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ヘイフリックの限界part2

ヘイフリックの限界part2

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2017.12.17
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やはり国家の死命を決するのは真の学力ではないだろうか。そういう意味で中国があれだけの人口約13億人を抱えているとすれば、国の政策が安定し、政治経済が安定すれば教育システムさえ整えば人民の学力も伸びてくる。「科挙」であれだけ長い歴史を持ちながら、西欧に屈したのは何故だろうか。日本は、島国で、明治時代では、人口も今の半分以下だったのだ。それが富国強兵で紆余曲折したが、人口を増やしてきた。中国の人口も経済の安定と、毛沢東思想の人口抑制を欠いために13億人以上の人口が増えたが、学力はどうなのだろうか。西欧を凌ぐだけの力を蓄え始めているのだろうか。


 1.根本的な問題として、知的好奇心の強さに差がある。一般に中国人は自分の生活に             直接関係がない事には興味を示さない。また、海外事情に疎い。
 2. 内陸部では未だ義務教育が遍く普及しているとは言い難い。
 3.  学校では政治教育が最優先とされている。その分、学ぶ分野が狭くなる。
 4.  教師のレベルが低い。文革の影響が未だなお大きいのではないか。
 5.  教え方が暗記中心で、思考能力の養成は重視されていない。


 「中国の学力」というサイトを覗くと、以上のような指摘が見つかった。どうやら教育レベルの問題だろう。そうではなく、本物の学力の実力の問題だ。そういう部分的なものではなく、人類をリードできるだけの知的存在である人材が育っているのだろうか。「中国で最優秀の学生は欧米へ留学する」らしいが、優秀な頭脳が、欧米の強かな教育にスポイルされてしまっているのではないだろうか。その可能性はある。そのまま欧米の研究機関にのこってしまう。知能の流出を、日本のように嵌まってしまうのではないだろうか。何故かならば故国に帰ってもその知識を生かせるだけの場所がないかも知れないからだ。情けない話だが日本はそうである。西欧からひも付きの研究で成果を上げてもそれは、西欧のものでしかないからだ。個人的な成功では意味がない。それが、西欧の強かな狙いでもあるのだろう。


 中国人の「盆に撒かれた砂」であるという形質が、どこまで克服できるのだろうか。それが、「中国の学力」にかかる問題点でもあると思う。









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最終更新日  2017.12.17 17:49:53
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