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キャリアコンサルタントひろくん

キャリアコンサルタントひろくん

2023.12.07
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日本人の2人に1人が一生のうちに、何らかの​​​がん​​​になるといわれています。がんは、すべての人にとって身近な病気です。確かに近年の医療技術の向上には目覚ましいものがあります。しかし、ひと口にがんといっても、その病状や経過は、がんの種類やがんが見つかったときの状態などによって異なり、治療に必要となる期間や労力も人それぞれです。その結果、仕事を退職せざるを得ない方がいらっしゃいます。今回はそういった方々の今後のキャリア形成(がんを治療しつつ、新しい人生を歩んでいく)のヒントになるような記事を作成致しました。

 

 がんにかかった方が相談をしながら問題に対処していく方向性としては、医療職への相談、ハローワーク等への就労相談、キャリアコンサルタント等専門職への就労相談が考えられます。

 医療職への相談は、主に看護師や社会福祉士などが担当します。主に治療の効果を挙げたり、治療する環境を整えることで、がん自体を治していく助けになることを目指します。

 ハローワーク等への就労相談は、全国の都道府県にあるハローワークの中には、がんを治療する方を特に重点的に支援する部門が設けられています。それらを活用することで、具体的に退職で発生する損失を減らしたり、雇用保険をはじめとする各種受給を可能にしたり、新しい就労先への就職支援を受けたりできます。

 キャリアコンサルタントとは就労支援の専門職です。ただし、その技量や人格はピンキリという現状があります。ハローワーク職員の多くもキャリアコンサルタントを所有していますが、キャリアカウンセラーを行う立場の者たちも多く存在します。ハローワークだけでなく、公共の就労支援施設(例:東京都であれば「東京しごとセンター」など)、キャリアコンサルタント協議会等に所属している個別カウンセリングに対応する者などが対象となるかと思います。ただし、近年はキャリアコンサルタントも、各分野に細かく分かれているので、がん離職者支援の実績があるキャリアコンサルタントを選ぶことが重要です。

 

 がんに限らず、病気を乗り越える場合は、自分自身でも病気のこと・支援体制等についてある程度学んで行くことが有効です。(専門的な支援は、専門職に任せればいいのです)そこで、以下にどのような支援先があるのかをご紹介していきます(202312月現在)

 

【​長期療養者就職支援事業​(がん患者等就職支援対策事業)】

この事業は全国のハローワークに在籍する専門相談員を活用していくものです。がん(肝炎、糖尿病等を含む)により、長期療養(経過観察・通院等)が必要な方の就職支援をしていきます。詳しい連絡先は、上記アドレスのページ内にある一覧を参照してください。

専門相談員たちは、治療や療養生活に関する相談のエキスパートである「がん相談支援センター」等と、患者様同意の上、治療状況・経過・今後配慮すべき点等の情報を共有することで、希望や状況に応じた職業相談・職業紹介を実施します。

相談者が入院中である場合は、がん診療連携拠点病院等でも職業相談・職業紹介に応じられるよう、院内への出張相談も実施することもあるとのことです。

 

【​がん情報サービス​】

「がん相談支援センター」は、全国の「がん診療連携拠点病院」や「小児がん拠点病院」「地域がん診療病院」に設置されている、がんに関する相談窓口です。施設によって「医療相談室」「地域医療連携室」「患者サポートセンター」などの名称が併記されていることもあります。

「がん相談支援センター」では、がんについて詳しい看護師や、生活全般の相談ができるソーシャルワーカーなどが、相談員として対応しています。なお、国が指定した研修を修了した相談員は、「がん相談支援センター」のロゴをかたどったバッジを着けています

「がん相談支援センター」は、患者さんだけでなく、ご家族や、その病院に通っていない地域の方々など、どなたでも無料・匿名で利用でき、主に面談または電話で相談することができます。

 

キャリコンサーチ

キャリアコンサルタントに個別の相談を申し込む場合、こちらのサイトが探すための一助になる可能性があります。ただし、彼らが本当の情報を載せているのかどうか(自分をよく見せようとする為)などの問題があります。(もちろんキャリアコンサルタントだけでなく、弁護士をはじめとして「士業」には共通の問題です)

ですので、契約を結ぶ前に相手の情報をしっかり確認したり、初回はパートナーと一緒に相談を受けたり、医療ソーシャルワーカーなどにキャリアコンサルタントの人柄を確認してもらったり等の作業をしていきましょう。相手の能力が十分でも、相性が悪い場合もあり得ます。そう言った意味でも、初回のキャリアカウンセリングを受けた後は、あなたが次回の申し込みをするかどうかを選べるようにしておくとよいでしょう。


注意:上記3つのリンク先については2023年12月7日現在有効です。それ以降は、リンク切れ等になっていないか?などにご注意ください。





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Last updated  2023.12.07 20:18:08
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