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カテゴリ:日本の作家 た行
9月29日読了 狭い日常に倦んだ広海は村への復讐に戻ってきた由貴美に惹かれるが、彼女が真に求めるものは......。そしてフェスの夜に事件が起きる。 【内容情報】(「BOOK」データベースより) 【著者情報】(「BOOK」データベースより)
うぅ~~~ん。 これは、ちょいと苦手かも。 どうにもこうにも、由貴美に共感出来なくて、 そんな彼女に翻弄される広海が もどかしくて、 ずっと、そっちに行くな!近づくな!なんて思いながら、 モヤモヤしながら読み進んだ。
全体的に、陰鬱で 心の拠り所がない。
内容は全然違うけれど、 村全体で因習を守り続ける不穏さが、 乾ルカさんの「蜜姫村」を思い出させて、 重い気持ちになってしまった。
ラストは結局、彼女の想いが叶うということだな。 心地よい内容では、なかったけれど、 読まずには いられなかった。 ぐいぐい引き込まれる筆力は、やっぱり凄い!
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