守邪の神
約2000年前の鍼灸の古典を読んでいて気になった一文でなおかつ、一般的な事柄についての文章の感想・その6所謂生気之原者謂十二経之根本也謂腎間動気也(中略)一名守邪之神 『難経』第八難訳生気の原とは12経脈の根ざしている元であるこの生気の原は下腹部で動気として感じる事が出来る(中略)一名守邪の神という 参考文献 『難経真義』 六然社 池田政一 太極拳や武術などでも重要視される「臍下丹田」ヨーガでいえば「スワディスターナチャクラ」ここにある「腎間の動気」「命門の陽気」が守邪の神:邪気から身体を守る大切なところであるといっています迫力有る表現ですよね「守邪の神」って・・・命門の陽気を補うことは鍼灸経絡治療では良くいたしますがセルフケアとしては「丹田呼吸」が良いです行法としては種々階梯がありますが安全で簡単な方法は下腹部を膨らませたり、へこませたりしながらゆったりと腹式呼吸するだけでも良いと思いますもうそこまでいらしているであろうというか既にその兆しの感じられる「更年期」をなんとか無事に乗り切ることが出来るように我が「守邪の神」さんにも頑張ってもらわねば^^;