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テーマ:本のある暮らし(3315)
カテゴリ:本のこと
昨日、朝から出かけていて、急いで買い物をして帰らなくては・・・と思いながらも、買い物するスーパーがデパートに併設のショッピングモールの中なので、すぐそばの本屋さんを覗いてしまいました。
本屋さんに入ると、「少しだけ」のつもりが長くなるので、時間があるとき以外は、出来るだけスルーするようにしているのに、昨日は、つい・・・。 気のなっている本があるんです。 それは「動物園の鳥」。 坂木司さんという覆面作家の作品です。 引きこもり探偵シリーズの第3作です。 ちなみに、1作目が「青空の卵」 この本を偶然手にとって読み始めたら、気になってしまいました。 私、基本的に、専門書以外は文庫化されるのを待つことにしているんです。 もう、既に本棚だからけでスペースがないから・・・。 子どもの頃から、本ばかり読んでいる子だった私は、本を捨てることが出来ずに溜まるばかりなんです。 本の重さで家がつぶれる・・・なんて言われるくらいに本棚だらけの部屋に住んでいた私。 何しろ、女の子なのに、ドレッサーなどが欲しいと思ったこともなくて、空いているスペースは本棚を置きたい、そんな子だったんです。 気に入った作家の本は全て読みたい、と思う私は、当然、坂木司さんの本を探しましたが、文庫ではありません。 ところが、たまたま、第1作を呼んだのが遅かったため、すぐに第2作が出たので、速攻購入。 第2作は「子羊の巣」。 ここまで読んで3部作の第3作がすぐに読みたくなって、例外的に「単行本を買おう」と思い、何軒もの本屋さんを捜したけれど、大きな本屋さんでも見つからない! 楽天で検索してみてもないのです。 どうやら、文庫化されるらしいのです。 それ以来、度々、本屋さんを覗いていますが、まだ出ていないんです。 早く読みたい! 探している本がなかったから、売場をウロウロしてみました。 好きな作家の新作をチェックするためです。 好きな作家がたくさんあるから、チェックも大変! 加納朋子さんと、高田崇史さんの本が文庫化されていました。 加納朋子さんは「コッペリア」。 この方は、私の大好きな北村薫さんと雰囲気の似た作品を書くので気になって読み始めたんです。 そうしたら、北村薫さんが好きで、北村さんに捧げる作品を書いたのだそうなんです。 そうそう、この方のご主人が貫井徳郎さんだと知ってビックリ! 貫井さんの作品も読んでいますから。 人が死なないミステリーとジャンル、北村さん以来のような気がします。 もちろん、たまに死ぬこともありますが。 北村さんの大ファンの私としては、雰囲気の似た作家を見つけるのがうまいんです。 貫井さんは、全く別ですけれどね。 高田崇史さんは、「麿の酩酊事件簿」。 QEDシリーズ以外の作品です。 千葉千波君シリーズでもありません。 私には初めてのシリーズです。 多島斗志之さんも「不思議島」「二島縁起」などが出ています。 この方は、「症例A」を読んで驚かされました。 あまりにも、境界性人格障害のことや、追いつめられていく治療者サイドのことが良くわかっているので、同業者かと思ったくらいです。 昨日は、スーパーで買い物をしたら重かったので、本屋さんはパスすることにしました。 だいたい、本は重いから、夫と出かけたときにまとめ買いすることが多いんです。 車で行きますからね。 あとは、通販。 以前はアマゾンで買っていましたが、最近、楽天ブックスも使うようになりました。 家まで届けて貰えるから便利ですよね。 何しろ、本は重いから・・・。 ところで、今読んでいるのは、米村圭吾さんの「紀文大尽舞」。 紀伊国屋文左右衛門や、その時代のことが書かれています。 米村さんは、「風流冷飯伝」を読んで気に入って、出る作品を次々に読んでいます。 もちろん、文庫化されてから。 この本、買ってからしばらく読んでいなかったんです。 何しろ、まとめ買いで10冊単位で買ってくる上、他に気になる本を見つけると、それを読んでしまうので・・・。 読み始めたら、さっきTVで今度、「大奥」が映画化されると言っていました。 出てくる人物が、今読んでいる「紀文大尽舞」の登場人物なので興味深いです。 天英院や月光院、絵島・生島、間部詮房など。 映画も気になります。 本のことを書き始めると、止まらなくなります。 これからも時々、好きな作家や本のことを書いてみます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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