフラフラだった。

　寝ている娘二人の顔を見つめながら遅い夕食を採った。

　今日も一日乗り切った事に感謝してベッドに入った。

　まだまだ頑張れるし明日への希望だけは持ち続けた。