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コーチ賢ちゃんの「コーチング談義」

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2010年07月13日
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                    畑のミニトマト



 人の魅力、才能、能力を高めるには長所伸展法が効果的だと聞くと、「長所を褒めていれば、叱らなくてもいいの?」という疑問が湧きますよね。

 勿論「叱る」ことが必要な場合もあります。では、それはどんな時でしょうか?

 それは、「本人が気付いていないが、周りの人に迷惑をかけている時」、そしてもう一つは「ルールや原理・原則に反している時」です。

 このような場合、親や上司は、子どもや部下の視野を広げる(視点を変える)ために「叱る」必要があります。(感情的に「怒る」のではなく、成長してほしいという祈りを込めて)

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 また、失敗して「しまった~!」と落ち込んでいる子どもや部下に対して、追い討ちをかけるように叱るのは、逆効果になる恐れがあります。

 叱らずに(必要な後始末を済ませた後で)、以下の4つの質問をしてあげることで、「視点を変え」成長を促すことができます。

1.何があったの?(状況を聴く)
   出来事と辛さや悲しさ、悔しさ(感情)の両方を、共感的に(無批判で)聴く

2.本当はどうしたかったの?(ゴールを聴く)
   目的、狙いを明確にする

3.何が失敗の原因だと思う?(原因を聴く)
   「なぜ失敗したんだ?」と問いかけない
     「なぜ」は責められている感じを相手に与えてしまう恐れがあるので

4.次に成功するためには、どうしたらいいと思う?(対策を聴く)
   成功している未来から、今を見る「視点」が得られるので
   前向きに考えられるようになる

 ※幼くて、3、4を一人で考えられない子どもには、親が一緒に考えてあげることが必要
   になります。

 この4つの質問を、日常の生活の中で上手に使えるようになると、子育てや部下指導が楽しくなることでしょう。

 この4つの質問を受けた子どもや部下は、自分で考える習慣を身に付け、欲しい未来をイメージしながら、失敗するごとに「勝手に」成長していくからです。

 私達日本人は、短所を指摘して改善を促すのが得意で、長所を褒めて伸ばすのは苦手です。

 それは、子どもの頃から、親や先生に短所を指摘され続けて来たからだと言えましょう。

 大人が変われば「子ども」が変わります。子どもが変われば「未来」が変わります。

 私達大人が、「子どもの長所を見付けて褒める」習慣を身に付け、子どもの持ち味を引き出すことで、希望の持てる未来に変えて行きましょう!






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最終更新日  2010年07月14日 09時32分04秒
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