|
カテゴリ:カテゴリ未分類
4.シニアマスターズ大会の開催
前述の各自の技の練習終了後、いよいよ大会が開催されました。予選・決勝トーナメント共に、全員が同じ技(段位に登場する技)に挑戦をするというスタイルにて進められました。その為、現在級位を所有し、これから段位を目指す方々についても段位の技へ挑戦するという形となっております。普段、級位の技を練習されている方々にとって、段位の技へ挑戦する事は、普段の練習の内容が具体的にどの様に応用されていくのかを実際に経験する事になるので、非常に意味のある素晴らしい事と感じております(^^) 更に上記に加えて、今回の大会では年齢ハンデがあります。簡単には年齢が高ければ高いほど最初から高いボーナス点が加算された状態からのスタートとなります。例えば、60歳の人と80歳の人の技の成功回数が同じであった場合は、ボーナス点によって80歳の人が勝ちとなります。 改めまして、今回の「シニアマスターズ大会」での技10種目を掲載させて頂きます。 <シニアけん玉大会の技(10種目)> 1.世界一周 6.うぐいす 2.けん先すべり 7.一回転飛行機 3.地球まわし 8.つるしとめけん 4.うらふりけん 9.はねけん 5.さか落とし 10.一回転灯台 予選と決勝トーナメントのルールにつきましては、以下の通りです。 <予選> 【1】各自が上記の各技を2回ずつ挑戦(10種目×2回試技)し、1回成功1点として得点を算出する。 【2】上記【1】の得点に年齢ハンデの得点を加算する。 →40歳~49歳(0点)、50歳~59歳(2点)、60歳~69歳(6点)、70歳以上(8点)、80歳以上(10点) 【3】上記【1】と【2】の合計得点を集計し、得点の高い上位8名が決勝トーナメントへ進出する。得点が同じ場合は、年齢が高い選手が上位となる。 <決勝トーナメント> 【1】トーナメント表に基づき2名が前に出てきて、皆の前で上記大会の技10種目を同時に1回ずつ行う。1回成功1点として得点を算出する。 【2】上記【1】の得点に年齢ハンデの得点を加算する。 →40歳~49歳(0点)、50歳~59歳(1点)、60歳~69歳(3点)、70歳以上(4点)、80歳以上(6点) 【3】上記【1】と【2】の合計得点を集計し、得点の高い選手が勝ちとなり、次の試合に進む事が出来る。得点が同じ場合は、年齢の高い選手が勝ちとなり、次の試合に進む事が出来る。 【4】【1】~【3】のルールにて試合を進めていき、優勝~3位を決定する。 4-1.大会の実施(予選) しまっち六段さんが司会・進行役を務められ、選手が2列に並び、1列の選手が向かい側の選手の試技の成功・失敗を確認し得点をスコア表に記入、もう一方の列の選手が一斉に試技を行うスタイルにて進められました(^^) これまで段位の技を行った経験が殆ど無い人にとって、例えば「うぐいす」と言われても、どの様な技なのか分からないケースもあり、ヒューズ四段さんが丁寧に技の内容を説明されておりました。これまであまり馴染みのなかった段位の技への挑戦は本当に素晴らしい事と改めて感じております。また、この様な初めての挑戦の中で「はねけん」を見事に成功された大先輩もいらっしゃり、皆から大拍手となった場面もありました(^^) 今回の予選では、高得点を獲得された中、自ら決勝トーナメント進出を辞退し、他の大先輩の応援役として取り組まれるベテランの大先輩の姿がありました。多くの方にけん玉の面白味を味わってもらいたいというベテランの大先輩の配慮は改めて素晴らしいと感じております。 4-2.大会の実施(決勝トーナメント) 予選終了後、8名の選手による決勝トーナメントが行われました(^^)決勝トーナメントは、主審(兼副審)をしまっち六段さんが務められ、進行・記録係をヒューズ四段さんが、そして私(ルパン)は副審として取り組ませて頂きました。トーナメント表の左側の選手(2名)から順番に前に出てきて試合が行われました。 試合の中には、80代の大先輩同士の見応えのある素晴らしい対決(下の写真)もありました(^^) 大会が進み、3位決定戦→決勝戦と進み、優勝者はKさん(80代)、準優勝者はU参段さん(60代)、3位はY四段さん(60代)となりました(^^)(下の写真は決勝戦の写真) 今回の決勝トーナメントは、緊張感のある中、とても和やかで楽しい雰囲気の中で進められました(^^) 5.模範試合の実施 大会終了後、今年の1月に開催された日本けん玉協会主催の「全日本マスターズけん玉道選手権大会」にて準優勝されたIT四段さんと、3位になられたOT四段さんの2名により、決勝トーナメントの模範試合が行われました(^^) 実は、この内容は当初予定されておらず、急遽思いついて行われた内容となっております。ベテランのお二人による模範試合は緊張感のある中、とても和やかな雰囲気で行われました。今回のこの試合は、どちらが勝者になるかという事ではなく、ベテランどうしの試合の雰囲気等を皆さんに真近でご覧頂く事が一番の目的であったと感じております(^^) 6.賞品の贈呈 上記の模範試合終了後、T十段大師匠より、優勝~3位の方へ賞品が贈呈されました(^^)(下の写真は優勝者への賞品の贈呈) その後、しばらく各自で自由な技の練習が行われ、終了となりました。 以上の内容でした(^^) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年06月16日 00時22分05秒
コメント(0) | コメントを書く |