「近距離恋愛」の試写会に行ってきた。原題は"Made of Honor"。大学時代から10年間、親友として付き合ってきた女友達のハンナが急に結婚することになり、主人公のプレイボーイ、トムはハンナを自分が愛していたことに気づいて、でもハンナから花嫁付添人を頼まれちゃって、彼女を取り戻すために悪戦苦闘するお話。ロマンチック・ラブ・コメディってとこか。「マイ・ベスト・フレンズ・ウエディング」の男版みたいな感じかも。主演は「グレイズ・アナトミー」とか「魔法にかけられて」のパトリック・デンプシー。グレイズ仲間(?)のキャサリン・ハイグルも最近「幸せになるための27のドレス」で花嫁付添人を演じてるわね。しかも「27のドレス」には「魔法にかけられての」ジェームズ・マーズデンも出てる。試写会に外れたから見てないけど、これは見くらべてみたいかも。ハンナを演じるのはミシェル・モナハン。「M:i:III」でイーサン・ハントの婚約者役をやってたらしいけど、正直、印象があんまりない…。
トムとハンナはNYに住んでるけど、ハンナの結婚相手はスコットランドの貴族だから、後半は舞台がスコットランドになってうれしい♪私が車酔いしてろくろく見られなかった景色がいっぱい…(^_^);。お城とかキルトもたくさん出てくる。シャム猫ココのシリーズを読んでると、たぶんイリノイ州あたりの北のはずれの町では嬉々としてキルトを着たりしてるけど、ニューヨーカーのスコットランド文化に対するイメージはあまりよくないのかしらね。ハギスに眉をしかめたり、キルトをダサがったり。アクセントもぜんぜんちがうから、話が通じにくかったりして。相手の貴族はアソール家と親戚だそうで、これって去年行ったブレア城のAtholl公爵家のことかな?添乗員さんがいちいち「アルソ」と読み間違えてたけど、この映画の聞き間違え方を覚えれば読み間違いもしなくなるかも(笑)。あまり他人と深く関わらないようにしてきたトムがハンナのため心を入れ替える姿や、誠実な愛情を求めるハンナの姿が、みる人によっては泣くほど感動的らしいですが、私は大いに笑って楽しみました。いい映画でした。うんうん。