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コーチ賢ちゃんの「コーチング談義」

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2012年01月30日
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カテゴリ:夢の実現

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                           庭に咲く蝋梅の花


 賢ちゃんは、夢を実現する方法に2種類あると考えております。1つは「目標達成型」、もう1つは「天命追及型」です。

1.目標達成型

 「目標達成型」とは、先ず自分が未来に実現したい状態を「目標」として設定します。次に、その目標に至るステップを実行可能なレベルに落とした行動計画をつくります。そして、これを行動に移して目標達成を目指す、という方法です。

 目標設定で重要なのは、その目標を達成した時、その結果が「真にその人の幸せにつながっているのか」を「検証」することです。

 世界のトップコーチの一人で、「7つの習慣」の著者、スティーヴン・R・コビー博士は、『間違ったところに梯子を掛ければ、どんなに早く駆け上がっても、見当違いのところに早く着くだけである』という名言を残しておられます。

 まさに「その梯子(目標)は、正しいところに掛けられているのか(幸せにつながっているのか)」を確認する事の大切さを指摘しておられます。

 その検証の結果がOKだったら、その目標を「外部基準化」して、外から達成できたかどうかを判定できる目標にすることが重要になります。

 例えば「ダイエットする」という抽象的な目標は、「○カ月後に、○○Kgになっている」という、外部から見て達成できたかどうかが分かる目標にする(外部基準化する)ことが大切になります。

 でないと、ダイエットできたか否かの、判定ができないからです。

 そして、最も大切なのは、この目標を達成した時のイメージをありありと心に描き「嬉しく、ワクワクする、達成感に満ちた気持ち」を味わい、何としてもこれを手に入れたいという、熱い思いを抱き、しかもこれを持ち続けることなのです。

 でないと、将来の大きな幸せよりも、目の前の小さな幸せ(誘惑)に負けてしまい、目標を手放してしまいかねないからです。

 クライアントが、これらのステップを踏んで夢を実現するのを支援するのが、コーチの仕事なのです。

 「夢(目標)には、日付を入れることが大切」と言っておられる、渡邉美樹さんが提唱しておられる方法も、このタイプと言えましょう。

 また、中には「目標は持つべきではない」と主張される方もおられますが、このような方は「目標を持たないことを目標にしている」とも言えましょう。賢ちゃんは、そういう生き方も尊重したいと思っています。

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◆◆◆

 ところが中には、具体的な目標がイメージできない(外部基準での目標が設定できない)方がおられます。

 「○年後に、職場をイキイキ、ほのぼの、ワクワクにしたい」「この世を去る時、周りの人から感謝されるようになっていたい」などの「欲しい感情や精神的な価値」を目標に持っている方で、どのような事を達成すればそうなれるのか、イメージが湧かない方(多分に感覚派の方)は、この典型的な例と言えましょう。

 そこで、そういう方にお勧めしているのが「天命追及型」による、夢の実現法なのです。

2.天命追及型

 中村文昭さんの提唱している「天命追及型」は、彼自身が「何を目標にしたらいいのか分からず悩んでいた」時に、彼の師匠から教えてもらった方法なのだそうです。

 その内容は、次のようなものです。

 『目標を設定できない人は、以下の4つのルールを守って、目の前の人を喜ばせろ!

1.返事は、0.2秒以内に。
  (自分にとって損か得かを考えず、素直にハイと言え!)

2.「頼まれ事」は「試され事」と思え。
  (相手の期待を上回る成果を出して、相手を感動させろ!)

3.できない理由は言うな。

4.今できることを探して、今直ぐに行動しろ。

 これを徹底して実行すれば、人から頼りにされ、やがて自分にしかできない「役割・使命」を手に入れることができるようになるから・・・』

 中村文昭さんは「飲み屋(バー)の経営」「ブライダルレストランの経営」「日本中で年間360日講演」「本の出版」などを実現して来ておられるも、自分からこれらを目標にして行動したことは一度もなく、上の4つを徹底してやっているうちに、このような役割・使命を与えられるようになった、と語っておられます。

 彼はこの方法を「豊臣秀吉」の出世に例えて、次のように話しておられます。

 『木下藤吉郎は、織田信長に惹かれて、ただ「信長様の弟子にしてもらいたい、喜んでもらいたい」という一念で、冬に殿様の足が冷えないようにと、懐に草履を入れて温めていたに過ぎない。

この時「将来、天下を取ってやろう」等という目標(野望)を持って、行動していたわけではない。

「殿様に喜んでもらうにはどうしたらいいか?」「今自分にできることは何か?」を考えて、一心に努力した結果、気が付いたら天下人になっていただけなのです』と。

 そして、この方法を「天命追及型」と、講演の中で語っておられます。

---

 また本田健さんは、目標が定まらない人は、以下のような方法で人生を切り開くことを提案しておられます。

1.自分が、イキイキワクワクすることを生活の中で見つけて、実行する。

2.イキイキワクワクやっていると、いつか周りに応援する人が出てくる。
   「○○さんの講演を聞いてみては?」
   「○○という本を読んでみては?」
   「○○さんに会ってみては?」

3.応援者のアドバイスに感謝しながら、それを受け入れて更に努力する。

4.すると「幸せへの自動ドア」が開いて、次のステージに導かれる。

5.ここでも、イキイキワクワク新しい事に挑戦する。

6.するとまた、新たな応援者ができる。

7.応援者のアドバイスに感謝しながら、それを受け入れて更に努力する。

8.すると次の「幸せへの自動ドア」が開いて、また新たなステージに導かれる。

 これを繰り返すことで、人生が開けていく。そして、人生の最後に振り返った時、「これが自分の求めていた人生だったんだ!」と気づくことになる。

 この方法も、「天命追及型」と言えましょう。

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◆◆◆

 コーチは、クライアントの特性から、どちらのタイプの夢の実現法がふさわしいかを見極める目と、視野の広さを養うことが大切だと痛感している、今日この頃です。









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最終更新日  2012年07月21日 22時22分15秒
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